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現実 悲哀

見てくれる人いてありがたい。

「実はいじめられているんです。」

「まぁ見りゃわかるぜ。顔にくそデカ痣できてるしな。」

「あと親からも嫌われてまして。」

「はぁ… まぁどんまいとしか言いようがねぇな。あいにくだが。」

「あなたは僕を食らうんですよね?」

「まぁそうだが。」

ピロンッ。

「何の音です?」

「あぁ。これか?」

「あなたもスマホ持ってるんですね。」

「今の時代ないと大変だからな。」

「そうなんですか?」

「そうなんだわ。っと…ん?これは…」

ニッ。

その人?は笑った。

「気が変わった。お前、俺の奴隷な。」

「え?」

「もう一度言うぞ。お前は俺の奴隷だ。」

「急すぎて心の準備がっ」

「やはりこれは楽だな。一瞬で気絶させられる。」

《バッテリーを交換してください》

その割に燃費がくそ悪いのが難点だがな。この手刀気絶補助装置は。

「さて。まぁ俺の名前については後でで良いだろう。」

太陽が沈む。紫雲の空を背景に黒い翼が顕現し一人を担いで飛び立った。

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