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Rose, that of loneliness are silver kingdoms  作者: 劉抻(りゅうしん)
孤独の赤薔薇
6/15

平和な日常と人見知り

彼は可愛い、何をしても一生懸命で、少しずつボクに好かれようとしているのが丸分かりで、失敗して怒られてもメゲない。

彼そっくり。

「起きたか、イブレット。」


「ふぁい、ご主人様」

ここに来てから数週間。彼は大したことではボクに脅えなくなった。


「顔を洗って、うがい。それから朝食だ。」

いつもどおり、ボクが食事を作る。彼は食べてからの片付けを手伝う


「はぁい」

平和に日常が過ぎていく。


最近になると彼には笑顔が増え、楽しそうに裏庭で走り回る。

それが可愛くてしょうがない。

大きい子供のようで


ボクは相変わらず白いカッターシャツとズボン。

同じ仕事用の服が何枚もある。、

多分私服っぽい私服は無いと思う。


彼には買い与えるがボク用には買わない。


彼が来てからは仕事を終えればここに戻ってくる。

帰りに食材や必要な物を買う。


彼は裏庭以外の外には出たがらない。

何度か誘ったのだが、頑固拒否されてしまった。


何故だかは分からないが。

彼が嫌がるなら無理には出さない、

ボクは彼を奴隷として買ってないのだから。


楽しく過ごしてもらう事で少しずつ外に慣れれば良いのだ。


それに彼は人見知りなのでこの屋敷で雇っている家政婦に執事。

まず、それらに慣れさせるのは大変だった。

なんせ家政婦や執事に脅えてボクの所へ逃げて来るぐらいなのだ、


ボクとの週四回の勉強と御術の稽古。


執事との、チェスやオセロ、パズル。


ボクの許可が有れば書斎で一緒に読書。(ボクは仕事だが)


毎日を忙しいモノとして、休暇をしながら進めていく。



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