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神と別れらしい。

最新話更新です!グングニルの威力とは…。是非最後までお読みください!

 強い光がゆっくりと落ち着いてくる。目の前には、幹の折れ曲がった倒木が出来ていた。


 「これが…神器の力…。」


俺はじりじりと木に近づいていく。細く煙を上げるそれからは、パチパチと音がしている。


 「ものすごい威力だ…。これでも全力じゃないのに…。」


 「さ、もういいだろ?我はまた一眠りするから、帰ってくれ。久々にいい運動になったよ。」


そう言うと、突然ドアが背後に出現した。


 「お、おい!そんな急に言われても…俺はあんたにやられっぱなしなんだよ!」


ヘラグがオーディンに噛み付いてきた。兵士として、プライドを傷付けられたままでは収まらないのだろう。


 「神と1戦交えた…それだけでは不満か?」


オーディンがヘラグを睨みつける。それだけで背筋が凍りついた。


 「い、いや、なんでもない…。」


ヘラグが少し怯えた声で答えた。うちの隊長をここまで追い詰めるなんて…。


 「分かったならいい。出口は用意したぞ。そこの扉を出て階段を上がっていけば、元の祭壇に帰れる。」


あそこは祭壇だったのか。俺たちはそっと扉を開け、1人づつ出ていった。俺は出る直前に、


 「あ、そうだ、神様。あんた、バーバリアンと一緒だな。」


 「ん?」


 「なんでもない。またね。」


 「おかしな奴だ。また会うつもりはないぞ。」


俺とオーディンは笑顔で別れを告げた。これで…ついに俺は神器を手に入れたのだった。

最後まで読んで下さりありがとうございました!神器を手に入れたフブキ。この先彼の身に起こるることとは?是非次回もお読みください!

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