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推しᯒᯎ″❤︎  作者: 櫻木サヱ
甘く切ない放課後
11/13

4話 ちょっとしたハプニングと嫉妬

週末の放課後、結衣と陽翔は街の雑貨屋をぶらぶらしていた。

「これ、結衣に似合いそうだな」

陽翔が帽子を手に取り、結衣に見せる。


結衣は頬を赤く染め、目を輝かせる。

「わぁ……ありがとう♡♡」


そこへ、颯が偶然現れる。

「お、陽翔……結衣もいるのか」

颯の声に、結衣は一瞬ドキッとする。


陽翔は気づかず、楽しそうに結衣と話す。

結衣の胸に小さな嫉妬が芽生える。

「やっぱり、まだちょっと不安……でも、今は陽翔くんのことだけ考えよう♡♡」


その時、結衣がつまずき、陽翔がすぐに手を差し伸べる。

「大丈夫?」

二人の距離がぐっと近づき、結衣の心臓は跳ね上がる。


颯はその様子を見て、少し複雑な表情。

「……やっぱり、俺も負けてられないな」

小さな嫉妬と友情の微妙なバランスが、三角関係の伏線をそっと残す。


結衣と陽翔は、手をつなぎ、肩を寄せながら歩き続ける。

夕陽に染まる街並みが、二人の甘酸っぱい恋の時間を優しく包んでいた。

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