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兄と弟。
9,5割フィクションです。
平成元年、兄誕生。初孫である。そりゃ周りから可愛がられた。
しかし、だからと言ってかわいく育つとは限らない。
平成五年、弟誕生。二人目の孫である。生まれた当初は女の子のようだった。だからと言って可愛いく育つとは限らない。
そして次の年に、親の都合により、都心より田舎暮らしを始める。
兄はかろうじで意識が存在する。
弟はまだ一歳になるくらいだ。意識なんか存在しないだろう。
そして時は流れ、
平成十九年、兄、高校卒業。進学を期に都心に上京。部活動のスキーで高校、大学まで要領よく進む。
同年、弟中学三年に進学。その前に二年の教室が二階だった為に、二階くらいなら飛び降りても行けるだろうとベランダの柵を乗り越えたところを先生に見つかり、自殺未遂。
しばらくベランダの使用が禁止となる。
そしてまた時は流れ、
平成二十三年、兄、大学卒業。就職を期に地元に帰還。
同年、弟、高校卒業。進学を期に都心に上京。
そしてまたまた時は流れ問題の、
平成二十五年、弟、専門学校中退。(正確には休学。)
そして同年、兄、就職先を辞職。
こんな経緯で、この兄弟は同時期にフリーターとなる。




