Human traffic possession slave
風呂場へ連れていくと服を脱ぐように指示した。
彼が脱いでいる間に服を持ってくる。
「おい、体を洗うから痛かったら言うんだぞ。」
「…はい、ご主人様」
大きな浴場にはそれなりの整備をつけている、
彼を連れていき、座らせた、
まずは身体中に着いた汚染物を流し、泡たてた洗剤で身体を洗っていく。ゴシゴシと
「酷い汚れだな…」
泡は最初茶色くなり悪寒がした、前の飼い主はそうとう下劣な奴なのだろう。
汚れが落ちていくと汚れで見えなかった身体に刻まれている焼き印
「…?Human traffic possession slave…だと?生々しいな…」
ボクは小さく呟いた
「ご主人様?」
彼は不思議そうにボクを見た。
「何でもない、傷は痛くないか?」
「大丈夫です、ご主人様。」
彼の身体を洗う時は注意が必要になる。
あちこち切り傷やアザがあるからな。
「…よし。」
頭からすすぎ。
タオルで頭からゴシゴシと拭いてやるとあんなに泥やなんやらで汚れていた髪は綺麗になり、鮮やかな青が現れた。
「ご主人様」
「ん?」
「有り難うございます。」
「あぁ、気にするなこれを着ろ。」
「へっ?女物?」
任務で普段家に居ないボクは私服などほとんど持っていない、
タンスの中から引っ張り出し。セラの服を借りてきたのだ。
『…』
それに無いからといってあんな服で家の中をうろちょろされたくない
「早くしろ、風邪引くぞ」
「はい」
案の定服の、サイズは合わなくてブカブカだった。