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Overwrite -オーバーライト-  作者: もちぷよ
A club

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38/100

/3.8(5+5)/ Have you killed you ?

くそ、もっと時間を置いて確認してから出ればよかった。

立ち上がり、周りを見渡すと、全て無くなり、水平線のように平らな荒野へと変わっていた。


しかしそんな事はどうでもいい。なんで殺したはずのやつが生きてるんだ?

俺は気になり、聞いてみた。


「なんでお前生きてんだよ」


すると彼はこちらに手を差し伸べ、答える。


「君にもチャンスをやろう。君は今の”スキル”で満足か? この注射器を使えば、君のスキルは生まれ変わる。私は嘘をつかない。どうだ?」


彼の手には、先程までなかった注射器が現れていた。その注射器の中身は黒く、刺してはいけないものだと、肌全身がそう言っていた。


「俺は努力すればするほど強くなる。強くなるにしても、そんな怪しいのは使わねぇな」


俺はそう答えを出した。

彼は手のひらに、杏奈のスキルのような黒い液体の球を両手に現し、こちらへ向ける。


彼の声のトーンは低くなり、俺に伝える。


「後悔しろ」


彼の球はこちらに伸びるが、杏奈とは違い途中で黒い煙へと変わる。

俺はすぐ口を服の袖で守るが、鼻は抑えられていない。まずい。


「弔いの歌:埋葬」


煙が目と鼻の先になった瞬間、地面の中へ引き込まれた。

引き込まれた先には神奈さんがおり、そこは土の匂いが臭く、炎の剣の光しかない、いつもの暗い地下室だった。しかしいままで、神奈さんは何をしていたのだろうか。


すると神奈さんは俺の両肩を掴み、言う。


「あれを一緒に倒しましょう。私はさっきまで、あなたの周りから来る敵を、戦いの邪魔にならないように倒しに行ってたの。でも、様子が変。その倒した人達みんな、目が全部黒くて、体から黒い煙を発してた。さらには黒い煙を吸うとそうなる。その煙は、さっきの彼が打った煙と、同じ煙」


なるほど。どういうことだ? 周りの人達は黒い煙を、黒い目をして体から放つ。で、あのガスマスクは他の人と違い、煙を操る。てことはあいつが煙を操る主導者の可能性が高いのか。なるほど。俺天才だ。


すると炎に燃える剣から徐々に、地下室全体へ広がっていき、土の匂いよりも暑さが勝ってきた。

なんでこんなことになってるんだ。


「私が長居してたところ、あなたを呼び出した。この”埋葬”は、長くいると燃え始めて、死ぬの。そういうスキル。だから早く出ましょ」


やばいじゃん。


俺は神奈さんの手を掴み、今回はガスマスクが居ないのを確認して、地上へ2人で上がった。


はぁ、地上がすごく涼しい。最高。


地上に出て神奈さんと立ち上がる。しかしなんだ、周りから視線を感じる。


「来る」


神奈さんの言葉に反応し、後ろを向くとそこには黒い目をした火縄銃を持った男、ミニガンを持った男など、様々な人がいた。彼らの目はガンギマリ、目の光がない。


あの時のチーミングたちだ。


神奈さんは火縄銃側へ刀を構え、俺はミニガン側に槍を構える。

しかし彼女は刀を刀装具に戻し入れ、言う。


「こっちは楽勝だけど、そっちは?」


背中を合わせ、互いに息を合わせる。


「こっちも楽勝ですね」


すると神奈さんはすぐにスキルを発動させ、彼らを一掃した。


「弔いの歌:魂灯」


そのスキルはまさに魂の明かり。青く光る炎は、彼らを焼き尽くした。俺はあまりの冷たい炎に気を取られ、後ろを向いてしまった。

ミニガンを持ったチーミング達へ、背を向けてしまった。

まずいと思い、すぐ正面を向くが、俺に対して何もしてこなかった。しかし目を合わせると、彼らは動き始める。

その間があったおかげで、俺は余裕ができ、ミニガンの上に乗って球の軌道を変え、彼の頭を切り落とす。同時に左にいた敵、1人の頭を掴み、ビームを放ち、爆発させる。

さらに槍を投げて3人を串刺しにし、槍をナイフに形を変えてすぐに抜き取る。


こいつら、目を合わせなければ攻撃してこない。ただ動くだけだ。


さらにナイフを目の前にいる敵に刺し、槍に形を変えて後ろの敵を貫く。また形を変えてすぐ抜き取り、目を合わせて襲ってきた敵をナイフで刺す。


周りに敵は見えず、全てを倒しきった。


終わったか。


俺はナイフを抜き取り、神奈さんと一緒に適当な場所へ向かう。


歩いていると左奥ら辺から話し声が聞こえた。

何かと思い、神奈さんと向かうと、そこは先程ガスマスクと自分がいた場所。しかしそこには、その男がいたが、彼の正面には杏奈がいた。

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