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大薮新平 異世界にふしぎな踊り子として召喚され  作者: BAWさん
1章 トリスタ森林王国内乱編(全33話)
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19. 大薮新平 ドヤ顔で携帯を紹介し恥をかく

 異世界に召喚された大薮新平。そこは内乱が起きている国だった。踊ると魔法が掛かるというネタみたいなスキルを得ていた新平は、踊りを駆使して捕らわれの姫様を救出。

 ランドリク城にて第一王女に拝謁を果たすが、異世界から来たと漏らしてしまい、天馬騎士のトルディア達から尋問を受ける破目になった。



「……では、貴方はアウヴィスタ神によって異世界から召喚された人間だと?」

「はあ。たぶん、そうなります」


 城内に入ったと思ったら、まずラディリアは天馬騎士に呼ばれ別れて行った。デニスは兵士の一人が別室に案内していった。新平は残った天馬騎士達と文官みたいな連中の七名程に別室で囲まれて詰問――尋問をうけていた。


(俺、ここに褒賞貰いに来たんじゃなかったんかな……)


 自分から王女へセクハラし、周囲を無視して天馬と話した事を棚に上げて溜息をつく。

 困った事になったと、新平は嘆いた。


 この国には天馬と口頭で話せる人間は居ないそうなので、その天馬と話してしまった自分が詰問を受けるのは仕方ないかもしれない。王女のおっぱいに見蕩れ、醜態を晒した罰を受ける事に比べればマシだったと考えるべきだろう。しかし、あのおっぱい凄かったな。鼻血吹くかと思った。


 あまり懲りていない様だった。


 さてどう話すべきか。トルディアに噂はお聞きしてますと言われたので、ある程度自分について話は伝わっているようだ。伝えたのは誰だ。フラン達か。ううむ。ろくでもない説明をしてる気がする。

 問題はフラン達には商人の小僧、ラディリア達には誘拐された異国人と説明してる事だ。どっちの話を聞いていたとしても……自分が嘘を吐いていた事はバレた。異世界から来たと言っても信じてくれないだろうからと、何度もその場しのぎで嘘をついたツケが回ってきたのだ。

 

 新平は少し悩んで――難しく考えるのを諦めた。


 今のところ彼女等は友好的だし、ここは全部話してしまった方が良いだろう。馬鹿な話だと信じてくれないかも知れないが、最初の町の時とは違って今回は『馬と話せる理由』があるので、無茶苦茶な話でも一蹴される事はないと思いたい。

 正直こんな尋問状態で、新たな嘘をついても、最後までつき通せるとも思えない。ついでに日本に帰る手掛かりが少しでも得られれば儲けものだ。


 こうして新平は、初めてこの世界に召喚された経緯を他人に話し始めた。


                    ◇


「それは……夢物語というか、随分と荒唐無稽な話ですが、何か証拠となるものはありますか」


 正面に座るのはトルディアと呼ばれた天馬騎士だ。皇天騎士団の副長と言われ、どのくらい偉いのか新平にはさっぱり判らないが、とりあえずこの部屋の中で一番偉いのはこの人らしい。天馬騎士の中でも珍しいショートカットのお姉さんで、いかにも出来る秘書さんという感じだ。眼鏡が似合いそうだ。

 言う事は厳しいが、ちゃんと周囲を抑えて最後まで話を聞いてから、ひとつづつ質問を返してくるので話し易い。……関係ないけど、天馬騎士さん達、皆ミニスカートなんで、対面に座られると気になって仕方ないんだけど。


「前の町の時に騒がれたので、多分これは自分がこの世界の住人じゃない証になるかと……」


 荷袋の中からシャツとズボン、リュックを出して渡す。女性に汚れたズボンを手渡すのは少し恥ずかしい。


「最初の町で、こちらとは文化が違う為か、生地や縫製が珍しいと驚かれました」


 相手が全員年上なので一応敬語で話す。バイト先で笑われるような、なんちゃって敬語なので、どう翻訳されてるのか判らないが、反応を見る限りは大丈夫なようだ。

 トルディアさんが渡された物を少し検分した後に、横の文官らしいおっさん連中に渡す。おっさん達は群がって調べ始めた。


「ほう……確かにこれは」

「見た事がない生地ですな」

「ここ等は見事な縫製で……」


 思った通り生地を回し見して驚き合う。ズボンを裏返して縫製の感触を確認すべく、股座を何度も触られるのは妙な気分だ。こういうのを確認するのは騎士ではなくやっぱり文官の役目なのだろう。後ろに立つ天馬騎士さん達は興味はありそうだが時折視線を向けるだけだ。

