/11×7+1/ You are a monster
俺は手に槍を現し、構えた。
すると柊木は考えるように腕を組んで空を見上げる。
『んー、どうせなら1体1のが楽しいからなぁー分裂する訳にもいかないし……あ、いいのあんじゃん』
すると柊木は、目の前に倒れていた炎を出す人とその仲間に手をかざし、1つの盾を2人のの関節、脊髄、顔にまとわりつかせ、2人の死体を骨組みにし、組み合わせた たロボットを現した。
彼の手は人の手でなく、武器であったり、鎌であったり、まるでそれは映画の武器人間みたいだった。
「化け物が」
MPが無い今、回復の時間を稼ぐか、それともMPなしで戦うか。いや、これはどちらにせよ戦うことになる。なら、戦いながら時間を稼いでMPを回復させる。
俺はガス男と目を合わせ、タイミングを同時にして柊木たちの方へ向かった。
俺はロボット、ガス男柊木を。俺は適当なハンドサインでガス男に指示し、俺はロボットへ攻撃をしようとした瞬間、そのロボットは体を液体のようにし、地面に溶け込んだ。
嘘だろ。
俺は柊木とガス男の方を見るが、ガス男は必死に柊木に攻撃しようと盾に傷をつけているのに対し、柊木はあくびをしている。
俺はガス男の方へ応戦しに走り出すが、その瞬間、俺の足元からロボットが現れ、俺の腹に拳を入れられた。
「く、」
くそ、条件はなんだ。さっき一瞬で作ったロボットだ。AI機能はそんな瞬時に作れないはず。なら、攻撃する条件があるはずだ。
するとまた、ロボットは地面の中に入り、姿を消した。
まるで神奈さんだ。神奈さんの弔いの歌。あれの攻略法はない。ただカウンターを入れなきゃだめだ。
俺は左足を軸にしてくるくると回り、次の攻撃に備えるが、攻撃が来る気がしない。
くそ、早くガス男の応戦をしに行きたいのに……なんだあれ。
ガス男の刃が柊木の盾にぶつかり、こちらまで届く大きな音を立てる度、彼らの方向の地面はたまに、地面から水のようなものが飛び出していた。
まさか。
俺は少し溜まったMPを使い、足元に置いてあった石を持ち、ビームの勢いをつけて地面に投げつける。
その瞬間、地面からロボットが拳を振って現れた。
今だ!!
俺はすぐ槍を投げてロボットに突き刺し、彼に飛び乗って槍をナイフにして抜き、そのままナイフで彼の体を切り刻んだ。
「武器人間の攻略法は! 力技だ!」
俺は今までにないくらい上から下へ、中へ、斜めへ、様々な方向に彼を痛めつけた。
あ
我に返った。俺の息は荒くなり、腕が動かないほど痛い。なぜだ。なぜこんなに本気でやったんだ? これを柊木にやればいいのに。なんで……
俺は下を見ると、血まみれで、様々な方向に切られた切り傷が沢山あった。
ああ
あああ
ああああ
「ひぃらぎぃい。俺を狂わせたのは、お前のせいだ。お前のせいで1人、いや、2人新たな犠牲者を作ってしまった。許さないぞ。俺は、俺のせいじゃない。お前の、せいだ」
俺は死体となったロボットの腕を抜き取り、片手にはナイフ、片手には鎌の状態にした。
さらにナイフを鎌に突き刺し、槍に変えて長い鎌に変えた。
「他人のために」




