表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/40

5話

あれから暫くしてサクヤが戻ってきて部屋に行くことになった。

結局あのドッグフードみたいなのは食べることができなかった・・・


「さっきメイと話してね貴方の名前が決まったから部屋に着いたら教えてあげるね!」


さっきのドラゴンの主人はメイって言うのか・・・

名前は、もう半分諦めているからあまり気にならなくなってきた。だけど、可愛い名前はやめてほしい・・・


「きっと喜ぶと思うな〜」


サクヤは嬉しそうに話しながら部屋へと向かった。


部屋に着くとサクヤは僕の前に座り話し始める。


「君の名前なんだけどね」


僕はかなりドキドキしていた。


「メイと考えてね、君はどうも愛くるしい見た目だからね。」


なんか嫌な予感がしてきた・・


「君の名前は・・・ラブに決定しました〜!」


僕の中で何かが崩れていく音がした。


「どう?気にってくれた?」


「ワンワンワン‼︎(これを見ろ男だろ!!)」


そう言って俺は二本足で立ちあそこを見せた


「そうかそうか!そんなに気にってくれたのか!」


僕は何度も恥を我慢しながらアピールしたが

サクヤは全く気づかなかった。


「クゥン〜〜(もう嫌だ〜〜)」


僕はそのままふて寝した。


翌日


「ラブ〜起きて‼︎ギルドに行くよ‼︎」


「ワン・・(放っておいてくれ・・)」


「今日はこの街のギルドに登録しないといけないんだから起きろーー」


そう言ってサクヤは僕の身体を揺らす。


「ワンワン‼︎(わかったわかった‼︎)」


僕は身体を起こした。


「よし!これ朝ごはんだよ‼︎おじさんが持ってきてくれたんだよ」


そこには昨日のドッグフードとは違いパンだった。


「昨日の夕飯食べられなかったようだから今日はパンにしといたよ〜っておじさんが言ってたよ」


「クゥン・・・(おじさん・・・)」


おじさんは昨日ドッグフードみたいなのを食べない僕を見て気にしてくれていたらしく、パンを持ってきてくれたようだ。


僕はパンに噛み付いた。


「クゥン・・・(美味い・・・)」


久しぶりだこんなに美味しいパンを食べたのは・・・僕は夢中になってパンを食べた。


「お、食べた食べた‼︎おじさんにパンは食べたって言っておこう」


僕はパンを食べて少しだけ元気になることができた。



「食べ終わったことだし、いざギルドに行くよ‼︎」


「ワン!(おう!)」


僕たちはギルドに向かった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