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「だああぁぁぁ!!こんなのどうやって償や良いんだよ!!流石の俺でも人は生き返らせらんねぇぞ!!」


「だからお前のせいじゃねぇって言ってんだろ!いいから落ち着け!!」


「そう言う訳にも・・・あ・・・・・」


「ど、どうした?まだ何か有んのか?」


「あ~、いやな・・・・・うちも似たような状況だったな~と・・・・・」


「似たような?錬金術師が復活した時に何か壊していったって事か?」


「その~・・・俺の国以外全部?」


「何で疑問形なんだよ!お前の国以外って何だ?!星ごとやられたって事か?!」


 そう言えばパンドラ大陸以外無くなってたんだっけ・・・・・


「まぁ、そう言う事だ」


「おいおい、パンドラ。って事はだ、今お前の国は宇宙に浮かんでるって事か?」


「ああ、ミネルバ達が交代で結界を維持してる」


「お前なぁ・・・こっちの事よりそっちの方が優先だろ!!」


「いや、向こうは問題無い。それよりもこっちの方が―――」

「待てパンドラ!一つ聞きたい・・・あたい等の国以外って事はだ・・・・・ケイオスの野郎は如何なった?」


「ああ・・・奴も一緒に消し飛んじまったよ・・・・・」


「そうか・・・・・」


 そう言えばケイオス陛下が居なくなったら竜人族はフォルマ姉さんだけに・・・・・


「クックックッ・・・ハハハハハ!いい気味だぜ!あの陰険小僧に相応しい末路だな!!何時も偉そうな事言ってた癖に何が起こったかも解らない内に死んじまうなんてよ!!」


「だよな!ハハハハハ!!」


「ぅええぇ!フォ、フォルマ姉さん・・・その、竜人族はもう他に居なくなったんですよね?」


 いやいや、何笑ってんのこの人達。


「ん?まぁそうだな。あたいが最後って事になるかな?他の星の事は知らんけど」


「い、いえ・・・フォルマ姉さんが良いならそれで・・・・・」


 あれぇ~?ケントの記憶だとケイオス陛下と仲が悪かった覚えはなかったんだけどなぁ・・・・・


「兎に角だ、俺の国はこの星の空いてる洋上にでも浮かべときゃ良いだけだから気にすんな。それよりもロードルデルフの方を如何するかだ・・・・・」


「パンドラ様・・・パンドラ様が何かをする必要は無いかと存じます。先程ジン様が仰った通り、これは不幸な事故なのですから。もし責任が有るとすれば、この惨劇を齎したバクスター唯一人かと」


「いや、でもなぁ・・・これをこのままにしておく訳にも行かんだろ」


「いいんだよ、ほっときゃ。それを考えるのも如何するのか決めるのも周辺の領地を持った生き残りの貴族がやる事なんだから」


「ええ、ジン様の言う通りです。私の方から周辺国に通達を出しておきます。今回の件はロードルデルフに現れた邪神が王都を破壊し、聖都を狙ったために使徒たるジン様とその仲間達が迎え撃ち、創造神様の怒りを買い滅せられたと言う事にしておけば後は周辺国との話し合いで吸収されるか再建か独立する事になるでしょう。勿論残された国民が不当な扱いをされないように教皇の名を最大限に使わせて貰いますのでご安心を」


「そ、そうか?そうして貰えると助かるんだが・・・・・」


「今回も派手な演出をして頂きましたから、創造神様の降臨を疑う者など居ないでしょう。後は皆様への報酬ですが、大臣達と話し合って決めたいと思いますので後日と言う事で宜しいでしょうか?」


 で、全員報酬は要らないと言ったんだけど、そう言う訳には行かないと言われ後日支払われる事になった。正直お金は結構持ってるし、収納に入れてある魔物を売ればいいから余り必要無いんだよなぁ。かと言って他に何か欲しい物が有る訳でもないんだけどね。


「それじゃ俺達は家に帰るか」


「俺は大陸ごとこの星に移住する準備をしに一旦帰るわ。色々決まったら報告しに行くよ」


「失礼します」


「聖下、失礼致します。主様、またね~」


「おう」


「・・・チッ!・・・・・おい、鈴華!てめぇ何時からパンドラの下僕になり下がった!言ってみろ!!」


「ヒッ!」


 話し合いも終わり、全員が席を立って退席の挨拶をした直後に師匠がスズちゃんに怒りの声を上げた。スズちゃんは短い悲鳴を上て固まり、僕を含めたその場に居た人は師匠の怒気に当てられて身動ぎ一つ取れなくなった。

ここまで読んで頂き有難う御座います。

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