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愚者の烙印~異能者の原罪~  作者: 風太郎
ドッペルゲンガー事件

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オカルト部?

事件の関係者から事情聴取が終わり、ミステリー研究部部室に向かう。

微かにグラウンドまで響いてきていた管楽器の音が徐々に大きくなり脳の奥まで響いてくる。

この学校の吹奏楽部はかなり演奏が上手く僕もそれなりに尊敬しているが、放課後のこの時間にはあまりいい印象を持たない。

グラウンドから出た僕と清水先輩は科学棟側の廊下を通り科学棟に進む。

「ミステリー研究部ってどんな部活なんですか?」

「んーそうだね~。学校の闇を暴く陰の組織だよ!」

なんかすごく厨二病っぽい…どこかで聞いたことのある組織だな。

入って大丈夫なのか?

僕が口をへの字にして疑わしい目線を向けると

「いやいや冗談だって!ちゃんとした部活だよ!まあ私が働くの今回が初めてだけど…」

「で?本当はどういう活動をする部活なんですか?目的は?」

僕が急かすとやれやれとした感じで手のひらを上に向けながらため息をつく。

「…何も分らないんですね。」

僕は大きくため息をつく。

この先輩はほんとに大丈夫なのか?

そんなことを話していたら廊下の奥から何やら話し声が聞こえてくる。

「入れ替わったんですよ!これ絶対ドッペルゲンガーですって!間違いないですよ!」

「いやそんなこと言ったってまだ分からないでしょ?」

「いいえ私には分ります!これは本物です!」

「まあまあ落ち着いて。今結衣ちゃんが調べに行ってくれてるから。」

「私は落ち着いています!」

「いやお前らうるさいぞ。」

この学校にオカルト部なんてあったか?

ふと隣を見ると清水先輩が目頭を押さえている。

まさか…

清水先輩の足取りはその話し声の聞こえる部屋の前で止まった。

「じゃあ入るよ。」

いつになく真面目トーンで声をかけ、ドアを開ける。

「おつかれ~先輩方!それと紗良とおかもっちゃん!」

部屋の中では大きめの古めかしく高さの合っていない机が2つ縦に並び、棚には何か紫と赤が印象的な本がきっちりと収まっている。手前の机には同じクラスの岡本さん?が分厚めの本を広げて興奮しているのか机をバンバン叩き、知らない女子生徒に向かって話している。声の聞こえる方向からしてそれを奥の男子生徒2人がなだめているようだ。

『おつかれ』さま」です」

「それで!結衣先輩どうで…あれ?後ろに…中島君!?」

両手を挙げて愕然としたかと思ったらすぐに顔を隠しながら俯いて猫のように机の下に隠れる。

僕は地震か何かか?

(絶対見られた。絶対見られた。ど しよど しよどう よど しよどう よどうしよ……)

かなり動揺しているようだ。

「結衣その後ろの子は?もしかして新入部員?」

「そう!この子は我らがミステリー研究部の「ちょっとその前にいいですか?」

僕は清水先輩の言葉を遮る。

先にどうしても確認しなければいけないことがあるからだ。

「この部活…ミステリー研究部の活動内容と目的を教えてください。」

清水先輩「私はミステリー研究部2年です!中島君入ってください!」

中島「ミステリー研究部って何する部活ですか?」

清水先輩「分かりません!でも入ってください!」

中島「…。」(大丈夫かその部活…)

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