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強者たちの戦いらしい。

最新話更新です!今回も激しい戦いは続いています!是非お読みください!

 「まさか俺とここまで張り合える人間がいたとは、知らなかったな!!」


 「俺もなかなかいい練習相手がいなくてね。久しぶりに本気を出せそうだ!」


ガリルはヘラグの目にも留まらぬ速さの剣技を全て受け止め、剣を振ったが、ヘラグは予測していたかのように軽い身のこなしで避けた。


 「さすがだな…、だが!」


ガリルの、剣を振ったときにできたほんの少しのスキをヘラグは見落とさなかった。


 「っっく!」


間一髪のところを剣でガードしたが、ヘラグの攻撃の勢いは凄まじく、ガリルは吹き飛ばされて行った。


 「ガリル!!」


それに気づいたディルが追いかけようと走り出すと、目の前にかつての弟が立ちはだかった。


 「覚悟を決めたからな…ここまで他のやつは無視して来てやったぞ。」


ディルはそれでも走り出そうとしたが、その瞬間キーンが武器を取ったことにより、すぐ足を止めた。


 「その目…気配……本気なんだな。」


 「あぁ…俺はいつだって本気だ。あの日兄さんを助けようとした時も、その後三日三晩探し続けた時も、今…兄さんを殺そうとしている時も!!」


キーンは剣を抜き、ディルに向かって飛びかかった。ディルはすぐさま剣を作り、互いの刃が当たると、砂埃が立ち上がった。


 「昔はチャンバラごっこもしてやれなくて悪かったな。まさか本気でやり合うことになるなんてな。」


 「昔はそんな余裕すらなかったよ。でも兄さんを恨んでなんかないよ。魔族しかね!」


キーンはディルを押しのけると、斬りかかった。が、


 「ブロックショット!!」


巨大な岩がキーンを押し返した。そしてキーンは城に勢いよくぶつかり、砂が舞い上がった。


 ディルは何も言わず、ただじっと煙を見つめていた。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!かなり傷ついた戦いです。是非次回も読んでください!

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