*1 Our game is my future
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夜。暗い部屋。ランプが灯っている。黒いコートを着た男性と、女性がいた。女性が布団に入ると、男性が言う。
「おやすみ、シャーロット」
シャーロットが返す。
「ええ、おやすみ。ウィル」
シャーロットが眠ると、インターホンが鳴る。するとウィルはテーブルの上に置いてあったフォークを2つ、ステーキを食べるかのように両手に取り、呟く。
「始めよう」
扉を開くと、ナイフを持った男がウィルに叫びながら襲いかかる。
「しねえええええぇえ」
ウィルはナイフをフォークで挟み、その勢いで受け流し、男の胸へナイフを刺した。そのままフォークで喉を刺そうとすると、男が倒れて避ける。
「待て! 家族がい……」
ウィルは男が喋り終わる前に喉へ刺した。
次は窓か。
すると窓が割られ、8人ののガスマスクをつけた男たちが侵入し、ウィルに銃を向けて発砲した。
彼らが発砲した刹那、ウィルは台所へ隠れた。すると1人が走り台所に向かう。ウィルは皿を滑らせ、相手に踏ませて転ばせる。
「さっさと死ね! 」
ウィルはそう言い放ち、相手のピストルを奪い、首に狙撃する。他4人が、仲間の死体を邪魔そうにしながらもこちらに向かう。
ウィルは台所に最初に入った1人にボウルを頭に被せ、取れなくして視界を塞ぐ。相手の焦りを利用し、ハグして方向転換させ、仲間に銃を向けさせて1人を狙撃。
「おま、馬鹿やろう」
自分の誤りに気付いたのか、ボウルを被りながらも後ろを向く。
するとウィルは大きな米びつを相手の腹へと投げ、倒れさせると同時に米を撒き散らす。
そして2人が来るが、沢山の米で滑り、ボウルの仲間の上にどちらも乗っかった。
「うあああ!」
視界がボウルで塞がれてるため、その衝撃に驚き、乗っかった仲間を何度も撃つ。撃ち終わると
「お前、初心者だな?」
そう言い、相手の首に狙撃する。
そろそろ爆弾かな
残りの3人の内1人が台所へ向かい、ピンを引いて爆弾を投げる。見事にウィルの頭に命中し、ウィルを驚かせる。そんな状況でもウィルからは笑顔が溢れた。
急いで耐熱ボウルの中に入れ、窓に思いっきり割って投げた。爆弾は爆発し、その勢いでボウルはリビングの窓を破り、1人に当たる。
「はああ!?」
相手がその耐熱ボウルに集中している隙に1人を狙撃し倒れる。流れで最後を撃とうとしたが、玉が切れた。
「なに、!? 」
ウィルは前進した体を後ろに引き戻すも、相手はピストルを構える。
「しねえええ! 」
相手は叫びながら発砲する。
( ││ )
まるで時が止まったかのようにウィルが苦い顔をしている瞬間が、スマホ一面に映る。
「これまじやばくない!? さすが日本2位ね。私たちじゃ届かないわぁ」
紺色の髪の毛。茶色い目が目立つ顔で私を見る。とにかく、近い。
「そ、そうね。で、この後は?」
「あ」というような顔をしながら、後ろに下がり、画面を二度タップして一時停止を解除する。
動画を観ると、結果クリア出来ず「OVER」という画面で終わり、広告が始まる。
広告が出るタイミングはいつもキリがいいが、いつ出てくるか検討がつかない。
「あ、やばいやばいギガギガ」
そう言い、咲月は立てかけていたスマホを手元に戻す。彼女にとって広告は敵だ。
「ふぅ、1度でいいからこの人と会いたいよねーリアルで」
それを聞き、私はニヤけが止まらなかった。私のニヤけ顔があまりにもおかしいのか、不思議そうにこちらを見る。
「どうしたの?」
私は机に肘を着いて手に頬を乗せて言う。
「もう会ってるよ。だってそれ、私だもん」
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