第二十四話 死ぬなんて何時でも出来る
今週三度目の更新になります
以前のお話を未読の方は其方からどうぞ
シリアス と見せかけて シリアル
怪我人は出ませんが怪我人の話は出ます
苦手な方はご注意下さい
地球防衛軍基地に着くなり、付属の病院に放り込まれた。
服を剥かれて、怪我が無いか隅々迄調べられる。
わたしなんかより明らかに重傷な人間が居るだろうに、ご苦労な事だ。
殴った所為で腫れた右手に、両掌の擦り傷は多分跳ね飛ばされた時の。軽傷を大仰に治療されて、暫く待機をと病室へ通された。
真っ白なベッドに腰掛けて、顔を覆う。
先刻迄の気違いじみた錯乱は、半ば収まって居た。
其でも、何だか断定し辛い言い様の無い感情が、お腹の底や胸の奥で、渦巻き荒れ狂って居る。
わたしは、死ぬはずだった。
死を望まれ、銃を突き付けられ、引き金を引かれた。
其でも今生きて居るのは恐らく、上空遥か地球の外から、わたしを見張るナニカが手出ししたからだ。
二つの大陸を消し去った力を、わたしひとり生かす為に振るった。
わたしを守る為に弾道に飛び込んだ、タナカさんは見殺しにして。
なんだそれは。
なんなんだよ。
「あぁああぁあああっ!!」
胸に凝る澱みを、吐き出す様に叫ぶ。
其でも収まりが着かなくて、ベッドを殴り付ける。
苛々する。むしゃくしゃする。お腹の中で、癇の虫が暴れ回って居る。
其処迄するならいっそ一思いに死んでやろうかと、周囲を見渡した。
変哲の無い質素な病室。自分の荷物は車に放置されて居るだろうし、見回しても凶器になりそうな物は無い。
窓ガラスが目に入って、割れるだろうかと考えた。中に鉄網が入ってるとか無い、見た目は普通のガラス窓だ。
強化ガラスなら割れない。でも、割れるなら武器になるはず。
徐に立ち上がって歩み寄り、振り上げた腕を掴まれた。
其の儘引き寄せられて、誰かの腕に収まる。
「何、してるんですか?」
「…そんなに殺したくないなら、嫌がらせに死んでやるのも一興かと」
抱き締める振りで両手を拘束した後藤さんに、嘲笑を浮かべて答えた。
わたしがトラブルを起こす度呼ばれる。其だけ優秀だと言う事だろうけど、災難なひとだ。
少し身体を強ばらせて、後藤さんが口を開く。体勢の関係上片耳の近くで発される声に、ぞくりとした。
「そんな理由で、死なないで下さい」
「顔も知らない得体の知れない奴等に、弄ばれる様な命ですよ?」
咄嗟に口を突いた言葉で、自分の中でわだかまる感情の理由に気付く。
独り言や、音読、他人への指導。勉強の理解を深める方法として挙げられる其は、こう言う現象が根拠なのかも知れない。
形無いものを型にはめて、分類する。“分かる”の語原であろう其は、何とも人間らしい世界の認識方法だろうか。
何もかもに言葉を当てはめて、画一的に管理する。一と零。言葉が発明された時既に、科学は始まって居たのだ。即ち其は、人間の歴史其のもので。
形無いものでも言葉に起こせば、理解出来る。
理解出来た、気持ちになる。
喩え其が、正しい形でなかったとしても。
わたしは何故、侵略者に激怒したのか。こんなに錯乱したのか。
遊戯の如く弄ばれ踊らされる状況が、耐え難かったからだ。
やろうと思えば簡単にわたしを殺せる。
交渉も必要無いのだ。きっと殺さなくたって、奴等は簡単にわたしを誘拐出来るのだから。
ならば何故、こんな迂遠な方法を取って居る?
