/14×4/ He lives
理解が追いつかない。
ペネレイトとは、未来の俺も言っていた。杏奈が操る黒い液体のことだろう。
しかし杏奈はスキルとして使っているのに、どうして他の奴らも使えるんだ? まさか自然由来? てことは杏奈には他のスキルがある?
いや、今考えることじゃない。俺はとにかく、こいつを倒す。
俺は体を起こし、ガスマスク男に抵抗した。
しかし彼は俺へ片手で殴った。何度も、何度も殴られた。そんなにペネレイトを奪ったことが憎いか。
俺はタイミングを見て彼の拳をつかみ、手のひらからビームを放ち、彼と距離をとる。
すぐに槍を構えるとともに、周りを見ると、既に杏奈と化け物、時音はおらず、我々だけとなっていた。
くそ、杏奈の力を借りたかったのに。
ガスマスク男は前と同じ管が巻きついたナイフを現した。
彼は一直線に走り出し、俺へ攻撃を始める。
その刹那、俺は彼の後ろに回り込み、槍を振るった。
「俺の足の速度が早くなる式は、まだ続いてるぞ」
男はナイフで俺の槍からの攻撃を守るが、勢いで飛ばされる。
これは俺のMpが無くなる前に倒せることができたらいいが、倒せなかったら、俺の負けだ。畳み掛けるしかない。
俺は彼が飛ばされ他と同時に踏み込み、槍で串刺しにするために真っ直ぐ彼へ突っ込んだ。
いける。
しかし俺は途中で槍を地面に刺し、勢いを殺すと共にその場に食いとどまった。
理由はシンプル。煙が充満していたからだ。
「お前、俺のスキル忘れたのか? 俺は毒ガスだぞ」
彼がそう言ったと同時に、彼の指先から黒い液体、ペネレイトを伸ばしてくる。
煙を吸い込まないように、俺はすぐ上着の袖を切って口元を隠し、後ろで結んだ。
そのせいで、俺は伸びてくるペネレイトに反応が遅れ、それらは俺の体を貫いた。
くそ、
刺したと同時に、俺は体を引っ張られ、煙の中に引き込まれる。
まずい
俺は身を引くが、間に合わない。
煙の中に俺の足が入った瞬間、ペネレイトは縮み、俺は煙に入らずに済んだ。
一体何が。
立ち上がり、何が起きたかを確認すると、そこにはガスマスクが壊れた姿の男がいた。
さらに、彼の顔を殴る姿のロボット。柊木がいたのだ。
嘘だろ、なんで動いてんだ。なんで急に動き出した。
その光景に俺は唖然としていると、後ろから肩を叩かれた。
「よお、ここどこだ」
俺はその声を聞き、振り返ると柊木の中身の姿があった。
「お前、なんで急に動いてんだよ」
思わず俺は彼にハグし、胸をじんわりと安堵の気持ちでいっぱいにした。
俺の背中を叩きながら、柊木は言う。
「俺も知らん。多分、効果時間が切れたんだろ」
それを聞き、とりあえず俺は彼から離れ、立ち上がる。背が小さいと全身をハグできる。いいことだ。
俺は安堵の気持ちに浸るわけにもいかないので、目の前を見て、ガスマスク男の観察を柊木と一緒に始める。
「あいつ、ガスマスクが壊れると暴走し出すんだ。そんで瞬きするだけで瞬間移動ぐらい早いスピードで動いて攻撃してくる、まじやばいやつ。だからガスマスクを壊した今、あいつ暴走し出すぞ」
すると柊木は奴へ指さし、言う。
「じゃあロボット最強じゃね? ずっと目開けてるし。なんなら目あるとは言えないし。暴走させる前に殴り続ければ勝ち説」
俺はその考えに驚きを隠せない。
「最強やん、お前のロボット」
柊木は俺を見てドヤ顔して言う。
「だろ」
そう言った瞬間、柊木は2段階目の姿となり、手のひらをロボットに向け、あの時と同じ言葉を言う。
「75 98 145 24 14 00 123 第2形態 『Other』」
みなさん、本当に、本当にありがとうございます。皆さんのおかげで、1000Pvを達成しました! まだ課題が終わらず、絵も投稿できていない中で1000Pv達成、申し訳ないと共に嬉しいです。
1000Pvを達成したということで何かはしたいところですが、課題終わってから、何かします。期待しててください。
記念してブックマークと評価してくれてもいいんですよ? この作品が色んな人に届くために、お願いします。
みなさん、本当にありがとうございます




