表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Overwrite -オーバーライト-  作者: もちぷよ
Main person

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

80/100

#80 Would you die?


私の人生は悲惨だ。


ゲームセンターでVRゲームしたら機械の水をいっぱい飲み込むし。

そしたら急にゲームの中の能力使えるようになって、そのゲームの本社にスカウトされるし。


無職だったからそれは良かったけど、でもなんか、こき使われてる気分でなんか嫌だし。


副社長は言ったさ「人より優れたものを偶然でも持った人は、一般の人のためにその力を与えるべきだ」と。確かにそうなのかもしれない。例を挙げるなら教師などもそうだろう。


その言葉に私は多分感銘を受けて、この仕事を続けている。


はぁ、考えるだけで溜息が出る。


ベッドの上に寝っ転がる私は、無力さを感じた。


なのでその無力さを消すために、私は動き始めることにした。


歩きながら濡れたパンツを脱ぎ捨て、洗面台でベタつく手を洗い、新しい水色のパンツに履き替え、ベッドに寝っ転がった。


再びベッドに戻ると、私の部屋の扉は開き、見てみるとそこには時音が居た。


「あんた、パンツ一丁で何してんの?」


「気分転換。それに服、上着てるし」


すると時音は扉を叩き、誰かを呼び出す。


「ほら、挨拶だよ」


すると時音の後ろから、男子高校生らしき人が現れ、私を見てすぐ目を逸らした。


「長谷川和也です。よろしくお願いします。好きな食べ物はカレーです」


壁をみながら自己紹介する彼を見て、私は以前の子を思い出した。


「なに、また思春期くん?」


時音に聞くと、彼女は頷く。


「今回は前回のようにはならないよ。あれが例外だったから。それにまだこの子、能力こっちで持ってないし」


私はそれを聞いて体を起こし、時音に目の瞬きでモールス信号を送った。


(なんでここに連れてきたの? あなたの趣味?)


すると瞬きで返す。


(なわけないでしょ。副社長の命令)


なるほど。


私はベッドから降りてクローゼットへ向かい、スポーツウェアを履き、上の服を脱いで白衣を上に着て準備を整え、時音のもとに向かった。


「行くか」



複雑で長い廊下を歩く中、私は彼に自己紹介をした。


「私は叶夢(かなめ)主な能力は『チャージ』よ」


そう言うが、彼の頭の上には?が見える。

すると時音は慌てて私と肩を組みながら言った。


「言ったよね? 能力のことはまだ伝えてないって」


「言ってないさ。さっきは能力はまだ持ってないとしか聞いてない」


すると時音は私の上に乗っかり、私はそのまま倒れた。


「おい! 重いんだよ!」



時音は怖い顔をして私の上に乗り、こちらを見ながら私へビンタした。


「いったあああああああ!」


そのまま時音は何度もビンタしようとするので、私は時音を踏ん張って持ち上げ、能力を発動させた。


「チャージ〖腕力〗」


すると時音は一気に軽くなった。気がした。


この光景を見て、和也くんはポカンとしている。

流石に申し訳なく思ったが、能力のことはあえてまだ話していなさそうなので、話だけ振っておいた。


「ああ、一応、この後なにが起きたのかとか話されると思うから、楽しみにしてて」


私はそう言い、彼と一緒にエレベーターに乗って地下10階へ行き、扉の先にはまた新しく装置が増え、足の置き場が無くなりかけていた。


そんな中、3人で通り抜けた先に、副社長がいた。


彼はちょうど試験管を振り、爆発で頭をもじゃもじゃにしたところだ。いつも通り、見ただけでわかる。


私はそのまま副社長の元へ行こうとすると、機械の線に引っかかり、私はそのまま大きな音を立てて転んでしまった。


「いったぁ」


ちょうど時音を降ろしたところだったが、降ろさずに転べばよかったと後悔している。


そんな中、私たちの元に副社長自ら来てくれた。


「君が和也くんだね。よろしく」


そう言って彼と手を握るが、そのまま副社長は言う。


「突然だけど、和也くん。君、死んでもらうね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