遊んで居るとしか、思えなかった。
わたしや周囲、世界中が慌てふためき苦悩し足掻くのを、まるで神の視点にでも立ったかの様に見下ろして、楽しんで。
ふざけ、やがって。
基本的に天邪鬼なわたしとしては、弄ばれるだけの現状が腹に据えかねる。
「理由はわかりませんが殺すまいとされてるんですよね?わたしは。なら、死んだら如何なるか気になりません?飽く迄経験則からの仮説ですけど、室内迄は手を出せないんじゃないかと思うんです。だから、室内で景気良くぐさっと、」
「やめて下さい」
わたしが腕にペンぶっ指した時や、同僚達と喧嘩した時、奴等の介入は無かった。死ぬ程の状況じゃなかったとも言えるが、ペンが重要な血管傷付けない保証は無かったし、実験室には危険な薬品も多々有った。
加えて、侵略者共はくれぐれもわたしを守る様に春田さんへ厳命して居たはずだ。
実力を悟らせない為のフェイクと言う可能性も有るが、彼等の能力が野外限定と言う可能性も十二分に有り得るはずだ。
笑ったわたしを苦しい位に抱き締めて、後藤さんは低く言った。
「自棄に、ならないで」
「だって、結局、死ぬ以外に方法なんか在るんですか?屈して従うか、屈せず死ぬか。其の二択でしょ、わたしに残されてる道なんて」
だったら、死ぬ方が性に合ってます。
死にたくない気持ちはまだ有る。死にたくない。問われる迄も無く、明らかな話だ。
隷属でも生きて居るなら、そう思って居たのも事実。
だがしかし、奴等のやり口は気に入らな過ぎる。
リメンバーパールハーバーは無理でも、窮鼠猫を位は、やってやりたい位に腹が立って居る。恐怖より、怒りが勝って居るのだ。
大体がわたしは天邪鬼な訳で、死ねと強要されれば生きたくなり、生きろと強要されれば死にたくなる。生きて犠になれと言われるなら、死んで犠を拒絶するのがわたしらしい。
「むかつくんですよ。好き勝手遊ばれて。好い加減頭に来てるんです。お前等なんか知るかって叫んで、自分のドタマぶっ潰してやりたいと思う位にはね」
「…まあ、気持ちはわかりますけど」
…ちょ、其、本音っぽいぞ後藤さん?
つい怒りも忘れて唖然としたわたしを手放し、後藤さんは笑った。
「でもぼくとしては、此処で白波瀬さんに死なれるのも、其は其で業腹なんですよ。白波瀬さんならもっと、痛快な解決法を思い付けるんじゃないかとか、考えちゃって。怒りに我を忘れた判断で未来を潰すなんて勿体無い。そうして追い詰める事こそ、奴等の思惑かも知れないじゃないですか」
「だから、死ぬなって?」
「ええ。駄目ですか?死ぬなんてほら、何時でも出来るじゃないですか」
死ぬなんて何時でも出来る。自殺志願者に聞かせたい言葉だ。
でも、今日出来る事を明日に延ばすなとも言うよね?
「奴等の為に死ぬ位なら、ぼくの為に生きて下さいよ。言ったでしょう?意志を貫いて欲しいって。あなたが生きたい様に生きられる様に、守って。もう少し、ぼくに頑張らせて下さいよ」
手を引かれ、ベッドに座らせられる。
わたしの前で膝を突いた後藤さんは、わたしを見詰めて微笑んだ。
「田中一曹は無事です。他の護衛も、犯人も。あなたはまだ、誰も殺して居ませんよ」
ぽろっと、涙が零れた。
吁、もう。
だから、なんで。
何で、此のひとはこう、わたしの涙腺を決壊させに来るんだ。
手を上げるより早く、抱き寄せられた。
何時かの様に後藤さんの、肩に顔が埋まる。
「大丈夫。誰も見て居ませんから」
「っく。…ふっ」
嘘は見抜かれて、真実が涙になって零れた。
撃たれた、タナカさん。
腕を落とされた、襲撃犯。
わたしの所為で、傷付いたひと。
「被害は襲撃犯と護衛だけ。民間人の怪我人は、白波瀬さんだけです。まったく、あなたは。銃持った男相手に殴り掛かってマウント取るとか、何やってるんですか」
「だっ…て、っく、タナカさんがっ…」
守ると言って、くれたひと。わたしなんかに本気で同情して怒ってくれた、優しい、女の子。
顔を埋めた肩から、笑う気配を感じた。
「田中一曹以外も、撃たれてんですけどねー。まあ、一番の重傷は田中ですけど」
「でも…佐原さんも、八郎さんも、大丈夫でしたよね?…っく」
佐原さんがわたしを押さえ付けて車に押し込んで、八郎さんと後ふたりで犯人取り押さえてて、此で四人。五人目はタナカさんで、彼女の応急手当てにふたり居た様な。
銃声が何発したかは良くわからないけど、そんなに多くはなかったよね?
