異世界転移
今回が初めての執筆・投稿です。
今までは,色々な方の作品を読んで日々の生活のストレスなどを解消していましたが,せっかくの機会だったので,頭の中で考えていた作品を書いてみました。
内容自体は二番煎じなものですが,自分の好きなように執筆していこうと思っています。
現在は多種多様な職種がある時代で,様々な変化を受け入れることで日々の生活に追われている方が多くいらっしゃると思います。(私もその中の一人ですが・・・。)
私の考えですが,仕事内容を本当に不満に感じている方は少なく,仕事環境に不満を感じている方が多いと思っています。環境が嫌と分かっているのに,「仕事が嫌い」「こんな仕事をしたくはなかった」と思っている人は多くいて,やりたかった仕事から避けてしまう状態になることも多いと感じます。
この作品は,仕事内容は好きだが,環境によって作業になっていた主人公が,異世界でも同じ仕事をし,改めて自分の仕事のやりがいを感じるものです。
私自身文才はないので,文章のつながりや誤字・脱字が多くあるかもしれませんが,読まれた方が明日も頑張って仕事をしようと思っていただければ幸いです。
稚拙な文でしたが,前置きまで読んでいただきありがとうございます。本編も最後までお付き合いいただければと思います。
俺の名前は長谷川栄太。会社の残業にも負けずに働いている,30歳だ。
うちの会社は基本的に自己都合の休みをよしとしない。
毎日朝から出勤し,終業後は上司の打ち合わせと称する意味のないダメ出しをうける日々。
家に帰り着くのは毎日深夜の2時だった。
自分で自由に使える時間もなく,ただひたすらに目の前の仕事を片付け,上司の機嫌を損なわないようにする毎日を送っているだけだった。
俺の趣味はゲーム・マンガ・アニメ鑑賞と人と接することが少ないものが多かったため,仲の良い友人なんて片手で数えられるくらいだ。もちろん,毎日仕事漬けのため彼女もいない。
ある日。
いつものように上司から解放されて家に帰ろうと家に向かっていたら,急に俺の前が真っ暗になった。
立ちくらみかと思ったが,周りの音さえなく,何が起きたのか分からなかった。
目を凝らしてみても,一寸先は暗闇のまま。
もしかして俺は自覚していないが,死んでしまったのではないのか。と考えていると,今までの生活が悔しいと思い,「せめて,結婚はしたかった」と思いながら意識が途絶えた。
次に俺が目を覚ましたときには全く知らない場所だった。
「どこだここ?」が異世界に初めてきたときの感想だった・・・。