 一番驚かれたのはやっぱりリュックサックだ。生地が布じゃないんだから当然だ。ポリエステルなんかを見るのは生まれて初めてだろう。

 折り畳み傘を出す。軽量フレームとビニール生地にも、やはり驚かれた。


 ……ちょっと楽しくなって来た。


「しかし、これだけで別世界の住人と証明するには難しいかもしれませんね。単に他の大陸の技術という話もありえます」


 散々堪能した後に、文官の一人が指摘する。それならばとリュックの中から携帯電話を取り出す。スマホなんて上等な物ではなく、中学から使っている携帯だ。良かった。まだ電池残ってる。


「これは僕達の世界で、遠くの人と話す為の道具です。この道具を持った者同士で離れてていても話ができます」


 自慢顔で言い放つ。


「ほう、やってみて頂けますか」

「……いや、相手も持っていないと会話できません」

「…………」


 みんな黙ってしまった。


「どういう原理なのですか」

「……原理はちょっと……」


「電波とは何です」

「えー見えない周波数というか、波長の波が空中を飛びまして……えと……いえ、なんでもないです」


「「「……」」」


 再び、みんな黙ってしまった。


 これ一台では会話はできない、原理なんか説明できる筈が無い。冷や汗が流れる。

 漂う空気が重い。顔が熱くなってきた。


(は、恥ずかしいぞ。言うんじゃなかった)

「えー……じゃ、これ。他にも色々機能があります。写真取ります」


 カメラを起動させて壁面の写真を取って見せる。これは驚かれた。了解を貰って天馬騎士さんを撮らせて貰い、画像を見せたらもっと驚かれた。あってて良かった。カメラ機能万歳。


「これは……?」「凄い」「何だ?」「景色を切り取るのか?」「姿身を移すのか」


 ちょっと鼻が高い。頬がにやつく。


「写真という技術です。望遠鏡はフラン達が持ってたからレンズはあるんですよね。あれを応用して写し、今見えてる光景を保存――これに覚えさせます」


 他のボタンを押さないように言って、携帯を渡し廻し見して貰う。これは天馬騎士さん達も興味津々で、こぞって覗き込む。自分達の姿を鏡以外で見るのは初めてだろうから興味があるのだろう。冷徹な兵士という顔が剥がれ、女性らしい面を見せられて新平は少しほっこりする。

 彼女達は兜と槍は置いて来ており、流石にレオタードみたいな姿を晒すのは恥ずかしいのか銀刺繍の白いケープを羽織ってる。しかしケープなので当然膝上丈でブーツから上の白い生脚が翻る。学校でミニスカには慣れてるつもりだったんだけど、やはり目が追ってしまう。だって男の子だから。

 調子に乗って騎士さん達を撮りまくって何度も見せると、『これ私じゃない』『いや貴方だ』と女学生みたいな会話が始まり、盛り上がってきたので嬉しくなってきた。


「素晴らしいですね。他にはありますか」


 褒められてにやけながら携帯を弄りだす新平。情報を全て吐かせようと、トルディアに良い様に誘導されているのだが本人は気づいていない。

 というか、対面のソファーで何度も組み直される、トルディアのミニスカの脚に目は半分奪われている。


「じゃあ……これ!」


 データフォルダからサンプルメロディ等を流す。


『ピロリロリン』


「!!」「何だ?」「音が」

「じゃあ、次、次ね」


 どんどん再生していく。一音毎に皆が反応するので面白い。しかし数回も続けると反応が鈍くなるので別データを探し出す。


『ちゃっちゃらちゃかちゃか、すっちゃっちゃっ。パフ!』


 某笑点のテーマが流れる。

 なんでこんなの保存してたんだろう自分。


「おお!」「凄いぞ」「音楽だ」「それは楽器なのか」

「い、いや、写真と同じ様に音も保存、じゃない覚えさせれるっていうだけです」


 そう言いながらも、新平はにやついて小鼻が膨らんでいる。彼は煽てられるのに非常に弱かった。ついでに女性の肌が見えるのにもめっぽう弱かった。

 トルディアの脚が組み返される度に目が泳ぐ。


「あと、声を録音――覚えさせえて再生する事もできるよ!……どうやるんだっけ」


 中学から使ってる骨董品。録音なんてした事がないからで覚えていない。色々弄っているうちに一つの音声データに目が留まる。


「………………」


 再生してみる。


『新ちゃん。帰りにアイス買ってきてね。ダッツのー』

「「!!」」


 姉の声が流れた。周囲がこれまでと比較にならない程どよめく。


「喋った?」「な、なんだ今のは」「声が出たぞ」「いや、声を記録すると言ったではないか」「何処の言葉だ?」「知らない言葉だ」「何と言ってるのですか」

「……」


 もう一度再生する。


『新ちゃん。帰りにアイス買ってきてね。ダッツのー』

「……」


 これは去年帰宅時に、姉からアイスを頼まれたのすっかり忘れて怒られた後、勝手に携帯を弄られて朝の目覚ましに設定されたんだ。なんと恐ろしいアイスの恨み。

 また流す。


『新ちゃん。帰りにアイス買ってきてね。ダッツのー』

「……」

『新ちゃん。帰りにアイス買ってきてね。ダッツのー』


 姉ちゃん、人に頼む時だけ高いアイスを頼むの止めて欲しいんだが。


「……はー……」


 深く溜息をつく。やばい、ちょっと涙ぐんだ。


(早く帰りたい……)


