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Overwrite -オーバーライト-  作者: もちぷよ
Main person

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84/100

#84 I'm another human

長らくお待たせしました。

テストが終わったのでこれから更新を再開しようとおもいます。

これからもよろしくお願いします!


間違っていないのなら、本当に……


「ウィルってもしかして、この世界の杏奈さんのことを言ってるんだよね?」


私は聞き間違えたのではないかと思い聞くが、間違ってい無さそうだ。副社長は深く頷く。


嘘だ。いくら別の世界の杏奈だからといって、勝てるわけが無い。前回がたまたまだっただけなのに。


「私は適任じゃないです。時音にやらせた方が絶対早く済んで早く処理できますよ。私じゃない方がいいですって」


「お前、本気で言ってるのか? 最近の時音を見て思うことは無いのか? ペネレイトに関して異常なくらい反応するし。前回の任務だって記憶が無いとかいう始末だぞ?

結果、和也を連れてくるのに遅くなった。さらには誘拐されるしな。だからお前が適任者だ。やれ」


確かに、薄々思っていた。最近の時音はおかしい。

副社長の言う通り、私がやらなきゃいけないのかもしれない。


逃げちゃだめだ。


「分かりました。行きます」


すると副社長は私の手にスーツキューブを持たせる。

これは私専用のものではなく、初めて見るものだ。


「次元を超える時の保険付きスーツみたいな感じだ。じゃ、着たら言ってね。反対向いてるから」


すると彼はすぐ反対を向き、私から目を逸らした。


さて、これはいつものスーツと同じだろうか。


私はすべての服をその場で脱ぎ、胸元にキューブを付けてボタンを押した。

するといつもとは違く、スーツからペネレイトが飛び出し、私の体に巻きついたと同時に普通のスーツへと変わった。


「なんか、全身黒タイツみたいで、前よりエロくなったね」


「うるさい。気になるなら早く次元移動しろ。スーツ変わるから」


私はエアーと一緒に手を繋ぎ、その次元を超える扉の中に入ろうとした瞬間、「まて」と副社長に呼び止められた。


「最後に、その扉の出た先の近くに、彼女はいる。一応彼女の本人確認をしてからスキルを奪えよ。

あと、死ぬなよ」


私は何も言わずに片手の親指を立てた。


眩しい光が消え、目の前に現れたのはどこかの学校の夕日が差し込む廊下。懐かしい感じがする。

放課後だろうか、誰もいない。


外の窓を見ると、そこには骨の仮面を被り、大きな槍を持った人がいた。


え? この人宙に浮いてる? ここ1階じゃ無さそうだけど……いや違う、これ私だ。


嘘嘘嘘嘘、私のゲーム内(あっちの世界)の姿になってるんだけど!? うそ~


てかエアー居ないし。後で探さなきゃ


廊下だから声が響くので、私は声を殺して興奮していた。


「~~」


誰かの声が聞こえる。私は槍を構え、その声がする方へゆっくり向かった。

その人は恐らく、女子だ。ということは、ウィルの可能性が高い。


私は、彼女達の会話を盗み聞きした。


「あ、やばいやばいギガギガ」


「ふぅ、1度でいいからこの人と会いたいよねーリアルで」


「もう会ってるよ。だってそれ、私だもん」


「え? 杏奈がウィル? ないない笑」


見つけた


私はそれを聞き、すぐ窓に槍を突き刺し、攻撃を開始したが、槍が抜けない。なぜだ。


突き刺した窓を見ると、その窓1面は全て真っ黒になっていた。


これは、ペネレイトだ。


「チャージ〖腕力〗」


私はすぐに槍を横へ振り、ペネレイトごと切り裂いた。


切り裂いた先に見えたのは、誰かの頭を優しく撫でる、杏奈の姿があった。


よし、杏奈だ。このままスキルを回収しよう。


私がその横に切った窓から入ろうとした瞬間、足が止まった。


気づいてしまったのだ。


さっきの声は2人。どちらかが杏奈でどちらかは全く知らない人。今ペネレイトが発動しているってことはさっきの攻撃で杏奈ではなく、もうひとりの方が当たったってことだ。


てことは、私は無関係の人を殺したの?


そう思った瞬間、血の気が引いた。


杏奈の顔には怒りが見える。私の考えは間違ってい無さそうだ。


ならやはり、私はやってしまったのだ。


「あんた誰? 何しに来たの」


杏奈の言葉に私は発とした。


「私は別次元から来た。あなたを殺すつもりはないんだけど、ちょっとスキルを封じさせて欲しいの。いい?」


すると別次元の杏奈は私が殺してしまっまた人を優しく床に置いて立ち上がり、彼女の目からは、涙が流れた


「あなたさ、あなたにとってここは別次元かもしれないけど、私にとってはここは私の次元なの。あなた達の次元の都合に合わせなきゃいけない理由なんてないわけ。

それに、人も簡単に殺しちゃいけないわけ。そっちがその気なら、私、容赦しないよ」

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