密かなブームって何なの?
さてさて、これからどう動きますかね。
俺達は予定通り街道を目指し、そこから一番近いであろう町まで行くつもりでいる。行き先の変更は、そこで検討すればいいと考えている。獣耳ファミリーから得られ情報から、彼等が辿ってきたルートは取りたくない。同じ思いをしたくはないからね。
もしかしたら、ミラとは次の町でお別れかもしれないけど、そこから近いようなら、ミラの村に行くのもいいかもね。約束もしたし。まあそれも町に着いてから考える事かな。
あとは、獣耳ファミリーがこの岩山で暮らしていくというなら、ここでサヨナラだ。今後の食料確保のためには、ここを動く必要がある事は理解しているはず。慣れない土地での食料確保には、散々ツライ思いをしてきたのだから。それならどこへ向かうのか。
何なら、一緒に行動してもいいか? 目的は同じなのだから。
住環境、食料の提供、大人が増える分、子供達の安全性は上がる。こちらから提供できるものはそれなりにあるはずだ。でも、こちらからそれを提案するのは違うかな? さてさて。
今日はこのまま、岩山のシェルターで過ごす事にした。家族会議も必要だろうしね。俺としても、魔法の検証もしたいから、ちょうどいい。
〈殺菌〉無双も結構疲れたから、お風呂でスッキリさせリフレッシュ。ミラに風呂を勧め、オイラはお待ちかねの、魔法の検証をするのであります。
* *
検証の結果は時短で紹介。
〈雷〉との組み合わせにより、全般的に魔法の【発動速度】が上昇し、【性質】も大幅に向上した。
【生活】はより快適で便利に。
〈土〉から物を作る【作成速度】も上昇し、原子レベルで〈土〉を結合させる事により、作成物の強度・性質が大幅に向上。
強度・硬度・じん性・耐衝撃性・耐腐食性・耐摩耗性・耐熱性・耐低温脆性・耐疲労性が上昇する事により、必然的に【防御力】も上昇。
【癒やし】の効果も上昇。
【攻撃】面でも速度、威力が上昇。
魔法の【瞬間最大値・上限】も上昇していた。
これこそ、まさにアゲアゲ! 上昇しまくり祭り!
これ以上は調子に乗りません。謙虚に生きていくのです。
でも、変化した所はしっかり確認しておかないと、痛い目を見るかもしれない。思っていた事と実際に起こる事が違うと、もう大変。自分でビックリしちゃうからね。
こういうすり合わせって、バカにできない。スポーツ選手なんかもそうだけど、違和感とか感じると危険なんだよね。ビックリで済まない事態に発展してしまう事もある。
あれれ~~、そんなつもりじゃなかったんだ。ウソじゃないんだよぉ。許してくれよぉ。とか。
はっ! なぜこんな事に? いつもより威力があり過ぎる! ……ごめんよ、俺は取り返しのつかない事をしてしまった……。とかね。
うん。気をつけよう。
新しい発見があれば、要検証。これ必須。
〈属性〉を纏う順番とか、発動順とかいろいろ試した結果、ようやく落ち着いた。
土色の検証では、塗装っていう発想自体が間違っていた。
そもそも、土は一色だけじゃない。
土の色を決めている物質は、主に土壌有機物と鉄の化合物で、その量や形態によって決まる。パッと思い返すだけでも、黒、灰、青、黄、赤、茶色などが浮かぶし、土の深さによっても違ってたはず。図鑑情報ね。
地域によっても、気候によっても違ってくる。熱帯地域には赤色っぽい土、温帯には茶色の土、冷帯には灰白色の土が多く見られる。
だから、いろんな場所に行ってみて、《採掘》してみてもいいし、混ぜ合わせちゃっても面白いかもね。魔法のチカラで凄い素材ができちゃったりなんかしちゃったりして。
自分でオリハルコンとか、アダマンタイトとか、ヒヒイロカネとか作れちゃうのかな? いや、あれは設定でも希少な金属だったはずたから、この辺の岩山をいくら削っても無理があるのかもね。夢は夢として、夢のままにしておくのが大人の対応なのかな。
ふふふ、でもフラグにしたいな?
