雨の日、罪に押しつぶされそうな夜に
(自由律俳句)
罪が悲しみまで奪い去る
雨の日の車の走り去る音、無残
喜びも悲しみもかくすタバコの煙
微笑ったらきしょくわるがられ、ハハ
読めない空気でも、吸える空気、生きる
あの日の傷は細心の注意を払え、雨の日
欲が悲しみを浮かび上がらせる
夏祭りの金魚、名前までつけたけど
花咲き誇るあと、どんな風に吹かれる?
山奥の小さな澤を泳ぐ虹鱒
恐竜もみた悠久の青空、そのままでいて
───────────────────────
お読みくださり誠に有難うございます。
またお会いできる日を楽しみにしています。
でわ。