no・4
ヘリに乗って家の正面側にちょっとだけ移動したところだが、大きな発見があった、何と家から10分ほど飛んでいると滑走路らしき施設を発見した、多分嘉手納基地の滑走路とほぼ同じ大きさだと思うが、何故こんなところに滑走路があるのだろう?何故かはわから無いが後でデルタ部隊と一緒に探索してみよう、今は島を回ることが先決だ
『シューター1、あの滑走路はどうします?一度探索しますか?』
「いや、島の探索を優先してください探索は後でします」
『了解』
それから30分ぐらい飛んだが、やっと島の端に着いた
『シューター1、島の端に着きましたがどうします?』
「東側から回っていきます、何か発見したら報告をお願いします」
『了解』
機体を東に傾けて前進する
『しかし、森しかありませんねこの島は』
「全くです」
島の上を飛んでいて思ったのが、本当に森しかない、森以外に見たのは家と滑走路ぐらいだ、他の建造物は見つからない、そして島の端に来たと言うのに他の島が見えないもしかしたら反対側に何かあるかもしれないが何となく何もない気がする
『シューター1、少し進んだ所で港発見、かなりの大きさです』
「了解…目視にて確認、確かに大きいですね」
港の大きさは護衛艦のかがが1隻入れそうな桟橋が2つと原子力空母1隻入りそうな大きな桟橋が一つ、どの桟橋も横幅が広くとられている
『シューター1、探索は後回しで?』
「はい、また後で探索はします」
『了解』
『司令官、もう暗くなってきてますが、まだ回りますか?』
確かに辺りが暗くなってきている、一度戻って残りは明日に回せばいいだろう
「シューター1より各機へ、これより帰投する」
『ノーマッド1、了解』
機体を家の方向に向けて前進させて家に帰る
「命令の出し方変えてみたんですけど、どうでしたマイク?」
『よかっんじゃないですか、普段もそっちで言った方がいいんじゃないですか?」
「それじゃあ、この口調で行きま…ンン…行こうか」
『その意気です、司令官…家が見えて来ましたね』
やっと、家が見えてきた
「ノーマッド1、先に降下するしばらく上空で待機だ」
『了解、待機します』
家の裏側のヘリパッドの真上に到達すると、慎重に機体を落としていくそして、ヘリパッドに機体を落とすとエンジンを切って横のハッチを開けて外に出る
「司令官、お疲れ様でした」
「マイクもお疲れ」
上空で待機している”SH-60K”を降ろすためにAH-1Zを消しておくそして、”SH-60K”に降りてくるようハンドサインを送るすると”SH-60K”が徐々に降下してくる、そして完全に地面にタイヤが付くとローターの回転が弱くなっていく
「司令官、お疲れ様です」
「お疲れ様、明日また反対側から回ってもらうから明日もよろしく頼む」
「了解、ご期待に応えて見せますよ」
「デルタ部隊は明日俺と一緒に今日見つけた施設の偵察に行ってもらう」
「了解」
「それじゃあ、みんなまた明日もよろしく頼む」
デルタ部隊とノーマッド1を戻す
「さてと、それじゃあ戻るとするか」
ヘリパッドから大きく迂回して家の入口に回わる
「ヘリパッド側にも裏口みたいなの欲しいな…」
中に入ると右側の自室に入るとHK417と無限カバンを置いて、机の前に座って無限カバンの中から常識本を取り出して最初のページを開く、最初のページからじっくり読んでいく…
何とか最後まで読み切る事が出来たが、多分1時間くらいかかったと思う、そしてこの常識本に書いてある本は本当に常識だけだった、お金の単位やスキルの話、それにスキルの話大体そんな感じの本当に常識と呼ばれる話だったが、これがあれば困る事が無くなると思えばありがたい
「さて今日はもう寝るか…」
お腹はすいているが、眠さの方が勝っているため今日は寝ることにした
「明日は、今日見つけた施設の探索と島の捜索と…やることがいっぱいだな、そう言うのは明日考えればいいか、さて…寝よ」
ベッドに横になって寝る体制になる、シーツから何故かいい匂いがするそして、そのまま意識が遠くなっていく…
メリルリ「さっき、メリダが出番が少ないって嘆いていたのだが、後書きにしか出ていない我に言われてもの…」