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推しᯒᯎ″❤︎  作者: 櫻木サヱ
初恋の放課後と小さな冒険
13/13

1話 初恋の先に待つ小さな冒険

新学期が始まり、結衣と陽翔は学校でも自然に一緒に過ごすようになった。

放課後の図書室、校庭、教室の窓際――

どこにいても二人の視線はお互いを探している。


ある日、学校で文化祭の準備が始まる。

「結衣、一緒に装飾チームに入ってほしいな」

陽翔が少し照れながら誘う。


結衣は胸が高鳴り、自然に笑顔になる。

「うん、ぜひ一緒にやろう♡♡」


装飾作業中、二人は自然に肩が触れたり、手が重なりそうになったりして、甘酸っぱい空気が流れる。

その様子を見て、颯は少し複雑な表情をするが、微笑みを浮かべて二人を見守る。


放課後、二人は図書室でひそひそと文化祭のアイディアを話す。

「ここにライトをつけたら、夜すごく綺麗になると思う」

陽翔の提案に、結衣は目を輝かせる。

「わぁ、それいいね♡♡」


窓の外に夕陽が差し込み、二人の距離はさらに縮まる。

結衣は心の中でつぶやく。

「初恋が、こうやって日常の中でどんどん大切になっていく……♡♡」


小さな事件もあった。文化祭の準備中に飾りが壊れたり、材料が足りなくなったり――

そんな時、陽翔はすぐに結衣を助け、二人で笑いながら問題を解決する。

「こういうの、一緒に乗り越えると、もっと仲良くなれるね」

結衣は胸をときめかせる。

「うん♡♡」


夕方、帰り道に二人は並んで歩く。

桜の花びらがまだ風に舞い、肩が触れるたびに胸がドキドキする。

「これからも、ずっと一緒にいたいな……♡♡」

結衣はそっと陽翔の手を握り返す。


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