02 艦魂等
こちらには、艦魂や車両等が出てきます。
フィクションが一杯ですのでご注意下さいませ!
艦魂、船霊等の定義について
①艦魂の定義
小説『海の防人達』等の世界において、船舶及び艦艇に宿る魂、意識体等のうち、『海上自衛隊及び海上保安庁に籍がある艦艇・船舶等に宿る、魂、船霊、意識体等の総称』とする。
なお顕現化の有無については、問わないものとする。
②船霊の定義
小説『海の防人達』等の世界において、船舶や艦艇に宿る魂、意識体等のうち、前項①に規定されていない船舶等とする。
なお顕現化の有無については、前項①と同様に問わないものとする。
③船霊の定義
文字は項目②と同一なため紛らわしいが、この読みの場合、項目①及び②を含んだ総称となる。
なお、作中の人物のセリフや文脈によっては、【項目①または②の意味を持つ】ものとして扱われる場合や、言葉の本来の意味である【航海の安全を願う神】も含む場合もあるため、項目①及び②のような厳密な括りは持たないものとする。
なお顕現化の有無については、項目①と同様に問わないものとする
艦魂の紹介
○土佐
いずも型護衛艦4番艦・DDH186とさに乗艦している。
第1印象は生真面目で、冷たく感情が無さそうな印象を持たれがちだが、甘いところやお茶目な面もある。
3人の姉(出雲・加賀・駿河)に対して敬愛の念を持つが、いきすぎる事もあり、それが原因でトラブルも起きている。
特にすぐ上の姉、駿河に対して特に気にかける様子を見せ、ある人物と対立しかける。
また、ある件を報告した後、艦長から告げられた言葉に、明らかな動揺を見せる等の一面もある。
「夢だと仰るなら、その両頬がどこまで伸びるかやってみましょうか?」
○石見(3佐)
あたご型護衛艦3番艦・DDG179いわみに乗艦している。
岩代に憧れを持ち、口調は岩代に似せているが、大食いなところは元からである。
4番艦・DDG180はぐろにいる羽黒1尉とは、仲があまり良くなさそうな雰囲気もあるが、本当の所は現段階では判然としない。
「(前略)・・・どういう事なの?これ?」
○岩代(3佐)
おおすみ型輸送艦4番艦・LST4004いわしろに乗艦している。
自衛官とは思えないほど柔らかい口調で、土佐や長浦達を翻弄したりしている。
しかし、いざという時は自衛官らしい態度に切り替えているところから、普段は、わざと柔らかい態度でいるものと推察される。
最近は突然現れたLCACの2107と2108に翻弄されているが、普段は翻弄する側なので、筆者はこれでバランスがとれているのではないかと愚考している。
石見と並んで大食漢で、中海に悲鳴を上げさせている事もしばしば。
「本当!?水ようかんも中海ちゃんが作ると美味しいのよねぇ~。もちろん食べるわよ~!!」
○2107・2108他
エアクッション艇1号型7号及び8号艇・LCAC2107及び2108他
ある日の深夜、いわしろ艦内等に突如現れた姉妹達で、口調はほぼ似ている。
大人の容姿の艦魂達の中にあって、見た目が5歳児位、性格や行動が3歳児位とやや異質である。
また、陸自の面々の船酔いに気を配ったり、コミュニケーションをとって得た情報を石見達に披露したりするなど、見た目通りとも言えない部分もある。
なお、艦魂達はLCAC姉妹達を、出現以前は一切把握しておらず、一緒に確認された陸自の面々とも様子が違うところから、土佐は「艦魂と、陸自の面々との中間の存在」と仮説を立てている。
LCAC姉妹達の愛称は、統一されておらず各人で違い、主な言い方は以下の通り。
07ちゃん、08ちゃん
いっちゃん〔2101〕、むっちゃん〔2106〕
LCACちゃん達
LCAC姉妹
おチビちゃん姉妹 等
なお、LCAC姉妹達に関して、筆者が思っていたよりも周りから反響があったために、当初は戸惑いを感じていたようだが、今では白瀬と並んで呟きサイトでも独自に出演させるなどして、ある意味でシリーズにとって欠かせない存在になりつつある。