 切実に思った。


                    ◇


 次は魔術に関しての質問だ。

 これは自分にも判らない。正直に経緯を説明して、何故か判らないが危機に陥ると踊りが閃いて、その通りに踊ると魔法が掛かったようになると説明する。しかし、当然それでは相手も納得しない。


 とりあえず試しに何かかけてみてくれと云われ、女性騎士が一人命令され壁際に立つ。不安そうな視線を返されてこちらも戸惑う。年上の女性にこんな表情を向けられた事がないので、ちょっとドキドキした。


「じゃ、行きます」


 【睡魔の踊り】を踊る。突然珍妙な踊りが始まって呆気にとられる天馬騎士と文官達。

 しかし何故か手足の引っ張られる感覚が起きない。……当然何も起きなかった。


「……」


 踊りは失敗した。


「どうしたのですか」

「い、いや。こんな筈じゃ。もう一回!」


 しかしその後に何度やっても失敗する。最初はおかしな踊りに噴出した人達も、段々困惑して顔を見合わせている。只でさえ珍妙な踊りを踊ってるのにヒソヒソ話し込まれると非常に居心地が悪い。滑稽な踊りに最初は笑いを堪えていた数人も、今は困惑した表情を皆と交わしている。路上で芸に失敗し、焦ってやり直してる大道芸人みたいになってきた。


(な、なんで? なんで出来ないんだ?)


 新平は焦り、顔色も青くなってきた。まさか失敗するとは思わなかった。何度踊っても手足が引っ張られる感覚が起きない。【睡魔の踊り】が出来る条件は単純で、十m以内で相手が自分を見ていれば問題ない筈だった。他にも何か条件があったのだろうか?

 周囲から同情した顔が向けられ始めるる。彼等にしても報告が嘘だとは思ってはいないが、未知の魔道なんて疑わしいものが、そうある筈もない。当人と報告者の勘違いかもしれないという考えもあるのだ。


(や、やばい。ここで出来なかったら俺どうなるんだ)


 先程まで褒められた事も吹っ飛び、最初の町で身包み剥がされ牢屋に転がされた光景を思い出す。


(やばい! 来いっ! 来いっ!)


 くんっ


(来たあ!)


「ハッ! ハッ! フッ! ハッ! フッ! スリープ! スリープゥ!」


【睡魔の踊り】


「あっ……」


 ようやく踊りが発生して騎士さんが倒れる。 慌てて他の騎士達が抱えに走る。


(た、たすかった……)


 新平は汗びっしょりになっていた。


 トルディアが屈み込み、眠らされた騎士の様子を確認して騎士達に命じ外へ運ばせる。


「なるほど、云われている程、確実性の高いものではないみたいですが、確かに既知の魔法には分類されない新しい魔法の様ですね」


 微妙に含みがある言い方だったが、新平としては『出来て良かった。助かった』という気持ちで一杯だったので頷くしかできなかった。


                    ◇


「その他に特徴としてあげられる事は……その言葉でしょうか」


 デニス達と話してた時に判った翻訳機能だ。自分は日本語で話しているのに相手に言葉が通じるし、相手の言葉も日本語で聞こえる。その際、TVの二ヶ国語放送みたいに、現地の言葉は小さく聞こえるのだ。しかも、この現象は天馬や翼竜相手でも起きた。もう、喋れる相手には無制限に翻訳が掛かるとしか思えない。

 原因は判らないが、先程女王の天馬が言った「神気を纏った」という状態の影響だろうか。神気ってなんだ。漫画みたいに何かオーラみたいのが沸いてるのかな。自分で見てもさっぱり判らないのだが。


「確かに唇の動きと、聞こえる声が違うのはおかしな話です。実際に会話が成立しているので翻訳されているというのも本当でしょう。更に天馬や翼竜共、対話が出来るとは驚くべき事です。ただそちらは立証のしようがないので簡単に認める事はできませんが。一体どのようにして身につけられたのですか」

「言いましたように、自分は日本語しか話せないし、最初にここに来てからずっと自分の国の言葉で話しています。どこかで翻訳能力を得たのか自分でも判らないです。想像としては、さっき王女の天馬が言った『神気を纏ってる』影響くらいしか思いつきません」

