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愚者の烙印~異能者の原罪~  作者: 風太郎
ドッペルゲンガー事件

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橋爪先輩

中島君にどれだけ話しかけても覚えてもらえない清水先輩。今回こそは名前を覚えてもらえるのか。

では続きをどうぞ!

へえ、この先輩ヘラヘラしてる割にやるときはやるタイプなんだ。名前はえっと…何だっけ?ミミズ?だっけ?いや違うな。思い出せっ!さっきまでの会話の中にヒントがあるはずだ。思い出した!そう…

「塩水先輩だ!」

「誰がしょっぱい先輩だって?清水だよ!し・み・ず!」

違ったようだ。今までの適当でヘラヘラした女という評価を訂正しよう。

身長155cmくらいで髪はで軽くウェーブががかかって肩甲骨の下くらいまで伸びて小顔で。ん?よく見ると普通にかわいいんじゃないか?いやかなりかわいい部類じゃないか?

「?どうしたの?そんなに人の顔をジロジロみて。見直した?」

「ええ!今ので僕の評価が180°変わりました!」

「今までどんな評価だったの…」

フフッ

橋爪先輩が人差し指で口元を押さえながら笑った。

「あのっ。ふふっ夫婦漫才はいいから本題にはるね。」

ふと清水先輩に羨望の眼差しを向けると、こちらをジトッと見つめ左手を顎に当て口角を上げてみせる。

…やっぱり評価を戻そうかな?


「それで。俺の周りであった変わったことだっけ?」

なんていったらいいかなぁ。橋爪先輩が右手で後頭部を掻く。

「2日前からみんなの反応がおかしくなったんだよ。話しかけるとみんなみんなびっくりしたみたいな顔をして。」

本人は周りの変化に気づいてるけど自分の変化には気づいていないのか?

橋爪先輩は続けて

「家に帰ってもおふくろが幽霊でも見たみたいな顔をして。その後なんか警察が家に来るしで。なんかみんなおかしいんだよ。」

先輩は口をへの字にして落ち込んだような顔をする。

周りの反応が変わったのは性格が変わったからだとして、家族で!しかも警察を呼ばれるほど変化したのは明らかに不自然だろ。

母親が神経質なだけかもしれないが明らかに何かがおかしい。

「へぇ。お母さんに心配されるほどねえ。」

清水先輩は冷静に相槌をうつ。

「そうなんだよ。お前は誰だ!って。ショックだよ。実の、しかも唯一の子供なのに。」

やっぱり何かおかしい。普通じゃないことが絡んでいる。そう確信した。

「ごめんね!時間とっちゃって。ありがとう。」

「おう!謎の解明頑張ってな!期待してるよ!」

休憩時間が終わり橋爪先輩は練習に戻る。

「私たちも部室に戻ろっか!」

僕はうなずき清水先輩について行く。


やっと清水先輩名前覚えてもらえましたね。モブ卒業おめでとうございます。

さて、証拠は概ね出揃いましたね。そろそろ皆さんお待ちかねの推理に移ります。さあ橋爪先輩はなぜこうも性格が変わってしまったのか。気になりますね。

また、今日2025/11/30の段階でエピソード8まで完成しております。PM9:40に自動投稿されますのでお楽しみに。

では、また明日続きを乞うご期待ください。

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