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推しᯒᯎ″❤︎  作者: 櫻木サヱ
甘く切ない放課後
12/13

5話 放課後のキセキとハッピーエンド

夕暮れの公園、桜の花びらが風に舞う中、結衣と陽翔はブランコに座っていた。

「ねぇ、今日一日すっごく楽しかったね♡♡」

結衣は手を握りながら笑顔を見せる。


陽翔もにっこり。

「俺もだよ。結衣と一緒だと、時間があっという間だ」


その時、颯が遠くから手を振る。

「……あ、もう行くのか」

結衣は少しドキッとするが、颯はニコッと笑って手を下ろす。

三角関係の小さな波は、静かに落ち着いた。


陽翔がそっと結衣の肩に手を回す。

「結衣、今日もありがとう」


結衣は顔を赤く染めながら、陽翔に寄り添う。

「うん、私も……陽翔くんと一緒にいられて幸せ♡♡」


夕陽が二人を包み、桜の花びらが静かに舞い降りる。

小さな手の温もり、自然な距離感、互いを見つめる瞳――

初恋が、甘く切なく、そして確かに現実になった瞬間だった。


「これが……私たちのキセキの放課後♡♡」

結衣は心の中でつぶやき、陽翔の手をさらに強く握り返す。


二人の青春と恋の物語は、甘く切ない放課後の思い出とともに、ハッピーに締めくくられた。


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