それは置いといて、ここの岩石を《採掘》して、こねくり回し、できた素材で矛盾対決させてたら、いいモノ出来ちゃいましたぜ、ダンナ。
あ、矛盾対決って、ただ、出来上がった素材同士をぶつけ合って強度を確かめてただけの対決なんでね。深い意味などありやせんぜ、ダンナ。
それでまた命名、《鋼》の装備。
今度のはマジでいい出来だと思われる。だって作成し直すからいらなくなった壁、アイテムボックスに入れてた〈防御壁〉で試してみたら、簡単にぶち抜いちゃったし……。
本物の鋼とはいかないかもしれないけど、もしかしたら、それ以上かもよ?
普通の〈土〉よりも〈岩石〉のが硬いのは当たり前で。それを更に魔法で〈加工〉させてる訳だから、良いモノできても不思議じゃありやせんぜ、ダンナ。のダンナ押し。
それから、継続的に実験し始めたのが、〈身体強化〉の常時使用。
結局、〈身体強化2倍〉は〈身体強化〉として統合し、登録を削除した。悪乗りしすぎに反省。2段階で発動させるの面倒だし、意味ないからね。
段階を追って発動するなんて、相手を甘く見てる証拠だ。時間制限がある訳じゃないんだから、戦闘を甘く考えた、とんでもなくアホな魔法の登録だった。
もしかしたら〈身体強化〉すら発動する前に、さくっとヤラレちゃうかもしれないし。そもそも油断なんかしちゃダメだ。調子に乗って、いい気になるなっての。当たり前の事だった。反省です。
それで、この〈身体強化〉なんだけど、効果を見る限り、身体へのマイナスの反動も、中毒性もない。と思う。それならずっと使っちゃってもいいよね? という事で実験開始。
纏わせるという発想から、身体への優しさも纏ってくれてるのかも?
《身体強化》自身の身体能力にプラスの補整加える
〈水〉による軽度の疲労回復、体温調整、水分補給
〈風〉による抵抗軽減、追い風
〈光〉による〈手当て〉常時発動
状態を悪化させずに保つ程度だが、免疫力向上、
体温・水分調整、呼吸の確保が可能
更に〈癒やしの光〉効果により中回復
〈雷〉による反応速度微上昇
※《癒やしの光》は高回復効果だが、
〈身体強化〉中に〈水〉に発動することで効果が中になった
ついでに、妄想発動。
常時使用→いつもの筋トレ→回復→筋力アップ→効果上昇って感じで循環していくといいなぁ。ムキムキにはなりたくないけど、効果があるといいなぁ、寝てる時はどうなるのかな? いい夢見れたりして?
はっ、この妄想が夢か?
最後に、〈ステルス〉が、スゴいことになりそうです。
ゴブリンとの戦闘の前に、ミラの前で発動させた時の反応がやけに大げさだったから、何かあるんじゃないかと思って、気になってたんだよね。あくまでも、こちらの気配を探知されにくくするくらいの低隠密性だったはずなのに、
『ん、おおっ。いきなり気配が薄くなったかと思えば、やはりそこにいたのか。ビックリさせるでないわ。何をやっておるんじゃ、まったく』とか言ってたからね。
あの時は、〈全身空調〉を発動させてたから、各属性をずっと身に纏ってた事になる。そのお陰で、知らないうちに〈ステルス〉の効果が上がってたって事だよね。
で、更に面倒な検証をしたところ、〈ステルス〉の性能が大幅に向上する事が判明した。
〈水〉水の膜による防臭・遮音効果
〈土〉土の層による防臭・遮熱・遮音効果
〈風〉空気の層による断熱効果
〈雷〉探知遮断
複合的にみると、なんだかよく分からないが、とにかく凄い性能だ。という事になった。
★《ステルス》隠密性大
各属性を身に纏うことにより、性能が大幅に向上
防臭・遮音・遮熱・断熱効果、探知遮断
『キノコ無双』からの『雷無双』
俺はどこへ向かっているのだろうか?
