キーンの手料理らしい。
最新話更新です!3人は…カリンはどうなったのでしょうか!?是非最後までお読みください!
「よぉーし、出来たよ〜!」
キーンはあの後、せめてものお詫びとしてミノタウロスの肉を調理してくれた。
「さぁ、沢山あるからどんどん食べてね!」
俺はこんがりと焼けた肉を1つ取った。とても良い香りがする。
「じゃあ、いただきます…。」
1口食べた。
「美味い…。え?美味いんですけど?」
「いや、そりゃそうだよ。だってミノタウロスの肉なんて、超高級品だよ。」
えぇ…。あんなに恐ろしい見た目してたのに、味は凄く繊細だ。
「おいひぃですぅ。」
いつの間にかカリンも肉を食べていた。さっきまでぐったりしていたが、自分の回復魔法が効いたらしい。
「昔もこうやって料理とかしてたんですか?」
「ん?どうして?」
「いや、肉が美味しいのもあるんですけど、料理も上手だなって。」
「うーん、そうだねぇ…昔はディルと2人で森に行って、狩りをして…。その頃は狩れなきゃ生きていけないくらい大変だったから、調理はもちろん処理も毎日やってたからね。必然的に上達したのかな?」
キーンは昔の話をするとき、笑顔の中に少し悲しさが混じる。
「これだけ料理が上手いなら、ユンさんも喜びますよね!」
カリンが笑顔で言った。もう全回復したのか。
「へ?いやいや、ユン君には作ったことないよ?」
「え?なんでですか!絶対作ってあげましょう!」
「う、うーん、そうだね…。」
キーンは照れくさそうに言った。
「ま、その話もいいですけど、なにより帰らないとですよ!帰りましょう!」
その後俺たちは特に問題なくダンジョンを脱出できた。そして、俺たちはキーンの料理をユンに食べて貰うための計画を立てていた……。
最後まで読んで下さりありがとうございました!計画とは一体…?是非次回もお読みください!




