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愚者の烙印~異能者の原罪~  作者: 風太郎
告白

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29/46

初恋

「じゃ…じゃあとりあえずどうぞ。」

「お邪魔します。」

一段落してボクは中島君を家に招き入れる。

中島君の提案に乗った目的は主に2つ。

1つはボクの持つ超能力をどの程度把握しているか…だ。

ドッペルゲンガー事件の時に既にその輪郭は捕まれていたように思う。そう思ったから軽い洗脳のようなことをしてそれをなかったことにした。しかしここからが問題だ。それを行ったにもかかわらず、加藤のクソ野郎に追いかけられたときに完璧に対応していた。それはつまりボクの超能力を把握されたことを意味しているとみていいんじゃないかな?もしかして、部室でのおかしな反応…。あの時に既に全部把握されていた?その上で黙っていた?


2つめは中島君の行動目的だ。

ドッペルゲンガー事件の時はただ真実を見抜くことに集中していた…と思う。ただ、クソ加藤に追われて隠れたときに明らかにボク達を庇うような行動をとっていた。それに中島君、バッグから何か取り出そうとしてなかった?それに昨日の警察への通報…。まあ人として正しい行動だけど中島君なりの考えがあっての行動な様に思う。少なくともボク達に危害を加えるつもりはないのだろうけど、何のために行動しているのか把握しておきたい。


ボク達は玄関で靴を脱ぎボクの部屋の方へ案内使用とする。そうすると中島君が自分のスマホをボクにかざしてきた。

え?なに?

ボクはそう思いスマホを覗き込むと…

―声を出さずにこれを読んでください。来る途中でおそらく盗聴器を鞄に入れられました。言動に注意してくださいー


!?盗聴器っ!?

さっきの会話もしかしてあいつに聞かれてた?最悪なんだけど…。

え~っとあのクソが手に入れたい情報は多分蒼とボクのことだから…。

「じゃ…ジャあとりあえズ…ボ…ボクの部屋イク?」

うわーー!!下手くそか!!ボク!!

何かザ・ヘンタイみたいな誘いになってしまった…。

「……。じゃあ…そうします。」

うわっテンション低っく。めっちゃ残念な人を見る目になってる…。この子たぶん女の子の部屋入るの初めてだよね!?もっと照れて!もっと緊張して!


後ろを振り返ると紗良が部屋からチラッと顔を出していたと思えばさっと部屋に隠れた。

いや。違うから!そういうのじゃないから!だからそんな反応しないで!


「ジャ…じゃあハイって」

「失礼します。」

そう言って中島君はボクの部屋に入っていった。

絶対あのクソ野郎に変な感じに思われてるよ!

クソッ

次合ったとき絶対殺してやる!


中島君…。卒業おめでとう。

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