「夕立~?なんで?なの」(LCAC2107)
「夕立~?なんでなの?かな?」(LCAC2108)
○白瀬(1尉)
しらせ型(2代目)砕氷艦・AGB5003しらせに乗艦している。
黒縁メガネをかけて、無帽でいるか部隊識別帽を着用しているが、作業帽は着用しない。
階級章を着用せず、曹士が着る青い作業衣を普段着用しているため、白峰元幕長、鞍馬幕長以下古参の護衛艦達からは度々叱られたり小言を言われているが、本人は気にしていない。
常に飄々とした雰囲気に包まれていて、捕らえ所がなく、学者然としていて他の艦魂達と比べて知的好奇心が極端に強い。
一人称は『僕』なのだが、就役当初とは違うという証言がある。
その外の就役当初の様子として、「(幹部用の)紺の作業着に階級章を着けていた」とか、「飄々とはしていなかった」といった声も聞かれる。
他の白瀬の特徴として、直ぐに長考して、かつ周りの事が分からなくなる癖と、自分の興味ある物事には一方的にまくし立てるように語り続ける癖がある。
白瀬は自分でもこの二つを特に『悪癖』と呼んでいるが、一度きっかけがあると本人では止められず、周りが止めるか、白瀬が気にするような別の出来事でも起きない限り、本人の気が済むまで止まらない。
好きな動物は南極圏の動物とペンギン全般だが、特に皇帝〔またはエンペラー〕ペンギンとアデリーペンギンには目がなく、南極の氷海を航行中は常に、心の癒やしであるペンギン発見の為に、全力で全周へ警戒を厳にしている。
なお、筆者の思い入れが強い登場人物の為か、自身の呟きサイト内においても、LCAC姉妹と並んで多く登場している。
特にその行動に合わせて、呟きサイトの文言を変えるなどしているため、特別視していると言われても反論出来ない状態である。
また、お気付きと思うが、この白瀬の紹介文に改行による空白が使用されておらず、ここまで長い文章になったのは、白瀬の長台詞は意識しているためという面もあり、そろそろいい加減に書き終わりたいのだが、まだまだ語り足りない部分もあっt(以下略)
「(前略)・・・なんか締まらないねぇ。まぁ僕らしいっちゃあ、僕らしいかねぇ!?」
○中海(1曹)
すわ型補給艦2番艦・AOE429なかうみに乗艦している。
姉のすわ型1番艦・”AOE428すわ”、ましゅう型補給艦姉妹、はしだて型特務艇の艦魂達と共に、料理上手と評判が高い。
岩代と石見とはよく会う機会があるのだが、2人とも大食漢な為に補給が追いつかない事があり、よく悲鳴を上げている。
最近の彼女の悩みは出番が少ないことだと、周囲に文句を言ってるとか言ってないとか。
「ひ、曳舟さん達、き、緊急事態です!合戦準備です!弾薬足りません!(後略)」
○夕立(2佐)
むらさめ型護衛艦3番艦・DD103ゆうだちに乗艦している。
さっぱりした性格で一言多い事もあるが、時折見せる真剣な眼差しは指揮官そのものである。
艦載機である対潜哨戒機・SH-60Kの中の1人と激しく口喧嘩を繰り広げてしまい、土佐にSHー60K共々、多目的区画から引きずり出される一幕も。
輸送艦いわしろにいるLCAC2107と2108の姉妹とは、最初のうちは翻弄されるも、いつの間にか岩代よりもつきあい方が上手くなり、気をそらすためにお菓子を上げたり、一緒に怪獣ごっこをするなど、誰が見ても保育士か幼稚園教諭のようである。
「詳しくは、調べるか、長浦や他の人間にきいてくれないかな。悪いね。」
○照月(3尉)
あきづき型護衛艦2番艦・DD116てるづきに乗艦している。
引っ込み思案な性格で、周りに振り回されやすい。
夕立とSH-60Kが口喧嘩した際に夕立を抑え込んだり、落ち込んでしまった土佐を支えて一緒に休憩室に向かうなど、どちらかというと影から支えるような役回りである。
「ありがとうございます、石見3佐。そう仰られるなら、そうしますが・・・」