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異世界戦争~日本の歩み~  作者: Venus
日本治安維持戦
18/18

報告

作者による内容の変更点が幾つかあります。


話の最初にある暦、月日、時間、場所の表記の内、時間と場所の表記を削除します。また、西暦2021年のところを2025年に変更します。

クハルナ王国の王都の名称をテピョンからソヤンに変更。

宮廷魔導師の種族をハイエルフからエルフに変更しました。



西暦2025年 3月17日




 上村は四日、まともな睡眠も取らず、事態の収束に尽力している。精神的に極度の緊張を強いられているのだ。


 苛々しながら、報告書を見ていく。

 これ以上、国民に刺激を与えたら、何が起こるか分かったものではない。既に人の集まる都会では暴動も多く発生している。警察だけでは対応し切れず、自衛隊の治安出動が決定したのもこのためだ。


「……東京でこんなに犯罪数が伸びているとは思わなかった……こんな短期間で」

「国民は理解不能な大災害が起こって皆不安なのですよ、」

「分かっている!しかしこれは何だ!?外国人の割合が五割を越えてるじゃないか!?………どう言う事なんだ!?」

「北朝鮮や中国の工作員も含まれているのです」

 真下が手に持っている書類を差し出す。

「警察庁公安部が入手しました。確認されているだけで20名以上の工作員と思しき人物の動きが活発になっています。それもごく一部です。公安部でも工作員の数は把握していません」

 書類には顔写真とその横に調べられた本名、日本で名乗ってる偽名、所属が書かれてあった。


「朝鮮総連も動いているそうです」

「警察は?」

「既に動いています」


 上村はふぅ~、と息を吐いた。


「とにかく、今は非常事態だ!買占めや暴動が多発している現在、すぐに食料不足や資源不足が露呈するだろう。今はまず、状況把握が何よりも急務。出来るだけ自衛隊の派遣を急いでくれ」

「分かっています!」







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