その答えが見つかったみたいだ。
* * *
「じゃあ出発しようか」
「うむ。早く行くとするのじゃ」
パブロ「はい。行きましょう。よろしくお願いします」
ルイ「はい。お願いします。あなた達も。ほら、行きますよ」
アリー「はい。今行きます」
ジャック、レックス「「はーい!」」
朝食を手早く済ませ、シェルターは〈解放〉し、住みかにしていた岩山は、〈鋼戸〉で〈ロック〉しておいた。一時的な融合だけど、場所を知らなきゃ、まず見分けられないし、簡単に破壊もできないと思うよ。〈ロック解除〉しなきゃ、誰も入れない。これが本当の隠れ家。隠れっぱなし。
サヨウナラ岩山。安全な住みかと、貴重な資源をありがとう。
*
7人という大所帯で森を進む。鼻が利くので、パブロとルイが先頭。次いで子供達とミラ、殿は俺。
家族会議の結果、俺達と次の町まで一緒に行くことになった。これからもずっと、岩山で暮らしていくのは難しいと思う。それならまた移動する事になる。俺達と一緒に動いた方が、より安全だ。何が起こるか分からないからね。いい判断だと思う。信用してくれているということだ。
俺達からすれば、子供の足に合わせる事になるから、進行速度が遅くなる。正直メリットはないのだが、警戒の目が増える。ゆっくり行く分、食料の調達もできる。
こっちには大食いチャンピオンがいるからね。今度チャンピオンメダル見せてもらわなきゃ。食料は、いくらあっても困る物でもない。食べる分には、いくらでも食べられそうだし、腐らせる心配はなさそうだ。ミラがいるからね。
勿体ないから、限界までチャレンジさせる気はないけど、アイテムボックスとマジックバッグの限界までは、張り切って食料を確保するのじゃ。
それに、俺からすれば、貴重な情報収集もできるから、お互いにとってWIN WINという事で一緒に行く事にした。ミラにしても、急ぐ訳でもないし、子供達と楽しそうにしているから、即了承。自分の食べる分が増えるのだから、反対するはずないけどね。
*
犬人族の鼻は、本当に優秀。食料確保に一家に1人は欲しいかな。あと警戒要員にも1人か。索敵能力も高い。動きも素早いから、斥候にピッタリだ。
狩りの能力もあった。
ウサギ? 2匹と、シカ? 1頭。
獣人の力強さも理解できた。サクッと狩ってきた。俺は全然気付かなかったよ。解体もお手のもの。いつもの事らしく、子供達も教えてもらいながらお手伝いしていた。なんて心強いんでしょう。待望のお肉が手に入りました。
焼くしかないでしょ。いつ焼くの?
後でしょ!
* *
調子に乗って食料確保、解体作業をしていたら、あっという間に昼を過ぎていた。
レッツ、パーティー!
残量の心配をする事もなく食材を焼いていく。
いいね。実にいい。食の大切さ。体へ栄養補給だけでなく、精神的にも豊かになれる気がする。1人で食べるより、圧倒的に楽しいね。みんなで移動して良かったよ。
* *
「止まってください。何かいます」
腰を落とし、様子を伺うパブロ。
「人が倒れています。……1人? いやニオイが他にも……」
パブロが伝えるや否や、状況を確認し知らせてくるルイ。
また人が倒れているのか? しかも複数いる?
「ミラ、ちょっと待機。静かにして、周りの警戒と各自で様子を確認してくれ」
「分かったのじゃ。おぬし達も警戒しながら大人しくしておるのじゃぞ」
雰囲気を切り替え、子供達に的確な指示を出すミラ。
こらこら、またかよ。本当は流行ってんじゃないの?
密かなブームとか、確実にセールストークだよね。ブームならみんな知ってるよ。密かなブームって何なの? 変な言葉を使って、釣ろうとしてんじゃないの?
何にでも愛好家はいるからね。個人的なマイブームを紹介します。って言うなら分かる。まだ知らない面白い事を紹介してもらえるなら、いい情報かもしれない。
でも、それを取り上げて話題にしたいという発信者の思惑。マスメディアの闇。
イヤダイヤダ。いや、ダイヤだ! 原石かもよ?
