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熱いバトル?誰だよ?んなめんどくせぇことしようっつったの?

うp主「最近、入院しました。」

ゼロ「何したんだよ!?いきなりだなオイ!」

うp主「いや、整形だよ。」

ゼロ「せ、整形?整形って整形手術の?」

うp主「YES.我輩って少ししゃくれててね。」

ゼロ「クッキングパ○みたいな?」

うp主「そうそう、それを標準の感じに直すって感じの手術。」

ゼロ「そのまましゃくれ続けているお前も見てみたいがな。」

うp主「いや、肉とかイカとか噛み切れなくて何かと大変なんだぜ?」

ゼロ「へぇ〜。」

うp主「(´・ω・`)」

「グルルゥゥオォォ……」


間違いなく『ドラゴン』はこちらを見据えている。

とうとうここが気付かれてしまったのか……

いや、気付かれなかったのがおかしかったのだろう。

今までが運が良かっただけなのだ。


って、いやいやいやいや!

そんなことよりも!!

私ヴェルは『大悪魔』とはいえ、『ドラゴン』にとってはただの『食料』に過ぎない!!

ここでこの『ドラゴン』の『大魔法』が使われたら……!!

ってゼロは!?

ゼロはどうしてるの!?


「う〜ん……65点」


何、点数つけてんの!?

しかも超微妙!!


「片目に傷を負っているのはカッコイイ。だが、それ以外は普通だ。普通過ぎるくらいに。」


……なんか、ゼロの『ドラゴン』の基準高いね……

いや、だから!!

どうすんの!?

この状況!!

もう……ゼロ、いや、ゼロ様!!なんとかして下さい!!お願いします……!!



『そこの雑魚(ざこ)ども……そこは(われ)寝床(ねどこ)だ……今なら見逃そう……すぐに立ち去れ……!』



・・・。



「「キェェェェェエエエエエアアアアア!!!!!シャベッタァァァァァアアアアア!!!!!」」

「この世界の『ドラゴン』、(しゃべ)れんのか……なるほど……」

「は、話せたんだ……知らなかった……って、あなたも『ドラゴン』じゃん!!」

「いや、この世界の『ドラゴン』はオレ知らないから。っつーかヴェルさんも知らなかったみたいじゃねぇか。」

「だ、だって、『ドラゴン』なんて初めて会ったし……」

「じゃあ、『ドラゴン(オレ)』は?」

「あれ……?」



『すぐに立ち去れと言っておるのだ……』



と、さっきの『ドラゴン』からまたお怒りの言葉が……

もうここ出るしかないか……

なんか愛着あるんだけどなぁ、ここ。


「なぁ、そこの『ドラゴン』さんよ?」


いや、たぶん私死ぬんだろうな……

ゼロ……なんで喧嘩売っちゃうの?

ゼロは大丈夫でも私は死ぬよ?


「二つ言いたいことがあるんだが?」


ゼロは『ドラゴン』に指を二本突き出した。



『汝は立ち去る気はないのか……?』



「まず、お前何歳?」


ゼロは『ドラゴン』には構わず指を折りまげ、続けた。

もう、私、気絶しそうなんだけど……



『この我に口答えするとは……なかなか滑稽(こっけい)な奴だ……いいだろう……それぐらいは答えてやろう……」



「だから何歳なんだ?」


もう自分で死のうかな……

どうやれば死ねるかな……



『200年は生きているな……』



「そうか、なぁヴェルさん?」

「ひゃ、ヒャイン!?」


急に呼ばないでよ……

心臓止まるかと思ったじゃない……

あ、止まっても良かったかも……


「……な、なんだ、その返事……?」

「ご、ごめんなさい……」

「まあいいや。この『ドラゴン』がここに来たことあったか?」

「え?えと……さっきも言った通り、ゼロが初めて見た『ドラゴン』だけど……」

「と、300年ここで生きてきたヴェルさんが言ってんだ。嘘はやめようぜ?200歳の『ドラゴン』さん」


まさかの年下……


『ドラゴン』が

(なんでこんな雑魚そうな奴がこんなところで自分よりも長い年月生きてんだ!)

