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「部屋ごと召喚された俺のチートフィギュア軍団」  作者: nekorovin2501


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第3話: 街道の奇襲! フィギュア軍団の連携作戦

王都への道中は、意外と平和だった。馬車を借りて街道を進むんだけど、エルフィア王女が隣に座ってるだけで緊張する。美少女すぎて、俺みたいなヘタレオタクには眩しすぎるんだよな。

「太郎様、異世界の食べ物はどうですか?」

王女が差し出してきたのは、干し肉みたいなジャーキー。食べてみると、意外と旨い。地球のビーフジャーキーみたい。

「うん、悪くない。俺の部屋にあったカップラーメンも食べてみる?」

部屋を収納から呼び出して、インスタントラーメンを作ってやる。熱湯はスキルでなんとかした。王女がスープを啜って目を丸くする。

「こ、これは……! 魔法の食べ物ですか?」

「いや、ただのジャンクフードだけどな」

そんな他愛ない会話をしてる最中、馬車が突然止まった。御者が慌てて叫ぶ。

「魔物です! 魔王軍の斥候隊が……!」

街道の先、木陰からゴブリンみたいな小さい魔物が十匹以上、さらにはオークみたいな大柄の奴が三匹。弓矢や斧を持って、こっちを囲むように現れた。どうやら本格的な奇襲だ。

「太郎様、危ない!」

王女が魔法の杖を構えるけど、俺はパニックになりながらも冷静を装う。ヘタレだけど、フィギュア軍団がいれば大丈夫だろ!

「よし、フィギュア展開!」

収納からいくつか取り出して活性化。

1. ティーガーI戦車フィギュア → 前衛タンク役

2. パンター戦車フィギュア ×2 → 機動支援

3. メッサーシュミット戦闘機フィギュア ×2 → 空からの偵察・攻撃

4. 歩兵フィギュア(ライフル兵) ×5 → 射撃部隊

「陣形を組め! 戦車は前線を固め、戦闘機は上空から援護! 歩兵は散開して射撃!」

俺の命令で、ミニサイズの軍団が動き出す。ティーガーが主砲を撃ち、オークの一匹を吹き飛ばす。パンターが横移動してゴブリンを踏み潰し、メッサーシュミットが機銃を雨のように降らせる。歩兵フィギュアがライフルを連射して、残りを掃討。

敵の弓矢が飛んでくるけど、戦車の装甲で跳ね返される。完璧な連携だ。ミリオタの知識が活きてるぜ!

「すげぇ……俺のフィギュア軍団、無敵じゃん」

戦闘は五分で終了。敵全滅。馬車は無傷、王女も安全。

エルフィアが息を吐いて、俺に寄りかかる。え、近い!

「太郎様の軍団……本当に素晴らしいです。まるで本物の軍隊のよう」

「へへ、ゲームで学んだ戦術だからな。でも、俺自身は何もしてないよ。ヘタレだし……」

内心、ちょっと寂しい。フィギュアが強すぎて、俺がいなくても勝てそうじゃん。まあ、いいけど。

道中、似たような小規模戦闘が何度かあったけど、全てフィギュア軍団でクリア。レベルが少し上がった気がする。スキルの熟練度が増えて、活性化できる数が増えたかも。

夕暮れ時、王都の城壁が見えてきた。高くそびえる石壁、ファンタジーっぽい。

「ようやく着きましたね、太郎様。ここがアステリア王都です」

王女の言葉に頷く。さて、国王に会ったら何が起きるやら。

でも、この旅で一つ気づいた。俺のフィギュア軍団は、ただの玩具じゃなくなってる。まるで本物の兵器みたいだ。……もしかして、俺も何かできるんじゃないか?

(第3話 完)

(つづく)

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