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アンドロイドにも限界があります

 すいませんが、リアルで色々あるためこちらの方は途中ですが一時的にcloseさせて頂きます。ご了承ください。

「なんだか音が大きくなって来ましたわ。」

「うー、マジかよ。今まではなんとかなって来たが大丈夫か?」

「…なんとか…なる…する…」

 なんとかなれば良いけどね。

『どうせいつもの雑魚ではないのか?』

 今回、魔人相手に手がつけれそうにないのが2人いること忘れていない?

『であれば、なぜ連れて来たのだ。』

 行きたかったから…に尽きるでしょ。そんな答えのない質問してどうするの?

『我には理解出来ん。何故、無謀と分かっていて乗り込むのだ。』

 そういうものなのよ。行くわよ。


「…一度…止まる…」

「エナさん?どうかなさいましたの?」

「…声以外…聞こえる…動く…音…」

「あ?そうなのか?」

 どれどれ?扉があるわね。そこに耳をつけてみようかしら。

“私が聞いてみる”


『どうだ?何か聞こえたか?』

 ええ、勿論気になる大きな音も聞こえるけど…明らかに他にも色々いそうな雰囲気ね。おそらく、定期的に出て来ていた丸っこいのと竹の子みたいなのが結構いるんじゃないかしら。

『ほお。親玉の住処という解釈に相応しいではないか。』

“予想だけど、敵が沢山いると思う。この扉の向こうに”

「上等ですわ!私の魔法でなぎ払って見せますわ!」

「だが平気なのか?シャロル様さっき魔法使いまくって疲弊していたじゃないか。とりわけ、最近は敵の数が少なかったっていうのもあるぜ?多量の敵じゃ俺らじゃ対処しきれなかったじゃないか。」

「そ…だからって、ここで突っ立っているわけには行きませんわ!ここだけの話、だいぶお腹が空いて来ましたわ。そろそろ帰りたいですわ!」

『おいおい。そんなんじゃ冒険者やってられないだろ。1日程度で帰れる依頼ばかりじゃないと思うがな。』

 所詮は貴族の娘だし。そこは私も同情するわよ。

『そういうお前はそういった弱音はあまり吐かないよな。』

 誰かのせいで諦めたのよ!誰かのせいでね!私は伯爵令嬢であってそういった冒険は御免だわ!

『これは冒険とは呼ばないのか?』

 うるさい一々!


「…様子見…開ける…」

「お、おい…そんな堂々開けて見つかったらどうする?!」

「…統計…敵…視覚より判断…音…無反応…開ける…直ぐ閉める…平気…」

「あわわわ!待ってくださいまし!心の準備がまだですわ。」


『一瞬凄いものを見たな。』

 ええ、あの扉の向こう…ざっと見50はいたかしら。

『既に扉は閉じたが…見られた感がある。大丈夫か?』

 にしては静かね。あの音以外。あいつらって手が無いから扉開けれないんじゃ無いの?

『可能性はあるな。であれば、ここで準備して乗り込むことも可能というわけだな。』

“敵50はいたと思う。エナ?一網打尽に出来る?”

「…可能…一点…疑問…」

“何かあった?”

「…音源…敵…見当たらない…」

『そうなのか?』

 そういえばそうだったわね。数は結構いたけど、そして音も聞こえたけど…音を発している奴はいなかった気がするわ。

「どういうことですの?相手は透明ということですの?見えない相手などどうしようもありませんわ。」

『厄介だな。そいつが魔人という可能性はあるのか?』

 私に聞かないでよ。そういうのはあなたの専門でしょ?

『これだから最近の伯爵令嬢はダメなのだな。』

 伯爵令嬢関係ないでしょ!

“とにかく出陣する。数が多いから、エナを筆頭にみんなは後衛で”

「わかりましたわ。」

「あー。本来は前衛の俺が最初に出るんだよなあ。」

“無理は押し付けない。これがリーダーである私の判断”

『当のリーダーは全く持って戦っていないけどな。』

 クラスメートでも平均以下の私がどう戦えと?!

『お前はいつになったら魔人であることを自覚するのだ?』

 自覚してるわよ!悪い方向でね!


「…突撃する…全員…入る…」

「やっぱり入らなきゃダメか?」

「勿論ですわ!ゴンペイさんにも根性を持って頂きたいものですわ。」

「余裕を持った行動だったら平気だが余裕ねえじゃんか。」

“喧嘩しない。既に敵が見えている”

「…全員…後ろ…待機…呪文…詠唱…開始…」


『また、とんでも無い数の弾幕だな。』

 さてさて、これで片付けば良いんだけど。


 ゴゴゴゴ…ガガガガ…


「なんだなんだ?!」

「中央に空いている穴から何か出てきましたわ!」

「…強敵…出現…」

 な、何よあれ!

『ほうほう。こうでなくては面白く無い。』

 何呑気なこと言ってるのよ!どうみても全長10 m はある化け物じゃない!

『親玉だな。奴から同族のオーラがする。奴も魔人か。』

 知らないわよ!今まででこんな奴見たことないわ!

「…所詮…エナ…負けない…破壊する…」


 チュドーン!


「…何故…死なない…?」

『雑魚は一掃出来たか?』

 そうね。あくまで雑魚はね。

「嘘だろ?エナの攻撃が効いていない?」

 いや、刺さっているはずよ?世の中どんなに耐久が高くてもダメージは入るはず。

“エナ。もう一回お願い”

「…了承…」

 ゆっくりペースで申し訳有りません。

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