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【プロットタイプ】それだけ

作者: 秋暁秋季
掲載日:2026/06/15

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


上手い回答が出来ない人間なので、感想欄閉じてます。

これは読者様の問題ではなく、私の問題。


詳しく知りたい方は代表作の『作品と作者の注意点』に書いてあります。


※『小説家になろう』、『カクヨム』様にも投稿をしております。


注意事項2

こうして私は全ての接続を切るんだろうな。

鏡花という生き物は、分かりやすい様で分かりにくい。常に全てを晒しているようで、肝心要の部分は常にひた隠しにしているので、本心が見えにくいところがある。

そんな鏡花が今日も俺のベッドに潜り込み、ひたすらにやすらかな寝息を立てている。

髪は長い。一人前のベッドに二人が押し込めれると、端から滝を作るぐらいには。そうして鏡花体を飛び越して髪に触れると、何時ものサラサラした感触があった。

それだけだ。本当にたったそれだけだ。


急加速した思考が緊急停止した。なんてことはない。そういう周期で、そうなったと言うだけ。延々と加速を続けたエンジンが、エネルギー切れを起こして停止したに過ぎない。

其れに対して文句がある訳でも、アイデンティティの喪失がある訳でもなかったが、兎に角何も考えられ無くなった。

帰って来てからの食事も、風呂上がりも、ただ床に寝そべって、呆然と目に入る景色だけを脳に通過させる。

それだけだ。本当にただそれだけ。夢の時間が何時までも続く訳じゃない。必ず何処かで、日常の動線に引っ掛かり、元に戻ってしまう。

ひたり、ひたりと足音が近付いて来る。顔だけを翻すと、同居人の瑠衣が黙って此方を見下ろしていた。

「一緒に寝よう。瑠衣たん」

過度なアイデンティティの喪失があった訳ではない。ただ少し疲れて頭が回らないだけだ。お陰で精神的な苦しみが伴っていない。

だから、これを言ったのは、自分でも良く分からない。多分、何も考えて居ないように思える。

瑠衣は何も答えなかった。ただ無機質な目で此方を見下ろしている。

「明日も仕事だろ?」

「何しないよ」

というか何も出来ない。こんなに凝り固まった思考では。何も。

「お前、ほんとうによく分からない生き物だな」

ただそう言うと、適当に床に散らばった髪を撫でて、その場を去った。私が布団に潜り込んでも、その日は何も言わなかった。

瑠衣のような人がいたら、私は苦しくなかったのかな。

とはたまに思うこと。

でもなんか、誰がいてもきっと苦しくなるから、今のままできっと良い。


周期的なものが来て、どうやら偏愛とか固執が無くなった様です。

もう何も考えられないから、ぼーっとするだけ。

そこにアイデンティティの喪失はないと思うのに、何処か傷ついてる様にも感じる。


進んで死ぬことも、希死念慮でさえないけれど、少し疲れたな。

こんな時、何も言わずに肩だけ貸してくれる人がいたらな。


触られるの、嫌じゃなかったかな?

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