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7/26-お昼ご飯とナチュラルハートアタック

この小説を見つけた人が、どんなキーワードで検索したのか気になる今日この頃。


百合の過剰摂取による尊死(とうとし)にはお気をつけください。



ロリっ娘メイドなんていなかった。いいね?



朝は大変だった。

 どたばたと暴れ、拍の邪智暴虐をなんとか阻止した後、僕と拍は静かに、大人しく朝食を食べ終えた。



流石の拍でも、ご飯を食べながら遊びはしない。

 僕もご飯は落ち着いて食べたいから、食べてる時はふざけない。



朝食が終われば、拍は外でランニングやトレーニングをし、僕は自室でVR機器にデータをダウンロードする。



VR機器でアルターテイルの諸々の設定を終えたころには、もう昼前になっていた。

 いまからお昼ご飯の仕込みはちょっと無理そう。



「…仕方ない。朝重かったし、昼は手抜きでもいいでしょ。」



手は抜くとして、おにぎりにするかサンドイッチにするか、それが問題になる。



でも



「サンドイッチ……かな。」



拍は和食より洋食食べてる時の方が表情が緩む。

 洋食の方が好きだから、だと思う。



和食も別に嫌いなわけじゃないとは思う。

 たまに作るけど、ちゃんと美味しいって言ってくれるし。

 でも反応は薄い。



その日の気分次第だけど、僕はよく洋食を作る。

 主食はお米だけど、おかずは洋食。



そっちの方が嬉しそうにしてくれるから。

 そっちの方が可愛い顔を見せてくれるから。



と、いうわけで、サンドイッチを作っていきます。

 食パン買ってあるし耳落として使お。



具は、ハム、チーズ、キャベツに……あとはピーマンで。



拍はピーマンが苦手だ。

 ピーマンを入れた料理を作ると、少しだけど苦い顔をする。

 そんなところも可愛いと思う。



だがそれとこれとは話が別だ。

 朝のことを、僕は忘れない。

 僕はっ!絶対っ!あきらめないッ!



「でも全部に入れるのは可哀想だし、2個だけにしよ。」




そんなこんなでサンドイッチ完成!

 拍にも連絡したからもうすぐ来る。



「お邪魔します。」



椅子に座って待っていると、鍵を開ける音がした。

 玄関扉をあける音がして、次いで声が聞こえた。

 足音が鳴って、居間のドアが開けられる。



「拍、いらっしゃ…ぁ……い?」



………え?



「どうした?」



「なんでもな……くない!何その薄着!そんなカッコで外出てたの!?」



なんで白のタンクトップとショートパンツのみ!?

 普通に黒い下着透けてるし、生足が眩しい。

 心臓止まるかと思ったんだけど、殺す気か?



「外は暑いし、お風呂上がったばかりだし、早く昼飯が食べたかったからな。」



「だからってそんな格好で外出ちゃダメでしょ!誰かに見られたらどうすんの!?」



「人が居るかどうかは気配で分かるから問題ない。誰かに見られてる感じもなかった。」



「なにその超理論、超人か!…そういえば超人ってか達人だったね!」



なんかもう疲れた。早くご飯食べよ。



「お昼ご飯はテーブルに置いてるから、適当に取って食べてね。…いただきまーす。」



僕はサンドイッチに手を伸ばし、頬張る。



「昼はサンドイッチか…いただきますっと、朝と昼逆だったんじゃないか?ってこれピーマン入ってるな。」



拍は椅子に腰掛け、サンドイッチを手に取って文句を言ってきた。



……むぅ。



「じゃあオムライス作ろうか?ピーマンマシマシの。」



「わーサンドイッチうれしいなー。」



「分かればよろしい。」



サンドイッチだから食べ終わるのも早い。

 普通のを食べる拍の顔と、ピーマン入りを食べる拍の顔を堪能した後、2人揃ってご馳走様をする。



「結局、なんでサンドイッチだったんだ?」



向かい合って、お茶を飲んで食休みしていると、拍が聞いてきた。



「ゲームの設定が思ったよりも時間かかってさ。仕込みとか出来なかったから、手を抜こうと思って。」



「それならおにぎりでよかっただろ?朝、オムライス作るのに炊いてるんだから。」



ぐぬぬ……、それを言われると反論できない。



「はぁ〜…。…だって拍、和食より洋食の方が好きでしょ?」



「?…なんでそうなる。私は和食も洋食も、両方好きだぞ。」



「いや、だって和食の時は反応薄いし、洋食の時はすっごく美味しそうに食べるから。」



「まぁ実家にいた時は年中和食だったから、食べ慣れてたしな。洋食は望天とご飯を食べるようになってからが初めてだし、全部が新鮮だったからな。」



「なーんだ、どっちが特別好きとかないんだ。」



今までの推理は間違ってたのか。

 けど、紛らわしい拍が悪いってことで。



「そうだな。…強いて言えば和洋問わず、望天の作る料理が特別好きだぞ。」



「っ!!…………ばーか。」



何でもないように人の心臓痛めつけて、ほんとズルい。



「しかしあれか、サンドイッチを作ったのは私のためか。くくっ…可愛いやつめ。」



拍が立ち上がって僕の近くに来る。



「待って近づいてこないで。」



「まぁそう言うな。」



拍が隣まで来た。

 どこに目線を向ければ良いか迷って、結局拍と目を合わせる。



「なにする気さ?」



「良い子にはヨシヨシと相場が決まっているだろう。」



拍が手を伸ばしてくる。








「ふしゃーーっっ!!」


もちろん全力で抵抗した。



またVRMMOを始められませんでした。ごめんなさい。

でも書く気ではあったんです。


この話も最初は「7/26-アルターテイル」ってタイトルで書き始めたんです。信じてください。


次は引き伸ばしようもなくVRMMOをしていきます。

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