「怪我して、犯人確保は、っふ、出来ないだろうし、タナカさんの、手当てして、うっく、してたふたり、ですか?肋骨でも折った?」
「あ、はいはい。そうです。岩城が肋骨折りました。田中も、肋骨じゃなく鎖骨ですが折ってますね。良くわかりましたね」
「…錯乱して、たから、失念してまし、たけど、防弾、ベスト、っく、着てましたね、あなた達」
やばい嗚咽が止まらん。
後藤さんの肩から顔離せないし。
にしても、防弾ベスト着てて肋骨やら鎖骨やら折れるって、質悪いのか、地球防衛軍装備。
「ええ。其のお陰で岩城は命拾いでしたよ。護衛向けに目立ち難く薄手にされたのじゃなく、しっかりごついの着けてれば骨も折らなかったんでしょうけどね」
成程。護衛用の見た目重視品だったのか。お洒落は我慢ってか。命を守れよ!
「田中は運悪く、ベスト以外の部分に被弾して。一命は取り留めましたが暫く復帰は無理でしょうね。後で、お見舞い行きましょうね」
「凄く、血、出てましたけど、っく、ほんとに、大丈夫、ひっ、なんですか?」
「被弾は左の鎖骨と右太股ですね。右胸も被弾して居ますが此方は防弾ベストで重傷を免れてます。出血は酷かったですが、処置も早かったですし臓器も傷付けて居ません。処置の関係上今は寝てますけど、直前迄あなたの心配してたらしいですよ?」
鎖骨で酷い出血って其、頸動脈やってない?ねぇ、本当に大丈夫なの?
不安になるわたしの背中を、後藤さんが叩く。後藤さんは、ぽんぽんと叩く感じに撫でる派らしい。
「処置は終わってますし、直ぐ面会可能になりますよ。ちゃんと、お見舞い行かせてあげますから」
お見舞いに行かせてくれる=生きてる姿を見せてくれる
死ぬ可能性の高い状態なら、出来ない約束だろう。確約してるのは、後藤さんだし。
「じゃあ、ぐすっ、タナカさんも岩城さんも無事、で。後は、えーっと、あの、襲撃犯は?」
「あ、覚えてたんですね。夏川二曹も無事ですよ」
「え?」
「え?」
思わず泣いてぐしゃぐしゃの顔を上げて、首を傾げる。
「夏川晴史、今日、居ましたっけ?」
と言うか、パッパラパー=夏川晴史って理解は、如何なの後藤さん。
わたしの態度的に、推察したのかも知れないけど。
きょとーんと目を瞬いたわたしを見て後藤さんは絶句し、直後顔を背けた。
ぶはって、笑ってるな、おい。
「だ、抱き締めて、被弾っ、し、て迄、っくく、庇った、のに、覚えられてない、っとか、ふっはは。ふっ、不憫っ、過ぎっる…くははっ」
「なら笑うなよ」
後藤さんに突っ込みつつ考える。えーっとえーっと?
