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Overwrite -オーバーライト-  作者: もちぷよ
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53/100

/53/ Why are you here

肌の色も戻り、いつもの神奈さんの姿へと戻った。変わったところを言うならば、破れた服ぐらいだろう。さらにはペネレイトが修復したから傷とかも何も無い。


しかしなんだ? なんで人形のように倒れている。


俺は彼女へ手を触れると、冷たかった。


そうか、こんな急激に血とペネレイトを取り出したんだ。急性出血で死んだんか。


俺は立ち上がり、とりあえず周りを見た。もう既に、天井と地面は近い。しかしまだ、万博の大屋根リングぐらいだ。


次に目に行ったのが、柊木だ。


にしても柊木はよく生きてたな。スーツめっちゃ重いのに。


彼らを見下ろしていた瞬間、天井にあったペネレイトは再び化け物の元へ集まり、奴は既に倒れているからか、ただ体をビクビクさせているだけだ。


天井のペネレイトが無くなると同時に、ペネレイトの上にあった砂が全て落ち、蟻地獄もすきるで作っていたからか止まり、どんどん穴が無くなって平らな地面へと化した。


こいつはすごい。まるで闘技場だ。

蟻地獄を生き残った人たちがいて、彼らは皆安堵している様子が見られる。


さて、そろそろ今の俺に代わってもらうかな。


俺は目を閉じ、今の俺と会話を試みるが、後ろから金属がぶつかり合う音がした。

まさかと思い、目を開けて振り返ると、うさぎの人が俺へナイフを刺そうとしていたのだ。


生憎(あいにく)、俺の白衣は柊木特製の服だからな。刃物は簡単には通さない。


「まさか、神奈さんとの戦いが終わってすぐに攻撃してくるとは、思ってもいなかったよ、小動物の人」


彼女の顔は焦りと怖さを感じていることが分かる、絶望の顔をしている。


「だってさ、ここはバトルロワイヤルだよ? 殺し合うんだよ。共闘なんて普通はダメなわけ。分かる?」


声が震えている。そんなに俺が怖いか? 大人びた姿の割に、中身は小動物だな。


まぁ、彼らにとってその姿は仮面にしか過ぎないからな。


中身を隠せる人なんていない。隠したところで、自分が傷つくだけだ。


楽にしてやろう。


俺は彼女の頭を掴み、ビームを放とうとした瞬間、なにかが足に当たった。


下を見ると、うさぎと猫が、俺に体当たりをしていた。

なんだ、俺が悪者みたいじゃないか。


発っとしたが、遅い。気をとられた瞬間に、やられた。


「兎:変化(へんげ) 龍」


俺はそのまま、左から思いっきり押された。

その押した正体をみると、そこには白い龍がいた。


まじかよ、こんなん聞いてねぇって。


俺はそのまま壁にぶつかりそうだったので龍へ0距離ビームを放ち、視界を遮ったところで龍の上へ乗り、甲らに手を挟み、飛ばされないようにした。


一旦休憩だ。骨が折れたからかHPの消耗が激しい。早くアイテムで回復しないと。勿体ないが、使うか。


俺は2周年の万能薬注射器を首に刺し、骨が折れた箇所、傷など全てを回復し、Mpも満タンになった。


どっちも全回復のアイテムは2周年と10周年だけだからな。大切にしていてよかった。


俺はそのまま龍にしがみつき、そのまま龍が動くまま従った。

体をうねらせたり、早いスピードで動いたり、様々な動きをするので、体を何度も龍の甲らに打ち付けた。


暴れんなよくそ、


すると龍の体は次第に縮んでいき、うさぎの姿へと戻ったと同時に、再び中心の浮いている神々しい場所に来た。


着地した場所にはちょうど小動物の人、倒れた化け物、倒れた神奈さんがいた。


俺が着地して戻ってきたことを、うさぎも小動物の人もおどろいている様子だ。


「なんでいんのよ」


俺は立ち上がり、体の骨をポキポキと鳴らす。


「いやまぁ、あるものを最大限に生かしたって感じですかね」


俺は神奈さんに刺さっていた槍を抜き、構えるが、両端をひねって分裂させ、それらどちらもナイフへと変えた。


「それ外れるんだ」


俺は二刀流のナイフを構える前に、黒い特製の白衣にナイフを刺し、白衣のした部分をナイフに巻き付かせる。

まるで水がものに沿って流れるように、俺のナイフは黒くなり、赤色の線が目立つナイフへと変わった。


代わりに白衣の下のヒラヒラ部分は無くなり、動きやすくなった。


準備が整ったところで、俺は小動物の人へ向けて、宣戦布告をした。


「お前、全力出せよ?」

みなさん、いつも読んで頂き、ありがとうございます! おかげさまで700PVを超えて800PVを達成しました! ありがとうございます! 何かしたいところですが、私は色々と事情がありまして現在入院しているので、退院後にまた何かしたいと思います! ぜひ、楽しみにしていてください! ありがとうございます!

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