「……そこがどうにも納得しがたい話ですね、トリス様は他には何と?」

「え……近づいて来て、お前何者だと聞いてきて、名前言ったら、違えよ、お前神気纏ってるじゃん。珍しいじゃん……と」

「……本当にトリス様がそのような物言いを?」

「うあっ、違う。えーと。何か難しい言い方してたんだけど、要約すればこんな感じで。うん」


 説明の下手な新平のせいで、天馬の王がヤンキーみたいな話し方をした事になっていた。

 後ろの天馬騎士達が、微妙な表情で互いに目配せし合っている。さもありなん。この国の象徴たる天馬の王の言葉を初めて聞いたら内容がコレなのだ。

 酷い誤解を振りまいているのだが、新平は気づいていない。


 はた迷惑な男だった。


「神気とはなんですか」

「いや、それを聞こうとしたら槍を突きつけられたんですよ。だからもう一度、あの天馬と会わせて欲しいんですけど」

「……」


 トルディアさんは難しい顔をする。でもここで諦める訳にはいかない。


「何か知ってそうだったんですよ。帰る手掛かりが判るかもしれない。怒鳴ったのは謝るので、少しでも良いから話をさせてくれませんか」

「……まず、あの御方はこのトリスタ森林王国の建国の切っ掛けにもなった神獣で、天馬王トリス様とおっしゃられます。数百年以上前にトリスディア湖に顕現され、初代女王との契約後も歴代女王と契約し乗騎となって頂いています。王族以外がおいそれと声を掛ける事も許されません」

「……うわぁ……」


 何百歳が出た。来たぞファンタジーな設定。いらんよ、そんなの。


「この国の国名トリスタも、トリス様を王とする天馬達との契約によって建てられた国という意味があります」

「そんな偉い方とは知らず……すいませんでした」


 槍を咽に向けられた事を思い出す。……どうりで周りがピリピリしていた筈だ。

 仕方なく謝って引き下がる。ここで無理に頼んでも、言い返事が貰えるとも思えない。


「はい。ですので、私達で判断は出来ません。一応、フォーセリカ王女には、お伝えしておきます」

「……よろしくお願いします」


 少し光明が見えたかと思ったら遠ざかった。考えてみればあのおっぱい王女様は、簡単に敵将の首を切るくらいの女傑なんだ。下手な要求をして怒らせたら殺されるかもしれない。慎重に対応しなければ。


 一見まともな事を考えてるが、先程の王女との拝謁時、皆が膝をついた中で一人突っ立って、散々王女の胸元を覗き込んでセクハラした男が今更何を言ってるのかという話ではあった。


 他には無いかと聞かれたが、これ以上は自分でも把握していないので答えられない。

 文官達も色々聞いてきたがやはり答えられない。というか自分でも判らない事が多過ぎた。碌に検証していないというのもあるが、根本的に新平は体育会系バカで、物事を理論立てて予想したり、検証したりという事が苦手だった。


「……最終的にはあなたがアウヴィスタ神と出会い、こちらに召喚されたという真偽になりますが、現状では証明する事はできそうにないですね。ただ、貴方がこの国に無い魔道を使っている事は間違いないようですが」


 文官達も言う。


「結果から見れば貴方が何者かにこの地に召ばれ、その時に色々な能力を付加されたと考えられますが」

「何分前例の聞かない事ですので、慎重に判断せねばなりませんな」

「……そうですか」


 前例が無い。……またはこの人達は知らない。国の王女の側近や文官達が知らないのか。しかし、あの天馬は「久しぶりに見る」と言ったのだ。どこかに似た例はある筈だ。

 簡単に天馬に会えないとなると、どうすべきか。日本に帰る希望が見えてこない。知らず握り拳が硬くなる。


「……お、僕はこれからどうなるのですか?」


 トルディアが目を細める。今の発言は身柄を自分達に預けるのを求めたと同意である。自活してる人間なら、ここで自分の立場と要求を述べて交渉を始めたろうが、学生で知識も無く衣食住を提供されているが故に、自分はここに保護されていると思ってしまった新平は無自覚に失言を犯した。

 トルディアは言質を取れた事をおくびにも見せない。


「……まだはっきりとは言えませんが、こちらの戦地処理の後、一緒に王都に来て頂く事になると思います」

「貴方はアンジェリカ姫を救出して頂いた御方です。トリスタ森林王国は恩人を害する事は決してありません」

「そうです。賓客として遇すると約束しましょう」


 周りの官吏達からもやさしい言葉を掛けられて、新平は少しほっとして頷く。逃げ回ったり暴力を振るわれたりと命の危険も多いこの世界、やさしい言葉を受けるのは嬉しい。彼は自覚も無く身柄を預ける事を了承していた。


「では、えー……な、何卒王女様へ、天馬様への拝謁の許可、よろしくお願いします」


 新平は下手な敬語を使いながら、今は頼むしかないと思った。


次回タイトル:大薮新平 城から逃亡す

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