/7×(1×5×2)+2/ Are you the man?
「生体反応確認。20m先、壁の向こうに人です。HP75%。同時に上の階、兄のHPは残り5%。周囲一掃したので残りは彼ら。HPの数を見る限り、20m先の男が兄を倒したと考えられます」
まずい、見つかった。しかしここは倒すべきだ。今回はキル数ではなく生き残った1、2位にした。まてよ、じゃあ倒すべきじゃなないんじゃ?
俺は徐々に足を後ろに動かし、下がった。
「なんで逃げようとするんですか?」
駐車場の車の出入口から、彼女はとロボットは現れた。
そのロボットは四角。人の形に四角をくっつけたような、そんな単純な形のロボットだった。
俺は彼女の問いに答える。
「いや、当然でしょ。戦わなくてもいい戦いはお互いするべきじゃない。だから俺は逃げさせてもらうぞ」
彼女は言う。
「あなた、私に勝てるって思ってるの? そうじゃなきゃ”戦わなくてもいい”って言わないんじゃない? そんなあなたには腹が立つ。私を下に見ているからだ」
そんなつもりはなかった。いや、確かにそうなのかもしれない。無意識のうちに彼女を下に見ていた。
彼女は言う。
「正義を実行する」
そう言って彼女は手から槍を現す。
まさかあの槍、俺と同じじゃねぇか。
俺は少し動揺しながらも、自身の槍を現して構える。
すると彼女は俺の槍を見て、少し戸惑う様子が伺えた。
恐らくどちらも、この槍を使う相手を見たことがないのだろう。なぜならこの槍は、世に公開されていない、奇跡的に生まれた槍だからだ。
沈黙の中、お互い槍を構えている。しかしロボットは中に戻り、どこかへ行ってしまった。
あの構え方、隙がない。タイミングも無ければ打つ場所もない。たったのこれだけで、彼女と俺の経験の差が分かる。彼女には、さっきの発言からも相当の自信があるのだろう。
だが、それが良くない。
俺は数式を唱えようと口を開いた瞬間、先程までいた建物の窓が割れた。
上を見上げると、そこには先程の男とロボットが一緒に飛び降りていた。
なんでやつが。
ハッとし、俺はすぐ正面を向いて彼女からの攻撃を体を横にして避ける。
「嘘だろ」
彼女はそう言い、目を丸くした。
俺はすぐに構えていた槍をナイフに変え、目を狙って攻撃を仕掛けるが、彼女は槍をナイフに変え、俺の槍がそのナイフを通ったところで槍へと戻し、俺に攻撃を仕掛ける。
しかし俺は彼女の槍を掴み、ビームを放って彼女を飛ばし、距離をとった。
代わりに彼女の隣にロボットと男がおり、絶望的状況だ。
俺が逃げようと後ろを向いた瞬間、そこには人がいた。
うわ、終わった。
つい驚いてしまい体を跳ねらせたが、そいつは見覚えのある姿をしていた。
そいつはガスマスクをしており、更にフードをつけている。それはまさに、あの2位の男。そして俺らが頑張って倒した男だった。
いや、違う。今回は既に入部した人は入ってはいけない。ならなんでここにガスマスク男が? ということは、別人?
「やぁ、またバトルロイヤルだね。和也くん」
ニコニコと笑顔を見せながら、俺の肩を掴む。彼の以前と違う点はガスマスクの種類と口調だ。
このことから、やはり別人だと想定できるが。違う気もする。
するとそのガスマスク男は俺の隣に立ち、攻撃の姿勢をとる。彼の持つ武器、構え方、全てが以前のガスマスク男と一緒だった。
しかしそんなことは後にしよう。
俺はあの兄妹へ向けて槍を構え、彼と共闘を始める。
みなさん、こんばんは。学校生活との両立のため更新時間を遅くしたり、投稿しなかったりすることが多々ありましたが、申し訳ないですが、今後もそのような形で投稿しようと考えております。
皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、どうかご理解の程よろしくお願いします。
ちなみに、”必ずしたい投稿の曜日”は
月、水、金、土。もしかしたら日
という形にさせて頂きます。




