表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/23

『空の雲はちぎれ飛んだ事に気づかず!』『消えた炎は消えた瞬間を炎自身さえ認識しない!』

???「なぁ、アニキ?」

ゼロ「なんだ?……っつーかなんでお前がここにいるんだ?前回の後書きで出たばっかりじゃねぇか……うp主はどうした?」

???「うp主なら食ったぜ?」

ゼロ「そうか、じゃあいいや。」

うp主「いや、ツッコんで〜ゼロ〜」

ゼロ・???「「生きてたのか!?」」

うp主「ひどぅいなチミ達!?」

???「まぁ、それは捨てといて。」

うp主・ゼロ「「置いとかないのか……」」

???「アニキの能力のひとつに『値を0にする』ってのがあるだろ?」

ゼロ「まぁ、あるが……それがどうしたんだ?」

???「ジョ○ョの設定みたいなのをまとめたサイト見てたら、例のチートスタンド『GER』の能力は『ゼロに戻す』らしいぜ?」

ゼロ「……つまり?」

???「それ……アニキもできるんじゃね?」

うp主・ゼロ「「た、たしかに……」」

???「よーし!じゃさっそく試してみようぜ!」

ゼロ「まぁ、やってもいいが……っつーか前書きでこんな喋っていいのか?」

うp主「じゃあ、こうしよう。」

ゼロ・???「「ん?」」

うp主「キング・クリムゾン!後書きまでの全ての時間は消し飛ぶ!」

ゼロ「おい、それ本編も飛んじm……

ドォーン!!!

「まぁ、『ドラゴン』なんかにゆさぶられたらそうなるわな。うん。」

貴重(きちょう)な金のなる木を殺すところだったのね。ごめんなのね、ゼロ。」

「いや、オレじゃなくて金のなる木に謝ってやれって。」

「『金のなる木』も否定してよ……」


ヴェルが意識を取り戻したところで、話を再開しよう。


「まぁ、冗談(じょうだん)だ。すまんすまん。」

「というわけで、今度はゼロの番なのね。」

「え?オレ?」

「当たり前なのね。こっちも見せたからそっちも見せるのね。」

「私も、もう一度見たい。」

「う〜む……さっき言った通り、オレ魔法は全く使えないぞ?」

「『能力』が使えるって言ってたじゃない。」

「あぁ、大きく分けて3つある。」

「じゃあ、その3つともm……


「ダメだ。」


「「……え?」」


ゼロに即答されて、二人は戸惑う。


「『3つとも』は無理だ。」

「な、なんで……なのね?」


ゼロはオホンと咳払(せきばら)いすると、ゼロから違う人の声が聞こえてきた。


「『ここで3つ全部紹介したら!この後の展開とか!ネタとか!ストーリーとか!ストーリーとか!ストーリーとか!!!ネタ切れを起こす可能性が極めて高い!だから全部バラすんじゃあねぇぞ!もしバラしたら我輩が溶鉱炉(ようこうろ)に親指立てて沈んでやるからな!』……と、うp主に言われてるから無理だ。まぁ、もう(すで)に2つ見せているんだがな……」

「……メタイね……」

「……メタイのね……」

「……メタイだろ……」

『……ワイルドだろぉ?』

「「誰いまの!?」」


どこからともなく聞こえた声にさらに戸惑う二人。

つかマジメに誰だいまの……



グゥ〜……



おっと、今の腹の虫の正体はわかったぞ?

犯人は、そこで顔赤くして腹おさえている二人だ!(どっかの眠りの名探偵風)

って、そういや朝メシまだだったな……


「まだ食ってなかったな。なんか()ってくるか?」


オレが飛行の構えをとると、


「いや、さっきのリンゴの礼もあるし、なんだか悪いのね。だからレイアが()ってくるのね。」


と、レイアも翼を広げる。


「いやいや、お前は片目が見えないし、オレが尻尾()っちまったから探しにくいだろ?だからオレが()ってくるよ。」

「いやいやいや、ゼロは優しすぎるのね。レイアが()ってくるのね。」

「いやいやいやいや、オレが。」

「いやいやいやいやいや、レイアが。」

「「いやいやいや……」」

「あ、あの〜……」

「「ん?」」

「私が()ってこようか?」

「ヴェルさんはおとなしくしてろ!」

「あんたはおとなしくしてるのね!」

「は、はい……」


でも、さすがにオレもキリがないと思いひとつ提案した。


「よぉ〜し。もういっそのこと、二人でどれだけ獲捕狩採取()ってこれるか勝負しようじゃねぇか。」

「いいのね。もちろんズルとかはなしで頼むのね。」

「おうともよ!じゃあいくぞ!よ〜い……」

「ちょちょ、ちょっと待って!?」

「「んぁ?」」

「ヒッ……!っていやいや、こんなところで『ドラゴン』二人がそんなことしたら、生態系がいろいろと危険なことになっちゃうんじゃ……」

「「……うん?」」


……たしかに。

特に殺戮兵器(さつりくへいき)のオレもいるし、そこに『ドラゴン(レイア)』も加わるとなると……



オレ達なら瞬きする間に

(指をならす)