今日の護衛は、八人だったな。
佐原さんタナカさん八郎さん、岩城さんに、あのひととそのひととー、あのひとだね、で、七人。後ひとりは、ああ、夏川晴史か。確かに居たわ。
で?抱き締めて庇った?
確かに、銃声と同時位に腕を引かれて、羽交い締め?にされた気がする。
タナカさんが撃たれてて、犯人が目に入って、拘束する腕を振り払った、様な。
わたしを拘束してたのは男の腕で、そう言えばやけに力が弱々しく、触った時、手に血が付いた?
あれ。ちょっと、待て。
拘束する腕を振り払って、追い縋る手も叩き落として、でも更に何度か呼ばれた。『萩沙ちゃん』って、結構必死に。其の割に腕の主で在ろう声の主はわたしに付いて来なかった訳で。
…付いて来れないレベルの、重傷だったって事じゃないですかね?
其処迄して守ってくれた相手を邪険に振り払って、留めようとした声を無視して、しかも相手を忘れるって、かなり、かっぬぁーり、非道じゃないですかね?
わたしを下の名前、しかもちゃん付けで呼ぶ護衛は、ひとりだけだ。
「あー…」
泣くのも忘れて呻き、両手で額を抱えた。
「…済みません。夏川晴史の怪我は大丈夫ですか」
喩え相手が夏川晴史だろうと、其の扱いは非道過ぎる。
後藤さんが笑うのも無理は、無理、は?
「否、部下(?)が負傷してんのに何笑ってんですか後藤さん」
おかしいだろう。明らかに笑ってる場合じゃない。
「夏川二曹はぼくの部下じゃないですよ」
「ああ、そうなんですね。って、其処は如何でも良くて!他人の負傷を笑い物にしないで下さいよ!!」
「ぼくが笑ったのは命の恩人を突き飛ばして迄敵を殴りに言った挙げ句、恩人の存在をころっと忘れてた白波瀬さんの所為ですから」
「え゛」
ぎょっと、固まる。
今、聞こえちゃならん台詞が、聞こえた様な。
「…突き、飛ばした?」
怪我人を、わたしが?
自分の手に突っ伏して居た顔を上げ、恐る恐る見下ろした後藤さんは、いと爽やかなる笑顔で頷いた。
「ええ。白波瀬さんが、あなたを庇って負傷した夏川二曹を、突き飛ばしました」
「…うそやん」
「まあ、突き飛ばしたと言うより、負傷した夏川二曹が白波瀬さんに振り払われて踏み留まれなかっただけですけどね。振り解かれて体勢を崩しながらも追い縋って留めようとして、其すら振り払われて完全にバランスを崩して、べしょっと横薙ぎに突き飛ばされた感じに。殴りに行く白波瀬さんに加えて其の状況で度肝を抜かれて、白波瀬さんを止め損なったみたいですね。あの馬鹿共が」
白波瀬さん、きちくか!おにちくか!鬼畜生か!!
言葉を失うわたしの前で、いと爽やかなる笑顔のナイスミドルが語る。
「佐原は指示出して車取りに行ったみたいだが、彼奴も混乱してたみたいですね。犯人確保の前に責任者が離脱して如何すんだど阿呆が」
後藤さん、八つ橋!言葉を生八つ橋に包んで!!オブラートじゃ薄過ぎるわ!歯に衣着せた上で更にダウンジャケットと毛皮のコート着込ませて!!
「撃たれた位でへたり込むのも、情け無いですよね。大丈夫。情け無い男を突き飛ばした位で気に病む必要有りませんからね。ええ。怪我人に鞭打つ様な行動ですが、怪我人だろうが軍人ですから、鞭は華麗に避ける位でないと駄目ですよね。白波瀬さんの素晴らしいご指導は、ぼくから夏川二曹に伝えて、他の護衛も全員徹底的に叩き直しますから、安心して下さい」
怒ってる。いと爽やかに笑いながら怒ってるよ後藤さん!!
怖いから。凄く怖いからモウヤメテ!!
