プレゼント
大人とか環境とか色々なことが気になり、心が揺れる16歳です。
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朝日が まだ目覚めぬ大地に 光を注ぐ時
ふきのとうが 起きていて
おとなりの つくしに言うの
君のように 大きくなりたいなって
つくしは 言いました 君のように 小さくなりたいって
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空よ
わたしに なにを いいたいの
ただ 黙ってみてないで 教えてください
こんな人間だけど
大きくなりたい
だから
黙ってみてないで ------
たまには それも いいけど
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一番 すばらしい 星
それは 流れ星
風が 通りぬけるくらい
夢を見る間 くらい
短かい命
ゆえに すばらしい
*プレゼント*
これをあげようかな
そっちを あげようかな
よろこぶかしら
これにも そっちにも
わたしの心が ある
ちいさな ちいさな
心が ある
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牛乳
その白さに やさしさを求めた
うらぎり! そんな ことばは知らなかった
パン
そのやわらかさに つつまれ
悲しみ! そんな 思い出一つ なかった
そんな毎日に あいそつかして 逃げて 来たのに
- - - - - 今 - - - - -
* ひよこ *
太陽は 明るいかしら
こんな 小さな へやに とじこもって
かすかに もれる光を見る
外はどのくらい 広いのかしら
こんな 小さな窓に よじのぼって
咲きかけた 菜の花を見る
あー
早く からを割って
とび出したい
* *
笑みの 消えた きのう
恐ろしい きのう
いつもと ちがったわたし
ゴメンナサイ と あの人に
あやまりたい
たとえ 一瞬でも
うたがってしまっtq
罪深い わたしを
許して くれるだろうか
ぶたれてもいい
この罪を ゆるして くださるなら
* *
春になったのに
窓ごしの光しか いただけないなんて
思いきり 野山を かけたいでしょう
ハイジのように
陽を エプロンに つつんで もっていって あげたい
でも
ハイジのようには なれない
それから どうなるか
わかりきっているから
* *
大勢の人たち
それは ともだち
心の中のともだち
だれが入ってきたって 仲間はずれにはしない
神様が いわれましたね
「人は みんな 兄弟だ。」って
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霧
白い息
かわいい かたつむり
顔を 洗ったばかりの葉
うるんだ目
おお 朝!