みたいな目で私をギロリと睨みつけた……


「ヒィィィ……!!」

「そして、二つ目。別にオレはこんなとこ出てってもいいんだが、」


こ、『こんなとこ』って……

なんか『グサッ!!』とくるなぁ……


「『雑魚ども』ってのが聞き捨てならねぇな……」



『ほう……『聞き捨てならぬ』と……?』



もう、気失いかけたよ私……


「確かにヴェルさんは雑魚い。オレならデコピンで倒せる。」


そ、そんなに!?

そんなに弱いの私!?


「……いや、もう息吹きかけるだけで倒せそうな気がしてくるな……」


なんか『ズグッシュォァア!!!』ってくるなぁ……


「まぁとにかく、オレはありとあらゆる世界を旅して、ありとあらゆる奴と会ってきた……。だが、今のところ、『()()()()、負けたことがない』。」



『ほう……これまた滑稽なことを……』



「だから、このオレを『雑魚』呼ばわりする資格があるか試してやろうじゃねぇか。」



『いいだろう……この我が記念すべき二度目を刻んでやろう……!!』



すると「ドラゴン』は口を大きく開け、大きな火の球を作り()()()……


やはり、今日は私の命日か……

さらば、我が人生……


と、ゼロは右手にぼんやり輪郭が見えるような透明な剣を作り()()、『ドラゴン』の尻尾に向かって振り下ろした。

すると、まるで空気ごと、いや、空間ごと切れるようにして『ドラゴン』の尻尾を真っ二つにし、爆発した……



『ーッ!?』



いきなりの衝撃に驚いた『ドラゴン』は、火の球も抑えられずに爆発し、そのまま横に倒れていった……


そして、私はその二度の爆発で吹っ飛ばされた……




「ぉ…い、お…〜い、ヴェルさん?」

「あれ、ゼロ?」


どうやら、私は気を失っていたらしい。

私、吹っ飛ばされたよね。

どこも痛くはないし……

って、そんなことよりも、

すごい。

生きてるよ。

私。

で、私は今どうなってるのかというと、

ゼロにお姫様抱っこされて……


「……ッ!?降りる!立てるから!大丈夫!降りまーす!!」

「おぅ、そうか。ほい。」

「うあっと!……あ、ありがとう……」


あぁ、びっくりした。

心臓の音がゼロにも伝わんじゃないかってくらいドキドキしてたよ私。

……ゼロのことだから、気づかれたかな……


「大丈夫か?ヴェルさん?」

「……え?あ、あぁ、えぇ、なんとか……あれ、そういえば、さっきの『ドラゴン』は?」

「そういやそうだな。あのバカデッカイのが消えたぞ?」


そもそもこの洞穴に入れるかわからないようなサイズだったのに……

……まてよ?

そもそもあの巨体が倒れたら『ドシーン!』とか衝撃があると思うんだけど……



「ぅ……ひっぐ……ぅっぐ……」



と、どこからともなく泣き声が……


「ヴェルさん、今度は何泣きだ?」

「私を勝手に泣き担当にしないで!っていうか、さっきドラゴンがいたあたりから……」



「えっぐ……うぅ……」



「どれどれ……あ、いた。」

「やっぱり、こっちから……」



「尻尾がぁ……ひっぐ……尻尾がぁ……うあああああん!!!!!」



「「…………。」」


そこには左目を包帯でぐるぐる巻きにしたボロボロの少女が泣き叫んでいた……


「……これは、ゼロが泣かせたってこと……?」

「まぁ……そうなるのかな……」



「うあああああん!!!!尻尾があああああ!!!!!」

うp主「ファイヤァァ!!」

ゼロ「いきなりどうした。」

うp主「燃やせるかな?って。ファイヤァァ!!」

ゼロ「何を?」

???「そんなんで燃えるわけないだろ。」

ゼロ「なるほど、お前か。」

うp主「そういえば我輩、火属性が弱点だった。(ゴア・マ○ラ)」

ゼロ「少なくとも火だるまになりながら平然と言えるセリフではない。」

???「オレはどうすればいいの……」

ゼロ「次回予告でもすればいいんじゃね?」

???「そうか、じゃあ……」



次回『ちょっと田んぼの様子見てくる』



ゼロ「……オレが?」

???「なんで、アニキが田んぼ見に行くのさ?」

うp主「必殺『だきつく』」

???「熱ッ!熱ッ!ア"ッ"ヅ!!!」

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