スキルは武器商人らしい。
更新遅くなりました〜。
今回は新情報多めなので最後まで読んでください〜!
画面に映った文字を1つ1つゆっくりと読んだ。
「あの…フブキさん?どんなスキルでした?」
カリンは目を輝かせながら聞いてきた。
「えっと…『異世界者』ってスキル…。」
「あぁ、それは異世界から来られた方がほとんど手にするスキルですね。この世界に来た時点で水晶を使う前に手に入るみたいです。どうやら言葉が分かったり、元いた世界の物が手に入ったり、いろいろあるそうですよ。」
だから言葉が分かったのか。それより、元いた世界の物が手に入るって…どういうことだろう。
「あとそれと、『武器商人』…。」
「『武器商人』…ですか…。初めて聞きましたね。」
パラウェルは首を傾げながら言った。
「恐らく初めてのスキルではないかと。」
「そうか、なら研究所にも連れて行ってくれ。」
「了解しました。」
「あの、なんか、話についていけてないような…。研究所ってなんですか?」
「あぁ、研究所というのは、未だに謎に包まれているスキルの研究をしている施設なんだ。ぜひそこに行って協力をして欲しいのだが…もちろん報酬もだそう!」
報酬。その言葉に釣られ、
「分かりました!協力しましょう!」
「おお、そうですか!心強い!ではカリン、フブキさんをお連れしてくれ。」
「はい!では行きましょうか、フブキさん!」
部屋を出て廊下を歩いているとカリンが話しかけてきた。
「『武器商人』ですかぁ…一体どんなスキルなんでしょうか。」
「あの、そもそもスキルってどんなものなんですか?」
「うーん、そうですね。様々ありますが…便利な物に変わりはないですね。人によってはスキルで仕事を決めたり…資格みたいなものですね。」
「なるほど…。」
「あ、あと、スキルにはある規則性がありまして。」
「規則性ですか。」
「はい、これはさっき言った研究所の成果なんですが、スキルは専門性が高くなればなるほど効果が高いそうなんです。」
「んー、どういうこと?」
「そうですね…、例えば『魔法強化』は汎用性は高いですが効果はイマイチです。それに比べ、『火炎魔法強化』は汎用性は低いですが、効果は高くなります。」
「そういう事か。じゃあ『武器商人』は…」
「どうでしょう…。とりあえず研究所に急ぎましょう!そこで分かるはずです!」
『武器商人』…、一体どんなスキルなんだろうか…。ドキドキしながら俺たちは研究所に向かった。
読んで下さりありがとうございました〜!
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