やっぱりこの森、倒れるの流行ってるよ。間違いない。この前強制ノミネートさせたからだ。ノミネートしたからって、ワザワザ流行らせなくてもいいんだからな。迷惑だぞ。まったく。
後方の警戒をミラに任せ、音を立てないように注意しながら、急いでパブロの側へ行く。腰を落とし、物陰から《双眼鏡》で状況を確認。
「確かに、1人倒れてるようだね。戦闘の形跡は見てとれないかな? 他にも人がいるのか? ルイ、ニオイはどこからするか分かる?」
「いえ、そこまでは。別の方向からも同じニオイがするような、……確実ではありませんが……」
「確かに1つじゃないな。……ルイージャ、二手に別れて探ってみよう」
「そうね。では私は左から行って確認します」
「パブロ、ルイ。毒によるものならば、俺がなんとかするから、慌てずに探ってくれ。罠があるかもしれないし、近くにモンスターがいるかもしれないから、注意してくれ」
「血のニオイはしません。近くにモンスターの気配もありません。ただ、ツンとする香辛料のニオイが……もしかしたら罠かもしれませんね」
「そうね。モンスターはいないと思うわ。恐らく、同じ香辛料のニオイが広がっている感じがするわ。注意して探ってみましょう」
左右に展開していく2人。俺は注意をそらさず周りを警戒する。香辛料の罠ってどんなんだ? 目潰しとか? 痛がらせて戦闘を不能にさせるとかか? もしかして、あの人、辛いもの食べ過ぎて失神しちゃっかとか?
全くもって遺憾であります。また時間を取られる事になってしまった。やれやれだ。
何事もないことを祈ろう。
ん。上か? 何か動いたぞ。何かいるのか?
「ミラ、上に何かいるかもしれない。見えるか?」
警戒しながら近づいてきたミラに確認を促す。
「ん。なんじゃ。上じゃと? ……流石に分からんわい。ちょっと軽い攻撃を加えてみればよかろうに。おぬしなら、この距離でも届くじゃろうが」
「え、流石に攻撃はマズイでしょ。でも案としては、……ナイスだミラ。その案を採用して、軽く牽制してみるよ」
「ふん。そうじゃろう、そうじゃろう。わしの戦術にかかれば、簡単な事なのじゃ。まったく、軽く攻撃を加えるくらいなら大丈夫じゃろうに、気を遣いすぎなのじゃ」
おう、戦術って、これ戦いじゃないぞ? なんでも戦いに結びつけるのは止めようね。フラグになっちゃうよ。
「まあ、まだ敵が潜んでいると決まった訳じゃないからね。そこん所勘違いしちゃダメだと思うよ。でも、ミラの言うとおり、警戒はしつつ、牽制してみるよ。ありがとう」
パブロとルイを見やり、木の上を指さす仕草をする。
2人ともすぐにこちらに気づいてくれたので、更にジェスチャーを入れてみる。自分を指さし、木の上にも指を指す。何度か繰り返し、俺が木の上に何かする事を伝える。恐らく理解はしてもらってないだろうが、やっちゃいましょう。気をつけてね?
これなら詠唱もいらないし、攻撃力もそんなにないはず。距離も離れているからちょうどいいと思う。届くよな? 間違っても倒れた人には当たらないように注意して、上の方に指先を向ける。
おらよっと。《泥弾》×3
ドシュッ! ドシュッ! ドシュッ!
バシャ、ガサッ、ドシャ
ちゃんと届いたね。スピードも上がってるの忘れてた。届くか心配だったから、普通に撃っちゃった。てへ。
良かった。人に当たらなくて。
日頃の行いが良いから、こういうところで返ってくるんだね。宝くじの高額当選は、一度もなかったけどね。ふん。
ガサガサガサガサッ、……ドカッ!
