新たな力らしい。
最新話更新です!日常に変化が…?是非最後までお読みください!
今日も今日とて研究と武器納品だ。カリンにこの前銃の扱い方を教えたところ、何丁か持ち帰っていた。聞くところによると、訓練所に持っていき、何人かに使い方を教えたらしい。するとその有用性から、この国でも導入が決まったらしい。とは言っても、まだ大量生産する程の力は俺には無いし、工場を建てるほど新武器にお金は掛けられない。なので訓練はごく1部の兵士に限られている。だが、武器納品は昨日から銃の比率が増えてきているので、少しづつ広がって行くだろう。魔族はもちろん、この世界のどこの国にも、銃を使う人間は居ないだろうから、唯一無二の武力になるはずだ。少なくとも初見の相手にはかなり有効だろう。
「フブキさ〜ん!今日も武器、お願いしま〜す!」
考え事をしていれば、カリンがやってきた。
「今日から本格的に銃の納品をお願いします!」
「あいよ。」
俺はどんどんと武器を作り出していった。銃を30丁、剣を15本、短剣を15本、弓を15張作り出した。俺はいつの間にか前では想像出来ないくらい多くの武器を作り出せるようになっていた。それにしても…
「ありがとうございましたぁ!じゃあまた明日!」
あんなに沢山よく一気に持てるなぁ。ぐったりしている俺を置いてカリンは軽々と歩き出した。すると、
「あ!」
積み上がった武器の1番上にあった剣が落ち、彼女に当たりそうになった。
「危ないっ!!」
俺はカリンの方に手を伸ばしたが届きそうもない。
「きゃっ…」
カリンも武器のせいか、上手く身動きが取れないようだ。これは避けられそうになかった。
「くっ…!」
だめか…。そう思った瞬間、手に何か電撃のようなものを感じた。
「……あれ?」
カリンに刃を向けた剣は、空中でピッタリと止まっていた。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!一体何が起きたのでしょうか?是非次回もお読みください!




