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うちの両親

作者: 上別府由樹

 うちは米屋である。地元の皆様のおかげでなんとか凌いでいる。そんなある日。

「よいしょっと」米袋を持ち上げた。重い。いつもよりも。

「なんか米が重いんだけど」

「ああ、お前はまだ知らなかったのか。米粒に政府がICチップを入れてるんだ」

 んなバカな。

「コロナで喉が痛いって、あれ、ICチップが喉に刺さったからだ」

「本当かよ」でも米は急に重くなったしな。

「うちって金属探知機あったよね? 不純物が混ざらないように」

「ああ、あるぞ」


 持ってきた。

「本当かなぁ…」金属探知機を米袋に翳す。

 ピピ! 反応した!

「って、何やってんのさ」反応したの母の結婚指輪だ。

「邪魔!」母を追いやって再開。金属探知機を翳す。


 ……。やっぱりね!

「お前の頭に金属探知機翳してみ?」は?

「どういうこと?」とりあえずやってみた。反応しないはずだが……。ピピ!


「おーい!」

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