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腕時計シリーズ

腕時計

作者: 「F」

初投稿です。

日々思い浮かぶあれこれをたまに書いてみたりするかもしれません。

機械モノが好きだ。


メカ的なものが好きだ。


なぜなら男の子だから(中身は立派にオッチャンだが)




時代の変遷と自身が年齢を重ねる毎に諦めてきた趣味が多数ある。


実際問題、収入は無限ではないわけで。


クルマが好きだったり、オーディオが好きだったりして、随分な金額(自分基準)を注ぎ込んでいた時代。


それはそれは幸せな時代の記憶。


しかしそれは既に過去のこと。


もうそれらは許されない。


いろいろあって住む場所が変わり、仕事も変わり……という変遷を経て収入は減少。


しかしプレッシャーやストレスに関しては、現職ではほぼ皆無。


やはり収入とは仕事のプレッシャーに比例するものなのだろう。


気楽に多くの収入なんてのはありませんな。




そして今、唯一手元に残された趣味が腕時計。


とは言っても、所謂高級ブランドや雲上ブランドではなく実用時計。


セイコー、シチズン、オリエントなどの国産機械式腕時計。


但し、半世紀ほど前のものが中心。


せっせと風防やケースを磨き、ベルトをあれこれ付け替えて楽しんでいる。


インドア限定で、見ようによっては非常に根暗で孤独な趣味の世界。




昔は出張で地方へ行くたびに、暇な時間に土地の質屋を回ったりして入手していたものだが、


最近はオークションという非常に便利なものがありますな。


これとて高いものは買えません。


オッチャンの少ないお小遣いの範囲で楽しむ程度。


お陰で必要もないのにB級品が増殖中。


そうして本数が増えていくと面白いことに気がついたりする。


オールドではカレンダー合わせが面倒なものが多いので、ノンデイトを中心に集めていた筈なのに、


何故かハタと気がつくと日付のところにサイクロップレンズがついた時計が増えていた。


 * サイクロップレンズというのは日付表示窓のところについた拡大用レンズのこと。

   一つ目巨人のサイクロプスからきた言葉。


今どきの時計のようにリューズが二段引き出し式になったクイックチェンジなんぞありません。


大体が日付が変わるあたりまで行ったら、せっせと短針を行ったり来たりさせて日付を進めます。


流石に二回転させるようなものは買いません。


実用品としては、やはり日付表示がついてるといろいろ便利だということだろう。


無意識のうちにそうした意識が働いたものと思われる。


それでも初代セイコースポーツマチック5のように曜日までついててクイックじゃないものは、


合わせること自体が苦痛なので(竜頭も小さいし)ついつい登板機会が減少する。


これも後にプッシュ式竜頭になって、少し楽に合わせられるようになったが。




そんな中で、最近久しぶりに(20数年ぶり)海外メーカーの時計を入手。


ウォルサムのアメリカーナ、25石自動巻サイクロップレンズ付き。


自分の中では新しめの70年代の製品。


といっても日付更新は短針往復するスタイルで古典的(壊れにくい実績のあるもので安心)なもの。


元々はアメリカのメーカーですが、50年代の途中からスイス生産でマニアには見向きもされません。


マニアにとってウォルサムとは、鉄道時計にも使われていた古い懐中時計こそが本物らしい。


まぁ自分にとってはどうでもいいことで、これがなかなか想像以上に良いものだった。


 ・質感が安っぽくない。


 ・日付切り替えが瞬間チェンジ(オールドは何分かかけてユルユル変わるものが多い)になっている。


 ・所謂クッションケースと呼ばれるスタイルが非常に70年代的なデザイン。


 ・手巻もついた自動巻だが、巻き上げが非常に軽快で気持ちいい。


 ・調べてみたら川端康成先生や池波正太郎先生のお気に入りブランド。


結構お気に入りで、このところローテーションの中でも登板機会が多めになっている。




もう一つ最近増えているのが、元々ドレス用時計の防水ケース入り。


セイコーだとウォータープルーフ。


シチズンだとパラウォーター。


オリエントではスイマー。


それぞれ呼び方は異なるけれども、求めた方向性は一緒。


但し、古い時代の時計なので本物の防水性を期待してはいけない点も残念ながら一緒。


例えばシチズンのデラックス、ハイライン、エースなんかは元は非常にドレッシーな薄型時計。


これがパラウォーターケース入りになると途端に厚みのあるケース入りでデザインもカジュアルに。


あまりドレッシーなものは普段に使いづらい。


適度に厚みとゴツさのあるデザインが、コロンとしていて愛嬌が感じられる。


手巻時計が自動巻と同じくらいの厚さになってドレスっぽさは影を潜めていい感じ。


最近のお気に入りはハイラインとエースのパラウォーター、ロイヤルオリエントスイマーの3本。


ロイオリスイマーは当時のIWCデザインを参考にして、というか……もろパクリ。


結構高級感がある割にはカジュアルっぽさもあるという秀逸なもの。


機械も正確で、とても東京オリンピック前の製品とは思えない。





コレクションBOXもいつのまにか増えてきてるので、そろそろお休みしとかないとお目玉喰いそうだ。


既に一度はご指摘を受けている。


悲しいことだが、女性は全くこういうものに理解が無い。


あちらのブーツやコートが年々増えるのと何が違うのか、こちらとしては理解に苦しむわけだが。









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[良い点] 最近、セイコー5スポーツをプレゼント用に購入したら、自分でも欲しくなってしまった愚か者です。 昔は、ロレックスだとか、オメガだとかに目が行ってしまってましたけど、国産で何か無いかなと思う次…
[良い点] ハイラインのパラウォーターをお持ちですか! 私はハイライン一本やりです。 金貼りボディーに焦げ茶の革バンド。 文字盤は変色したのでしょうか? 藤色のような、うすい小豆色のような色をしてい…
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