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第30話 もう一つの戦い、そしてライカの実力#1

 足元からサラサラと砂より細かい粒子が宙に舞い、大気へ溶ける。

 その粒子のもとであったギャリーの姿は、もうそこにはない。


 しかし、それでも、もう何もない場所をノアは見つめていた。

 脳裏に先程まで戦ってたの姿を思い浮かべ、ようやく言葉を吐き出す。


「強かった」


「なんとか終わったわね.....」


「うん、そうだね」


 そっと声をかけてくるアストレアに、ノアは小さく言葉を返した。

 大きく息を吸うと、すぐに肺に溜まった空気を疲れと一緒に吐き出す。

 

 どっと体に重さが出た。体に鉛を巻いているみたいに。いや、それ以上。

 加えて、緊張の意図も緩み、周囲への注意が散漫になる。

 出来ればしたくない行動だが、もうこれ以上の集中力は続かない。

 一度どこかで気を抜かなければ、体が持たない――


「――ぃ!?」


 自己強化術式を解いた瞬間、全身に高圧電流が持続的に流れるような痛みが駆け巡る。

 その痛みや感覚を近くした途端、まるで全身がそれで出来ているかのように痛みが激しくなり、猛烈な熱を帯び始めた。


 全身の神経が剥き出しになり、そよ風に当たるだけで痛い、痛い、痛い。

 誇張なしで意識が擦り切れそうになり、いつの間にが地面に屈する。


 どうやら切れたのはアドレナリンだけじゃなかったようだ。

 ズキズキ、否、ギンギンとした痛みに、ノアの眉根が中央に寄る。


「ノア、大丈夫?」


「だ、いじょう.......ばないかも。ちょっと休ませて」


「無理ないわ。まさかここまでの戦闘になるとは思ってなかったもの」


「アストレアは大丈夫なの?」


「私は慣れてるもの。いえ、慣れてしまったというべきね。

 ここまでの強さの相手と戦うのは初めてだったけど、修羅場に限って言えば一度や二度じゃないから」


 そう言って、四つん這いになるノアに手を差し出すアストレア。

 痛たすぎて痛覚も緩慢になってきたノアはその手を取り、立ち上がった。

 本当ならこのまま寝転がっていたいが、あいにくまだ全てが終わったわけではない。

 本当に、もう、このまま寝転がりたいが、我慢だ。我慢。


「ノア、助かったわ。ありがとう」


 チクチクとした全身の痛みにノアが耐えていると、突然アストレアが感謝を述べた。

 とはいえ、特別感謝されるようなことをした覚えがないので、ノアは首を傾げるしかない。


 もし先の戦いのことに対して言っているなら、それは間違いなくお互い様だ。

 いや、でも、だからといって感謝を述べないのは、それはまた違うか。


「それはこちらもだよ。ありがとう。

 んで、......それよりも、そのお腹大丈夫なの?」


 チラッとアストレアの姿を見れば、彼女もどこもかしこも擦り傷の切り傷だらけだ。

 白く綺麗だった肌が血や泥、土埃で汚れてしまっている。

 しかし、それでも凛とした美しさがあるのは生来のものなのか。

 そんなどこもかしこも傷だらけの中で、特に赤く染まっている隊服(の腹部)に目を向け、


「あぁ、これね。あなたが攻撃する直前に、蹴られた時の傷よ。

 かかとが尖ってたみたいでね。それで少し穴が開いたけど、今は凍らせて止血してるから大丈夫」