皆殺しにできる。



うむ、筋肉モリモリマッチョマンの変態も真っ青だな。


「た、たしかに……そんなことしたら死刑まっしぐらなのね……」

「オレはたぶん終身刑だな……」

「よ、よかった……おさまってくれて……それに、たくさん採ってこられても食べきれないじゃない。」

「それもそうだな。」

「う〜ん……じゃあジャンケンで決めるのね。」

「ジャンケン通じるんだ……」

「逆に通じない世界あるのね?」

「あぁ、あるには……いやまてよ……?言われてみれば大体の世界は通じるな……」

「な〜んだ、通じるじゃないのね。」

「あぁ、すまなかったよ。」

「あんたはさすがにわかるのね?ヴェル。」

「えっと、グーチョキパーを……」

「「そうそう。」」

「……どうするの?」

「「なんでやねんッ!」」ズコッ!



「グーはチョキに勝てて、パーに負けるのね。」ゴゴゴゴゴ……

「チョキはパーに勝てて、グーに負けるのね。」ズァッ

「パーはグーに勝てて、チョキに負けるのね。」バァーン

「……なんでいちいちジョ○ョ立ちなんだよ……」

「わかりやすいのね。」

「わかりにくいだろ。」

「なるほど。」

「ヴェルさんもわかるんじゃないぜ……つか、ジョ○ョ通じるのかよ!」

「大体の世界通じるのね。」

「ここだけだわ!」



「よし!じゃあ改めて!いくのね!」

「おう!」

「えぇ!」

「……いや、ヴェルさんは別にはまらなくていいぞ?」

「じゃあ、なんのために教えたの!?」

「「ジャ〜ンケン……」」

「ねぇ!聞いてる!?」


……フッ、どうやらレイアはオレが『機械』だということを忘れているようだな。

オレにジャンケンを申し込む時点で、すでに敗北は決定している。

オレの『(カメラ)』をなんだと思ってんだ?

何もかもスローモーションで見えるんだぜ?

……人差し指と中指を伸ばす動作……

さては『チョキ』だなオメー。

オレはそのまま握り拳(グー)を前に突き出す。

もし、フェイクだとしてもオレぐらいのスピードならなんてことはない……


「「ポン!」」


結果は予想通りレイアが『チョキ』を出し、オレが『グー』を出してオレの勝……


「……ポン!」


と、もう一つ手が伸びてきた。

『パー』を出している。

つまり、3人とも違うものを出して『引き分け』だ。


「なッ……!?」

「えッ……!?」


さすがのオレも予想外……

パーを出したのはもちろんヴェルさんだ。


「なんかその……やっぱり争うのはダメだと思うの。だったらもう、みんなで歩いて採りにいけばいいんじゃないかなぁって。もちろん生態系のことを考えて。その方が平和じゃない?」


ヴェルさん……なんて大人なんだ……


「ヴェルさん……」

「あ、あんた……」

「ん?」

「「やっぱ天使だわ(なのね)……」」

「だ、だから私『大悪魔』!!」


ヴェルが反論しているとき、ゼロとレイアは翼をそっと閉じたのだった……

うp主「いや〜まさかゼロがほんとに『GER』使えるとはね〜。」

ゼロ「オレ的にはお前が究極生命体だったことに一番驚きだよ……つーか、今回もなんか短いし、雑な終わり方じゃ……」

???「あれ?なんでオレここに?」

うp主・ゼロ「「なんか人(?)変わってる……!?」」

ゼロ「え……?おいさっきの???はどうした?」

???「え?いや、オレも知らん……てか、???がいたのか?」

ゼロ「あいつ、いったいなんの能力使ったんだよ……」

???「ヤベェ……ここにいるということは、オレが次回予告を言わなければならないということ……オレ次回予告なんも考えてなかった……」

ゼロ「いや、そんな考えなくていいから……」

???「そ、そうだ!これにしよう!」



次回『タロットカード13番目の暗示!』



???「ラリホー」

ゼロ「だから考えなくていいって、なぁうp主?」

うp主「こっうおおっ!?こっうおおっ!?こっうおおっ!?……」

ゼロ「いやレクイエムしなくていいから……」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