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Overwrite -オーバーライト-  作者: もちぷよ
In other words

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59/100

/5²×2+3²/ Next is you

俺は右耳に手を当て、何があるか確認すると、そこにはイヤホンらしきものが俺の耳にハマっていた。


「いつの間に」


するとそのイヤホンから、柊木は俺へ伝える。


「お前が吹き飛ばされる前に、スキルでイヤホンをお前に付けておいた。でも今は遠くなりすぎたからスキルの効果が届かない。落としてないか心配だったが、落ちてなくてよかった」


柊木は落ち着いて俺に話すが、途中途中爆発音や風の音、足音などが聞こえる。


恐らくだが、逃げ回りながら俺に伝えているんだろう。

だが一体なぜ?


「なんでイヤホンを俺に着けた」


柊木は荒い息の中答える。


「お前、頭いいじゃん。倒し方、考えて」


そう言って、柊木との通信はプツンと切れた。


頭いいからって倒し方押し付けんなや。


でも、今はそのがいい。柊木が時間を稼いでる間に、本当に俺が考えて倒さなきゃいけない。


俺はすぐにメニューを開いてメモを開き、考えたことを書きながら考え始める。


あいつは、ガスマスクが弱点。しかしガスマスクが壊れたから意味無い。なんなら暴走。逆にめちゃ強い。


ガス男のスキルは吸った相手を乗っ取るガスを放つスキル。

強力だが俺達にはきちんと拳でやりたいらしい。


じゃあなんだ? で? もう1つスキルがあると思うが、隠してる?


分からない。あいつの倒し方。


もう1つスキルがあるとしたらなんだ? 今までの行動。口元見たら瞬間移動? まぁそれがもう1つだとしよう。


で? でなんだ


あとあれだ。あのーペネレイトをあいつも操る。


ペネレイトは? 黒い液体、形を変形可能、隙間もすんなり入る。


ペネレイトが杏奈の使うやつと全く同じものだとしたら?


俺がその問いをメモに書いた途端、前から足音が聞こえた。


俺はその人へ目を向けると、あの人が俺に言った。


「あなた、諦めたの?」


そこに居たのは00、小暮先輩だった。


まずい。殺されるのでは。


そうか、先輩は俺が未来の俺と同一人物だと知らない。だから殺さずに俺にただ問いかけたのか。


「すみません、ちょっと今取り込み中です」


しかし俺はすぐメモと再び向き合い、考え始めた。


すると先輩は俺の元により近寄り、話し始める。


「どうしたん、話聞くよ」


なんだ? チーミングは嫌なんじゃないのか? 前の発言と今の行動、矛盾してるな。


そう思いながらも、俺はメモを見せて情報を共有する。


「なるほど、そのペネレイト? ってやつを攻略する方法ないの? 例えば消す的な」


そんな方法あるわけが……いや、ある。あるぞ。


俺はハマった壁から抜け出し、ガッツポーズした。


「これで、あいつを倒せるかもしれない」


すると小暮先輩は俺の方を後ろから掴む。


俺はすぐ後ろを向き、彼女の手を振りほどく。


彼女はそれを見て、下を向いて暗い顔をするが、すぐこちらを見て言う。


「私は既に部員なんだけど、決めたんだ。残り人数は既にあと7人。もうキル数も稼げないだろうから、本気で入ろうとしている人を、私は本気で応援したい」


彼女の目には嘘は無い。そう思った。


俺と小暮先輩はすぐに柊木とガスマスク男の元へ走って向かう。


着いた時、柊木はちょうど、下から伸びるペネレイトの山によって突き刺されていた。


男は上から降りて来て、俺達に言う。


『次は、お前たちだ』

次回、今日の10時もしくは11時に投稿します!

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