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第一話:The Beginning

※本作品は、東方Projectの二次創作物です。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


人類が「技術革命」を起こしてから、既に半世紀の時が過ぎていた。

地球の衛星軌道には、その進んだ技術で建設されたスペースコロニー:Plasmaがある。

人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。

地球で暮らす者と、スペースコロニーに住む人類とで分かれていた。


月よりも近しい場所、地球の衛星軌道に浮かぶ円筒形の建造物の中に人々の生活空間がある。

そこには山や森や川、そして都市でさえも作られていてあたかも地球上と同じ景色を作り出している。スペースコロニーでも人々は、かつての地球上と同じような生活を営んでいた。


ーー時に、西暦2095年。


人類の【傲慢】な「技術革命」への【罰】は下された。

度重なる技術発展が、大気を汚染し、地上に放射能を降り注がせた。

人類はその生存圏を、地下に、宇宙に求め生きている。人々は「自らの罪」に目を背け続けながら......。

『第一話:The Beginning』


〈スペースコロニー:Plasma〉

〈メリーの部屋〉


もう少しで、完成する。


私はそう思い作成していく。自分の野望を叶えるためのそれを。

目の前にあるパソコンをカタカタしながら、コマンドを打っていく。


「ああっ......!」


足りない。起動するために必要なスペックが。

このコロニーに売ってるものじゃ、このコマンドを実行できない。

直接ディスクを回せたら可能かもしれないけど、下手したらこの世から消える。

だったら、地球に行くしか無いか。地球になら、それ相応のスペックのパソコンが売っているはず。


私は今すぐにでもチケットを取り、地球へ向かう。




〈シャトルの中〉

『コロニー14:20発地球行き、まもなく離陸致します。座席にお座りになり、シートベルトを閉めてお待ちください。』

アナウンスが鳴り響く。


「.......これがあれば。」

私の夢が叶う。そう思った時ーー。


ドカアアアンッッ!!

と、鳴り響く爆発音。


「な、なに!?」


爆発?いや、それだけじゃない。

銃声も鳴ってる。テロ?何が目的?とにかく避難しなくては。

そう思った時。


「居たぞっ!!マエリベリー・ハーンだっ!捕えろっ!!」


あれは......まさか特戦自!?なぜ私が.....!?


その時、真後ろから爆発が起きる。


「っ!?ぐあっ!?」


.......ここは.......っ!?宇宙!?

まずい!......息がっ......こんな所で......終わるわけにはっ......。


その時、何かが地球の方へ飛んでいく。


ハードディスクっ!まずい、地球の方に落ちるっ!あれだけはなにがなんでもっ.....。!?唾液が泡に.....っ!?早く......っ!

なんとかハードディスクは......あぁ.....ここまでなの....!?酸素がっ...............。


「がっ.....ぁ.......!」


視界がぼやけ、意識を失う。その瞬間にハードディスクが光る。




【夢見る少女と彷徨う志】

Next EPISODE 2:The Door into Summer

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