「痛ってーー! 何しやがるっ! 突然攻撃しやがって!」
おうふ。日頃の行いが返ってきましたよ。
【追加登録された魔法】
■生活■
※〈雷〉同時使用で、発動速度が上昇
性質も大幅に向上
★《洗浄》汚れをしっかり洗い清める
衣服にも効果が及ぶ。乾燥付き
★《全身空調》体に〈風〉を纏わせ空気の層をつくり、
各属性で空気を調整する。断熱性、遮音性あり
空気を循環させ吸排気も行う
〈火〉暖房〈水〉加湿〈風〉除湿〈雷〉防虫
■作成■
※〈雷〉同時使用で、作成速度が上昇
原子レベルで〈土〉を結合させ、強度・性質が大幅に向上
★《石戸》→《鋼の戸》
★《土壁》→《鋼の壁》
★《土柱》→《鋼の柱》
★《コップ》《ガラス》不透明→透明ガラスに変化
★《螺旋階段》〈柱〉に予め階段状の段差を作り、
回転させながら伸ばしていく事により成功させた
★《鋼》鋼弾用の弾
★《鋼の矢尻》矢尻弾用の弾
■癒やし等■
※〈雷〉同時使用で、効果が上昇
★《浄化》不浄を強力に払うはずだが、不明
★《癒やしの光》中程度の回復効果→高回復
※《継続の癒やし》〈水〉を纏い〈癒やしの光〉を追加
持続型回復・効果小 動きはやや鈍る
→使わないので削除
※《雷殺菌》は〈殺菌〉として統合し、削除
■防御■
※〈雷〉同時使用で、発動速度、効果、防御力が上昇
原子レベルで〈土〉を結合させ、性質が大幅に向上
強度・硬度・じん性・耐衝撃性・耐腐食性・耐摩耗性・
耐熱性・耐低温脆性・耐疲労性が上昇
★《風壁》防音、防臭、外気遮断、激しい上昇気流発生
〈雷〉により物理攻撃を更に弱める
★《全身防御》全身に纏った〈土〉を〈超強化〉して
攻撃を防御する。全身一塊の鋼の鎧
〈解放〉するまで動けない。
★《鋼の装備》体の任意の場所にパーツとして
『鋼』の防具を纏う
装備している防具に〈鋼〉を纏わせ強化することもできる
※イメージとしての鋼が、本物の鋼以上? になった
■補助■
※〈雷〉同時使用で、発動速度、補助力が上昇
★《身体強化》自身の身体能力にプラスの補整加える
〈水〉による軽度の疲労回復、体温調整、水分補給
〈風〉による抵抗軽減、追い風
〈光〉による〈手当て〉常時発動
状態を悪化させずに保つ程度だが、免疫力向上、
体温・水分調整、呼吸の確保が可能
〈雷〉による反応速度微上昇
更に〈癒やしの光〉効果により中回復
※《癒やしの光》は高回復効果だが、
〈身体強化〉中に〈水〉に発動することで効果が中になった
※《身体強化2倍》は〈身体強化〉として統合し、削除
★《ステルス》隠密性大
各属性を身に纏うことにより、性能が大幅に向上
防臭・遮音・遮熱・断熱効果、探知遮断
■その他■
※〈雷〉同時使用で、発動速度が上昇
★《解放》自身が発動させた魔法を取り除く
着火後の火、具現化した水、
月日の経過し、定着した物質には不可能。
→時間はかかるが、定着物でも可能に
どこまで解放するかの調節も可能
発動中は手を離せない
★《採掘》岩石、土砂や地中を掘り出す
鉱物の指定はできない
※《岩加工》は〈加工〉として統合し、削除
★《バルシュ》
〈土〉属性物を問答無用で〈解放〉する
定着物にも有効
時間は大幅に短縮されたが、発動中は手を離せない
■攻撃■
※〈雷〉同時使用で、発動速度、威力が上昇
詠唱必須
★《鋼弾》地面に片手を付きながら発動
アイテムボックス内の弾を利用した発動可
◆瞬間最大値・上限◆
★《土壁》1000×1000×200mm
→2000×2000×400mm(長さ×幅×厚さ)
★《落とし穴》1000×1000×1000mm
→2000×2000×2000mm(長さ×幅×深さ)
★《砂地》《沼地》1000×1000×500mm
→2000×2000×1000mm(長さ×幅×深さ)
★《飲料水》300ml→500ml
★《土》の魔法の射程:30→60cm
★《火弾》時速150→200km
◇◇◇◇◇