表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

プロローグ

 


 どこの世界にも魔王といえば、国を支配したり人々を傷つけたり……なんていうイメージがあります。

 この物語には、数多く居る魔王の中でも一番気弱なディアルートという名前の魔王が出てきます。

 ディアルートは、仲間達から"ディア"の愛称で呼ばれ、魔王とういうことを認められています。



 気弱だけれど、魔王様。

 魔王様だけれど、寂しがり。



 ディアは、魔王の城"夜行城"に一人で住んでいましたが、広い城に一人。

 臣下は居ますが、自分を包み込んでくれる人が居ません。

 それに耐えられず、魔王らしく様々な国の王女様を攫っていました。

 ……ですが、攫ったのは良いけれど、良心が痛み、王女様を助けに来た勇者にすんなりと倒されてしまうのでした。



 毎日一人寂しく暮らすディア。

 そんなディアが住む"夜行城"に、ある日、侵入者が現れます。

 その侵入者は、それはそれは、とても美しい女の子でした。

 ディアは今まで何度も美しい王女様を見た事がありましたが、そんなの、比べ物にならない位に、その女の子は綺麗だったのです。


 その子は、

「私はココに住む為に来たのよ」

と、言いました。



 話を聞けば、その子はとある国の王女様なのでした。

 もちろん、毎日寂しい思いをしていたディアが断るはずがありません。

 少し気の強い王女様ですが、そんなところもディアは大好きになりました。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