Diary.11
#21
二人のコンビ、コミジアンはどんどん人気が出てきた。私はお通じがいい方なので、私のそれと同じくらい人気も出続けているということだ。二人の休みはほとんどなくて、体調は心配だ。ここで体調を崩しては、その場で足踏みしてしまう。神目線から見れば問題ないのだが、心配は尽きない。
オジサンの精神は心配だけど、少女がいればなんとか保てる気はしている。少女がいなければ、オジサンはいつでも崩れてしまうような人だろう。でも、少女がいることでオジサンは、何倍にも精神の力が膨れている。
こんなに早く売れたら、すぐ消えることもある。一度、爆発的に売れて、そのあとシュンと急に、勢いをなくす芸人たちを何人も見てきた。でも、オジサンは飽きないから大丈夫だ。オジサンは様々な種類の魅力を持っていて、誰も飽きることはない。尻すぼみ、なんてことは絶対にない。尻がまた登場してしまったけど、意識はしていない。まさに無意識的ヒップだ。なんだそれ?
#22
人気が出てきて、ゴールデンの番組にもちょくちょく出られるようになってきた。これはもう、売れたと言っていいのではないだろうか。売れた、で思い出したのだけれど、私のお尻は、熟れたトマトのようなものだ、ってバカ。ここは、お尻の出番ではないのに。
売れた、の基準なんて誰にも分かりはしない。だけど、そうかなと思うときは何度もある。売れた記念に、レストランでマネージャーが祝ってくれたみたいだ。レストランといっても、ファミリーが付くような場所ではなくて、高級が付くような、そんな場所だ。
ちなみに、高級で連想してしまったのだが、私のお尻は、野球の硬球のように丸くて硬い、いいお尻だ。話は逸れてしまったが、とにかくいいお店のようだ。ビップ席みたいなものがあって、そこで祝いの会が執り行われたみたいだ。
ちなみに、ビップを一文字変えると、ヒップになるけど。今は尻のことは考えないようにする。支えてくれた人たちと、合計9人で祝っていた。ちなみに、お尻っていう漢字には、九という漢字が入っているような気もする。
屋根の下で九人が食事すると書いて【尻】なんだな。尻という漢字を覚えるには、そう覚えればいいんだな。ヤバイねヤバイね。お尻に引っ張られ過ぎて、内容が何も伝わっていないな。二人について書きたいことが山程あるのに。