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ブラックサーガ  作者: 黒紫曲
1/2

プロローグ

高校からの帰り道、 肌をジリジリと焼く太陽による日差し、そしてそれらをこれでもかと跳ね返すコンクリートによる照り返し。

二方面からの熱線により体からは汗が滲み、カッターシャツが張り付いて気持ちが悪い。


「あー、冬が待ち遠しい」


冬になれば夏が恋しく、夏が恋しい、誰しもが思うであろうことを無識京介も同じように考えながら、手でパタパタと扇ぎながら歩いていく。


「うわ、……最悪」


ここの赤信号、異常に長く待たされるんだよなぁ。

普段なら特に気にならないが気温が40度を超えるような日にはかなり辛いものがある。

足を止めると先程までは気にならなかった蝉のミーン ミーン と言った鳴き声が耳につ忌々しげに鳴き声のする方を見る。


その時であった。

『危ない‼︎‼︎』と男の声が聞こえとっさに振り返ると、そこには距離にして三メートルと迫ったトラックがあった。


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