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 「ごぁあああああああ!!」

 「うぼぁ!?」

 

 目の前が赤に染まり、全身が熱いとか痛いといか言った真っ当な感覚を凌駕する熱量で焼かれ。オレは命を落とした。

 

 ざんねん、これでおれのぼうけんは……とはならず、いつもの如く自室に死に戻った(リスポーン)

 

 手元には……例の魔剣がある。

 

 そう、竜の巣の奥で手にしたは良いが……精神汚染されて正気を失ったアノ忌まわしき魔剣だ。

 

 聖騎士との鍛錬を繰り返した結果。オレは悟った。

 

 正攻法で、一般人(アマチュア)のオレが聖騎士(プロ)に勝つのは無理! って言う当たり前といえば当たり前の事に……。

 

 だがしかし、正道でダメなら邪道に進めば良いだけだ!

 

 もちろん、中途半端な小細工は通じない。生兵法は怪我の元でしかない。

 だからオレは、突き抜けた手を打つ事にした。

 

 その一手が、この魔剣である、

 

 竜の巣から生還するのは不可能だが……片道切符ならなんとかなる。

 

 そして、魔杖と同じように爺さんに習った方法で所有権を書き換えれば……この通り、お宝を持ち帰ることも可能となるわけだ。

 

 ―――問題は、この魔剣をどうやって使うか? だ。

 

 普通に手に取れば、以前の様に剣の呪いに、身体と心を乗っ取られるだけで意味が無い。

 

 しかし、それには解決策が有る。

 

 毒を持って毒を制す。

 

 呪いの武器には呪いの武器……魔剣には……魔杖をぶつければ良い!

 

 聖騎士と初対面に時に、邪悪の徒として罵られてのは、魔杖が原因だった。

 

 爺さん曰く。呪いは互いに干渉しあうモノで、複数持った場合。中和されて無害化することがあるらしい。

 

 無論、相乗効果で、逆に呪いがパワーアップすることの方が多いそうだが……試してみるしか無い。

 

 ―――勝算はある。

 

 魔杖と魔剣は、忌まわしき品ではあるが、込められた呪いの方向性は真逆だ。

 

 爺さん曰く。魔剣を“負”とするなら、魔杖は“正”に属するらしい。

 

 呪われてるのに“正”と言うのもオカシナ気もするが……そういうものだと納得するしか無い。

 

 「感心はしない。しないが……うむむ

  ―――少年よ、本気でやるのか?」

 

 「他に方法がない。

  ―――オレは何としてでも! 家に帰りたいんだよ」

 

 自室から、聖騎士の元まで移動。

 渋る聖騎士を説き伏せて、失敗した時のフォローを頼んだ。

 

 持ってきたシャツを捻じり。両足を縛り動きを抑える。

 

 素のままだと、聖騎士でもオレの暴走を止められない可能性が高いから仕方がない。

 

 むしろ、止められるようだと意味が無い。

 

 聖騎士に勝つために、無茶するんだから当たり前だ。

 

 魔杖を構えた後。オレは毛布に包んで持ってきた魔剣を取り出した。

 

 さぁて……一か八か……。

 

 オレは覚悟を決めて、魔剣に手を伸ばした。

 



カクヨムにて、新連載始めました。


現代の地球は狙われている!?


異星からの侵略者と、異世界からの侵略者。

地球人と宇宙人と異世界人の三つ巴の戦いを征するのは“誰”か?


魔王さま、銀河を征く!

ttps://kakuyomu.jp/works/1177354054880429523


地球たん:他所でやれよ(´・ω・`)

魔王さま:だが断る^^

銀河帝国:あ~聞こえんなぁ?

地球たん:(´;ω;`)


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