 相変わらず無表情のせいか、アストレアがどれぐらい無理をしてるか判断がつかない。

 しかし、傷口を氷で止血するなど荒治療も荒治療すぎる。

 あまりにケロッとしているので、今に始まったことじゃないのだろうが。


「あまり大丈夫そうには聞こえないけど.....とりあえず、無事なら良かった」


 返すコメントに困り果てた結果、ノアはアストレアの方針に任せることにした。

 しかし同時に、ひとまず彼女の仕草に注意を向けることにもする。

 無理してるとわかったなら、その時にすぐに手を貸そう、と。


「そっちの方こそ大丈夫だった? だいぶ狙われたみたいだけど」


「うん、大丈夫。痛みはあるけど、我慢できないほどじゃないから」


 そう言いいつつ、ノアはふと周囲に目を向けた。

 いくつも陥没した箇所に、風穴の開いた建物、さらには凍り付いた建物と、戦いの激しさがどれほどのものだったか、状況が物語っている。


 そんな光景を見て、ノアの胸中に巡ったのは二つの感情だ。

 一つ目が、無事にこの戦いで生き残ったという安堵。

 二つ目が、目の前で仲間を助けられなかったという後悔。


 一つ目は言わずもがな、先の死闘に対してだ。

 今思い返しても、「よく勝てたな」という印象が大きい。

 最初から劣勢気味で、第二形態になってからはそれに拍車がかかった。


 正直、あれ以上戦闘を続けていれば、間違いなく死んでいたのはこっちだ。

 それこそ、もし隣にアストレアが居なかったら、訪れる死は逆だったかもしない。


 二つ目は、目の前で死んだユートリーのことだ。

 ギャリーの強襲はあまりにも不意打ちであり、今振り返っても助けられたとは思えない。


 しかし、それでもなお、あの時に気を緩めていなかったら変わってたんじゃないか。

 ユートリーの死は防げたのではなかったのか。

 今更考えても意味のないそんなイフの話を、どうしようもなく考えてしまう。


「――ノア、これが私達の戦いよ」


 終わりのない思考の迷路を彷徨い歩くノアに、アストレアが声をかけた。

 いつの間にか沈んでいた顔を上げれば、先ほどの自分と同じように遠くを見るアストレアの顔が映る。


 その表情の複雑さといったら、それを言葉にすることは難しい。

 しかし、決して悲観的な感情ばかりだけではないのがわかる。

 だって、その目にはまだ光が入り込んでいるから。


 対照的に、咄嗟に表情を作ろうとするノア。が、上手く筋肉が働かなかった。

 直面した現実に、先ほどまで寄り添っていた死神に、今この場で作れるプラスの感情などない。


「そう、だね......まだ僕は、心のどこかで侮っていたかもしれない」


 自分を「物語に出てくる勇者」と思ったこと、ノアは一度も無い。

 人類の希望の光になり、世界の命運を背負って戦うなど責任が大きすぎる。


 しかし、それでも最低限の自信はもっていた。

 これだけ自分はアビスを倒すという目標を掲げ、努力を重ねてきたのだ。


 その努力が、経験したことも無い未知に過剰な自信を与えていたとも知らずに。

 努力してきたからといって、その全てが救われるなんてないという当たり前の事実に目を背けて。


 そして、目を背けた結果がこれだ。

 自分の今の実力では世界を回す歯車すらなり得ない。

 理想と現実の落差に、すっかり自信は剥がれ落ちた。

 

