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VC (バイオレンスカード)  作者: Cleome
魔界新生編
4/4

ハート3

「俺はそもそもあんたの言っている話が

本当なのかもわからん」

「だから少し期間をくれないか?」

「いいわよ、ただし今日より一月、

その日までに結果を出してちょうだい」

「了解〜」

「おい!なんだったっけ?おまえ!それはよくないぞ!」

ちょっとバカになってない?レオさん?

「せっかく!ハプと話せてるのに!」

「だまらっしゃい、この方はまだ私達のメンバーに入っていないのですから」

「むぅーんん」

すごい不満そうな顔と声してますけど

まぁ一旦は落ち着いたのかな?

このアホっぽくなったレオを静止してるだけでも

凄さが伺えるね

そのメンバーとやらに入るのも悪くはないかな

まぁ今はもっと大事なことがあるから

先にそっちを片付けよう


「ありがとう」

そういった俺は崖の下の森に降りた



とカッコつけて降りたものの

1番初めに待っているのは地味な作業

そう!拠点作りである

一様は半月ぐらいこもるつもりだから

それなりのものにしなきゃならないし

何からしようか

でもそんなん創ったことないんだよね

どうしよ……まぁなるようになるか

まず木を切ろう

どうやって?

そもそも俺何ができるんだろう……

この図体と水を操れるのと……

作戦の立案?できるのか?ほんとに

やってみなくちゃ分からない大化学実験で

とか言っちゃったりして……

あぁーおかしくなってる

1人になるとどうも調子狂う

と、心を切り替えつつ

木を切るための方法を試してみる

手刀に水を集めて素早く動かしてみる

そのまま木に当ててみるとーー


ギギギ……


ドォーン!


大きな音を立てて3mはあろうかという木が横たわっていた


「すげー……できちまったよ」


それじゃあもう少し伸ばしてーー


これじゃあ歯が入りにくくなるな

じゃあもっと薄くしてーー


今度は歯が持たなくなった

柔らかくするか?

いやーでも、高速回転はーー


そうこうしているうちに森の深いところに来てしまったようだ

鬱蒼と葉が茂っており

先程のところと比べるとかなり暗くなり

木も幹がふとくなり葉も黒くなっていた

少しの息苦しさも感じていた

ただ全く木の生えていないところがあり

そこの中心にはとても大きな木が植わっていた

その気の近くは不思議と息苦しさはなかったが

長くいすぎては行けない気がした

なので切った木を持って拠点?の場所までもどった


家を作るための木は集まった

最後の方はそんなにいらない気がしてきて

切れ味の研究をしていたのだった


「そもそも何をつくろう?」


そう、決まってないのだ

まだ何を作るかが

…………じゃあ、こんな感じにしてみよう


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