「あああああ、安心感とか、も、もう十分なんで、だ、だだ、大丈夫ですよ。済みません、夏川晴史には後で土下座して謝罪しますのでっ!!」
ぶはっ。
ちっ
ちっ
ちっ
ぽーん
「…」
何、笑ってやがる此の後藤コノヤロウ。
最早病室の床にうずくまってぷるぷるして居る後藤さんを、わたしは排水口に蟠った抜け毛でも見る様な目で見下した。
「早く頭退けないと、蹴り飛ばしますよ」
凄く蹴り易い位置に在る頭に向けて吐き捨てる。
いまだぷるぷるしながら後藤さんが立ち上がる。
「す、みませ、ふはっ。そ、そんなっ、っくく、慌てると、ぷくく、思わっ、くく、なくって、くっはは」
黙ってたらナイスミドルなのにコンチクショウのコンコンチキめ。
「わたしの荷物、返してくれます?多分車に在るので」
「ふっくく、っと、荷物ですか?構いませんが、何か必要な物が?」
「ええ。中にカッターが」
にっこり。
後藤さんがわたしを見下ろして、片手で額を押さえた。
「…からかって済みませんでした。あなたに何か有れば田中二曹が悲しむのでやめて下さい」
「わかれば良いんです。で、夏川晴史の怪我の具合は?」
せこい説得方法を取った後藤さんを睨みつつ問う。
後藤さんは肩を竦めると、少し下がって窓枠に寄り掛かった。
座れば良いのにと思って見回すが、此の病室にはベッドが一台きりだった。
「被弾は右上腕と右肩。幸いにも重要な血管は傷付けて居ません。処置も終わりましたし、暫くリハビリすれば職場復帰も可能でしょう。治療費と療養中の給金は保証しますので、ご安心を。寧ろ臨時ボーナスものですから、負傷者に関しては。特に田中は、昇進が有ってもおかしくありませんよ」
「タナカさんと夏川晴史が居なかったら死んでましたもんね、わたし」
タナカさんは振り向いたわたしの左斜め前に立ち塞がって居た。夏川晴史が腕を引いて居なかったら、多分丁度真ん前の位置だったのだろう。
身長の近いタナカさんの左胸に被弾。つまり、わたしの左胸に被弾しておかしくない弾道だったと言う事だ。わたしより身長の高い夏川晴史の肩に当たるなら、わたしの場合は首か頭。
護衛さん達と違って防弾ベストを着て居ないわたしなら、あっさり死亡出来た一撃のはずだ。
わたしに届く前に消滅させられた可能性も有るけど。
つまり襲撃犯はちゃんと、わたしを狙って撃ったと言う事か。ノーコン呼ばわりは、失礼だったかな。街中発砲のイカレポンチだし、まぁ良いか。
「…襲撃犯のパッパラパーは?」
「ああ、パッパラパーって夏川二曹の事じゃなかったんですね」
先刻から非道いぞ後藤。
「仮にも自分の護衛に付く人間をパッパラパー呼ばわりしませんよ。たまにしか」
「たまにするんですね」
「そりゃ、たまには。…じゃなくて、腕取れたひとは?別に着脱可能な腕だった訳じゃないですよね?」
切断面的に、生身だった。
後藤さんは少し考える素振りの後で口を開く。
「切断面が綺麗だったので、縫合処理したそうですよ。命に別状は有りません。そろそろ話せる様になってるはずですから、会いますか?」
「え…?」
「何で撃ったのかとか気になりません?文句も言い足りないんじゃないですか?」
むかついては居るが、文句は、
「ひとりふたりに文句言って、如何こうなる話でも…」
「まあ、其もそうですね。其なら、会わなくて良いですか」
「と言うか、会って良いんですか?」
「会いたいならごり押しますよ。会いますか?」
視線を落として少し考えてから、わたしは後藤さんを見上げた。
拙いお話をお読み頂き有難うございます
ぶった切れたっぽい終わり方ですが仕様です
続きもお読み頂けると嬉しいです