 しかしそれは逆に言えば、そう思う程度には無意識下で、自分の活躍で物事が上手くいくと考えていたことでもある。

 だからこそ余計に、自分に対する幻滅具合が大きい。


「これが特魔隊の仕事なんだよね......」


 そう呟き、ノアは顔を上に向けた。

 心地いいほどに広がる青空が少し憎く感じる。

 たびたび感じていた感情だ。心が狭量になっているのか。


 そんなノアの横で、アストレアが一度瞑目した。

 そして数秒後、深青の瞳を開眼させると、ノアへと体を向け、そっと手を伸ばし、


「よく頑張りました」


「――!」


 白く細い手が、ノアの前髪を軽く押さえつける。

 まるで母親が子供を慰めるように、その手をゆっくりと前後させた。

 細く柔らかい感覚が髪を通して伝わってきて、なんだかこそばゆい。

 そのあまりにも唐突な出来事に、ノアの目は点になる。


「......アストレア? その、どうしたの?」


「昔、お姉ちゃんがこうしてくれたのよ。

 だから、今はお姉ちゃんである私がしてあげる番かなって」


 そう言葉にして、アストレアが口の端を緩めた。

 確かに、アストレアの年齢はノアより二つ上である。

 とはいえ、十六歳にもなって、ほぼ同年代の女子から頭を撫でられるのは恥ずかしいもので。


 しかしどうにも、その手を振り払う気にはならなかった。

 その優しさが心に沁みて恥ずかしさよりも、今は惨めさが募るばかりだ。

 あぁ、甘えたがってるのがわかる。弱さが浮き彫りにされる。


「ノア、よく聞いて。こういう任務の時、ほぼ必ず誰かは死ぬ。

 それが自分なのか、仲間なのか、それはわからないけど、それでも死ぬのは確か。

 そんな死を直面しても、あなたは勇敢に戦った。

 あなたは特魔隊としての責務を果たしたの。それを誇りなさい」


 そんな口を噤むノアを前に、アストレアが言葉を連ねる。

 それこそ、消沈をするノアを奮い立たせるように――、


「それに、あなたの夢はここで――こんな形で立ち止まってしまうものなの?」


「――っ!」


 その優しい言葉に、ノアの目が大きく開く。

 思いっきりビンタされる衝撃を伴ったその一言が心を大きく揺さぶった。


 精神的な痛みが生じるも、同時に曇っていた視界に光が差す。

 足元も見えない濃霧の中で、自分の行き先がわかったように。


 自分の夢、ひいてはライカの約束。忘れてはいけない誓い。

 それは全てのアビスを倒すことであり、その中には当然アビス王も含まれている。


 シェナルーク――自分の心の中にいる「傲慢」の王を殺すためにも、ここで立ち止まっている暇はない。

 それに、それを考えれば、まだここはスタートラインでしかない。


「ありがとう、アストレア」


 頭に乗るアストレアの手を、ノアは両手で握り、そっと降ろす。

 冷たい彼女の手を握ったまま、光の宿った高潔な紅瞳に向け――、


「君のおかげで、少し見えなくなっていた道がまたハッキリ見えるようになった。

 このお礼はこの調査が終わったら、必ずするよ」


「お互い様よ。私も一人で戦ってたら、心が折れていたかもしれない。

 けれどまぁ、なら、私が落ち込んだ時はフォローしてね」


「うん、約束する」


 会話に一区切りつくと、ノアはずっと握っている少し冷たい手から、「あっ」と言って手を離した。

 気分も落ち着いてきたことで、思春期らしい情欲が頬を赤く染める。


 とはいえ、任務中でそんな浮ついた気持ちではいられない。

 気持ちを切り替えるように一つ咳払いすると、チョーカーに手を当てた。

 心に余裕が出来き、それによってノアが最初に気に掛ける相手はただ一人。


「オペコ、ライカは今大丈夫?」


『ノアさん、ご無事でしたか。はぁい、ライカちゃんはまだ大丈夫そうです。

 とはいえ、今はまだ一体のアビゲイルとタイマン中ですが』


「アビゲイルとライカがタイマン!? 大丈夫なの!?」


 衝撃的な内容に、ノアから素っ頓狂な声が出る。

 ノアにとってアビゲイルはギャリー並みの強さだと認識している。


 もちろん、比較サンプルがギャリーしかないからだが、二人がかりでやっとの相手に、ライカ一人など心配でしかない。

 その時、ノアの発言を聞いていたアストレアがその話に割って入り、


「大丈夫よ、ノア。ライカは強いわ.....それこそ、私よりもはるかにね」


「そうなの?」


 アストレアの安心させるような言葉に、首を傾げるノア。

 彼女の強さは、それこそ身に染みて理解している。

 そんな彼女が言うのだから、実際そうなのだろう。

 とはいえ、幼馴染として心配には変わりない。

 しかし、それこそ、アストレアからすればそうではないようで――、


「えぇ、あの子なら大丈夫。だから、私達は先に戻りましょう。

 それに、仮に助けに行くにも、移動することが先決だわ」


「......そうだね。わかった」


 アストレアの力強い瞳に思案顔を見せていたノアであったが、最終的に同意するように頷いた。

 彼女が大丈夫と言っているのだ。信じよう。

 そして、ただ、自分は無事を祈るだけ。


「ライカ、無事でいてくれ」


『大丈夫ですよ。ウチはずっとパートナーやってきて強さを見てきてるんですから』


「そっか。なら、安心だね」


 オルぺナの言葉にノアはそっと頷き、アストレアとともに部隊へ合流するために走り出した。


*****


―――十数分前


 北西方向に飛ぶノアと対照的に、南東方向へ、空中を飛翔するのがライカだ。

 なぜ上空にいるか、それはノアと同じ理由である。


 一瞬の出来事であった。

 突然黒い影が目の前を横切ったかと思えば、全身を鋼のような幅の広い布で全身を巻かれ、あっという間に上空に投げ出されたのだ。


(アイツ、笑ってやがった)


 投げられる前に、遠心力を生み出すようにグルグルと体が振り回される中、ライカは確かに見た。

 ハッキリとではないが、フードの奥から覗かせる顔に不気味な笑みを浮かんでいたのを。


「チッ、一体どこまで飛ばされんだ?」


 上空を弧を描くように飛び、遠くに見える部隊が小さくなる。

 それだけ勢いよく飛ばされているのだ。

 腕を組んで部隊を眺めるライカの耳元からは風切りの音がよく聞こえる。


 かなりの勢いなのか、空中で体を上手く動かすことができない。

 このまま建物や地面に叩きつけられれば、それなりのダメージを受けるだろう。

 しかし、幸い受け身には自信があるためか、ライカは至って冷静だった。


「オペコ、聞こえるか?」


 首にあるチョーカーに手を当てると、ライカはすぐに相棒(オペレーター)に連絡を取る。

 脳内にオルぺナの返事が聞こえると、すぐに口から出た言葉は自分の状況――ではなく、ノアの状況であった。


「ノアは無事か?」


『すぐに聞くことがそれですか』


 頭の中に、オルぺナから呆れたようなため息が響く。

 なんだかよくないことを考えていそうなため息だ。

 自分がノアの心配をするのがそんなに変なのか。

 その声にライカが顔をしかめていると、相棒がノアの現状について話始める。


『ノア君もライカちゃんと同じで、遠くに飛ばされました』


「マジかよ!?」


『ノア君とは先に話していまして、無事であることは確認済みです。

 にしても、似た者同士ですね。

 ノア君もすぐにライカちゃんのことを聞いてきましたよ。

 とりあえず、位置情報から飛ばされてることは伝えましたが』


「へへ、そっか......」


『え、この状況で照れてます?』


 オルぺナの言葉からは「コイツ、感性ヤバくね?」といった感情が滲み出ていた。

 実際、今のライカの状況は、空中を高速でぶっ飛んでる状態なので間違っていない。


 そんな相棒の反応を聞き、さしものライカも緊張感に欠けていたと認識しているようで、一つ咳払いして気を引き締め直した。


「それで他に伝えておく内容はあるか?」


『そうですね。ノア君を襲ったのもそうですが、襲撃してきた相手はアビゲイルで間違いないです。

 しかも、ライカちゃんがこれまで相手にしてきたのよりも、数段強い可能性があります』


「ま、さすがに王の近くにいる奴らだからな」


『加えて、ライカちゃんを襲ったアビゲイルが、今まさに追いかけてきています。

 なんだかアビゲイルが襲った相手に妙な違和感を感じます。気を付けてください』


 そう言って、今にも通信を切りそうなオルぺナに、ライカはすぐさま「待った」と声をかける。

 それもそのはず、彼女の言った最後の言葉はあまりにも気になるものだ。


 まるでアビゲイルが襲う相手を選んでいたみたいな。

 そう、彼女が思う程度には、何か根拠があるはずだ。


「アタシとノアが意図的に選ばれて襲われたってことか?」


『はぁい、そうです。加えて、アストレアさんもです』


「アストレアも!?」


『ノア君の方向へ飛ばされていきました。

 そちらに向かったアビゲイルは、二人をまとめて相手にするようですね』


 ライカの視線が下がっていく。

 先程まで見てていた建物屋上が、あっという間に見えなくなった。

 高度が下がって来た証拠だ。


「とりあえず、アストレアがいれば安心だな」


 このままいけば確実に地面へ直撃コースだが、ライカは余裕そうに返答しつつ、クルッと反転。

 タイミングを見計らい、地面まで残り五メートル辺りになったところで、振り上げた右拳を地面に向かって叩き下ろす。


 瞬間、ダンッと衝撃音とともに、真下の地面が砕け散った。

 バラバラになったアスファルトの破片が、周囲にゴロゴロと転がる。


 その衝撃の反動で、ライカの体がフワッと浮き上がり、落下速度が大幅に軽減される。

 結果、彼女は特に危なげなくスタッと着地した。

 

『それで、そう思ったのは、部隊と散り散りにされたのもそうですが、その道中で普通に別の隊員が殺されてるんですよね』


 別の隊員が殺されておきながら、自分を含めた三人が、わざわざ散り散りにされた。

 確かに、その情報を聞けば、意図的に人選されたような気がしなくもない。

 さすがに、その意図は推察しかねるが。


「わかった。それに関しては直接聞いてみる」


『わかりました。では、ご武運を』


 オルぺナの通信を切れると同時に、ライカの前にスタッとアビゲイルが降り立った。

 黒いパーカーでフードを被り、覗かせる顔は青い目と口以外、覆面のように包帯巻き。


 裾から飛び出る両手も白い布で覆われており、それぞれ二本の切れ端が垂れ下がっている。

 ズボンは上の服とほぼ同色の濃い藍色だ。

 靴は履いておらず、指先以外これまた布が巻かれた、さながら包帯人間。


「お、ちゃんと生きてんじゃん。キヒヒ、どうもファルラカです。

 そんじゃ、大人しく捕まってくんね?」


 ライカの険のある視線をものともせず、ファルラカは口元を歪めた。

読んでくださりありがとうございます(*‘∀‘)


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